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クローバーやモミジなど、はっぱの形はいろいろ。はっぱも植物を調べるときの観察ポイント。スタンプすると、スジ(葉脈)や、ふちのギザギザ(葉縁)のちがいがはっきりわかって観察メモの代わりにもなるね。
自分だけの「オリジナルはっぱずかん」をつくって形のちがいを見くらべたり、ちがう種類のはっぱを組み合わせたり、茎や実もスタンプにして自由な発想で絵やもようをえがいて楽しもう!
注意※はっぱは、ほかの人の家や保護(ほご)された場所ではとらないでね!
用意するもの
※生の葉を使うと、きれいに形やスジを写し取ることができます。
※絵の具やスタンプ台は服についても洗えば取れるものもあります。(水性顔料インク)
※絵の具、スタンプ台のどちらでもできます。スタンプ台のほうが失敗が少なく、後片付けが簡単です。淡い色合いにしたい場合は、絵の具と水で自分で色を作って調整しやすいです。
※スタンプインク台はどんなものでもよいです。今回は消しゴムハンコなどで使う約2センチ角(正方形)のスタンプ台を手に持って机に置いた葉に押し付けて、インクをつけました。
基本の方法
1.生の葉(は)をとってくる。葉を観察して植物の名前を図鑑で調べておくといいよ。 |
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2.平らな机の上に机が汚れないように新聞紙を広げる。使いたい色の絵の具をパレットに出す。絵筆で絵の具をのばす。
※絵の具の場合、水はほとんど入れないほうが形がはっきりスタンプできます。水を入れて色をうすくすると、スジがぼやけるけど、お好みでいろいろ試してみてね! |
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3.新聞紙の上に葉をうらがえしておき、葉の柄(え)を手で押さえながら、葉の裏に絵の具をぬる。全体に色がつくくらい、すみずみまでぬる。 べったりとたくさん絵具やインクをつけると、形やスジがわからなくなってしまうので注意! |
絵の具で色をぬる方法 スタンプ台で色をぬる方法 |
4.色を付けたほうを下にして、紙におく。上から新聞紙や雑紙などいらない紙をのせて、手で押さえる。葉の柄のほうから葉の先に向かって手で弱くこするように動かすとよい。
※押さえる紙はティッシュ以外で!手を動かしたときにちぎれたり、葉が動いたりしてうまくスタンプできないよ。 |
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5.柄のほうから葉をめくって、紙からとると、葉の形がスタンプされているよ。これで「はっぱスタンプ」のできあがり! |
できあがったスタンプにそれぞれの植物の名前を書くと、「オリジナルはっぱずかん」になるよ。日にちや葉っぱのあった場所も書いておくと、観察の記録にもできるよ。
写真は、絵具がかわいてから、うらにえんぴつで記録を書いた例
絵やもようにする場合
基本的な作り方は同じ。
色を付ける前に、「下書き」として葉をならべてみて、自分が作ろうと思っているものに合うはっぱを選んでいこう。使うはっぱと、ならべ方が決まったら、上と同じやり方ではっぱをスタンプしていくよ。
(例)魚(さかな)の絵
まず、大きな部分からスタンプして作っていく。
つぎに、小さい部分をスタンプしていく。
目を手書きして完成。細かいところは手書きでもいいよ。
なんかさみしいなぁ。茎(くき)を使って泡(あわ)をかいちゃえ!
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