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博物館活動センターは、花壇で札幌にゆかりのある植物を植えて、ワークショップとして観察をしたり、収穫した実や茎を工作の材料にしたりしています。
「花豆かんさつにっき」では、花豆に注目して、どんなふうに育っていくのか、みなさんといっしょに見ていきます!
日付:2023年6月30日(金曜日)
天気:くもりのち雨
気温:28℃
場所:博物館活動センターの花壇
支柱につるをぐるぐる巻き付けながら、ハナマメは成長しています。 もう花が咲きました! ハナマメはもともと中南米に生育している植物で、日本には花を見て楽しむために、江戸時代に持ち込まれました。 |
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見事なお花だね! 紫と黒のまだら模様のマメからは赤い紅色の花が、白いマメからは白い花が咲いたよ。 ベニバナインゲン、シロバナインゲンの名前の通りだ!
※たねまきの様子は「花豆かんさつにっき(1)」をご覧ください。 |
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花が咲く前の「つぼみ」もかわいい! |
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花のつき方を見てみよう! 花のつき方や並び方を専門用語で「花序(かじょ)」というよ。
ハナマメは、つるから枝分かれした茎に、花が10個ぐらいついているね。 花は下の方(つるに近い方)から順番に咲いていくみたい。 このような花のつき方を「総状花序(そうじょうかじょ)」というよ。
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花をもっと近くで見てみたよ。 大きさは2~3cmぐらい。 花びらは……何枚あるのかな?? また今度調べてみよっと! |
花のつくりについて、8月のワークショップ「花豆の花を観察しよう」で解剖と解説をしますので、お楽しみに!
(こんなに早く咲き始めるとは思いませんでした。8月も沢山咲いているといいな。)
「花序(かじょ)」には様々な種類があります。
ちょっとマニアックなので解説はしませんが、アカデミックな雰囲気をお楽しみください。
ハナマメは 「総状花序(そうじょうかじょ)」 |
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セイヨウタンポポは 「頭状花序(とうじょうかじょ)」 「どこがちがうの?!たんぽぽ『っぽい』植物展」にて、詳しく解説したパネルがあるので、ぜひご覧ください! |
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オオバコは 「穂状花序(すいじょうかじょ)」 |
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オオハナウドは 「複散形花序(ふくさんけいかじょ)」 |
花のつき方にも名前があるなんて、いくら勉強してもし足りません!
ワークシート(PDF:97KB)をダウンロードして、みんなもかんさつにっきを書いてみよう!
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