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更新日:2020年12月24日

このこんちゅう、しってる?-この時期、札幌で鳴き声が聞こえる昆虫-

5月19日にお届けした、仲間はずれクイズは正解できたかな?

今日は、ある昆虫(こんちゅう)について、お話しするよ。
みんなは、どんな「鳴く」昆虫をしっているかな?

昆虫大集合

 

 

今日は、「鳴く」昆虫の中から、この昆虫のお話をするよ。
知っているお友達もおおいかな?

セミおりがみ
おりがみで作る、セミの折り方(PDF:127KB)

 

セミは、夏のあつい日に大きな鳴き声を出すというイメージが強いよね。
じつは、札幌ではそろそろセミの鳴き声がするんだよ。

札幌で1番早く鳴きはじめるのは「エゾハルゼミ」というセミ。
だいたい、5月から6月にかけて、みんながよく知っているセミの形になって、
オスのエゾハルゼミたちが鳴き始めるよ。

セミはオスしか鳴かないんだ。
オスが鳴く大きな理由は、メスを呼ぶためなんだよ。
同じしゅるいのメスを呼ぶために、鳴き声もセミのしゅるいによってちがうんだ。

エゾハルゼミの鳴き声は、とっても変わっていて、
「ミョーキン、ミョーキン、ケケケケケケ!」と朝から夕方にかけて鳴くといわれているよ。
とってもおもしろい鳴き声だよね。
札幌では林の中や山に近いところで聞くことができるよ。

 


今回は、とくべつに、はくぶつかんかつどうセンターに保管されている、
「エゾハルゼミ」の標本(ひょうほん)をお見せするよ!

 

 

標本が保管されているのは、「収蔵庫(しゅうぞうこ)」という部屋だよ。
収蔵庫
昆虫の標本を保管しているこの部屋は、
おんどと、くうきの中の水の量をいつもおなじにしているよ。

セミの標本は、、、どこだっけ、、えっと、、、
収蔵庫2

収蔵庫3

 

この標本箱の中かな?
収蔵庫4

あ、あった!ジャーン!
収蔵庫5

収蔵庫8

収蔵庫7

エゾハルゼミは、頭から、はねの先までの大きさは、だいたい4~4.5センチくらい。
体は模様が入っています。
はねはとうめいで、いっぱい線がはいっています。
メスの方が体が小さくて、ほっそりしているかな?
写真を見るだけでも、いろいろな発見があるね!

札幌市はくぶつかんかつどうセンターには、
このほかにもいろいろなセミの標本が保管されているよ。

この標本をつかった、クイズをつくったよ。

さっそくチャレンジしてみよう。
画像をクリックすると大きく見れるよ。

第1問

クイズ1(PDF:99KB)

こたえ(PDF:204KB)

第2問

クイズ2(PDF:105KB)

こたえ(PDF:118KB)

 

正解できたかな?

札幌で見られるセミは、エゾハルゼミのほかにも9しゅるい、全部で10しゅるいいるといわれています。
エゾハルゼミのほかのセミたちも、もう少し暖かくなって、7月のおわりくらいから鳴き始めるよ。

セミは、みんながよく知っているセミの形になる時に、「ぬけがら」を残すよね。
セミの鳴き声が聞こえたら、もしかしたら、ぬけがらも近くにあるかもしれないね。
セミやセミのぬけがら以外にも、これからの季節は、いろいろな昆虫に出会えるよ。

昆虫を見つけたら、どんな形をしているのか、どんな風に歩くのかを見たり、
何をしてるのか想像したりすると、新しい発見があるかもしれないよ。

昆虫にであったら、じっくり見てみよう!

昆虫を観察してみよう

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