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9月11日ののぞいてみよう、トンボの世界その1で、アカトンボについて紹介しました。
アカトンボってどれくらいの大きさなのかな?もっと大きなトンボはいるの?
子どものときはどんなすがた?
今日は、そんな疑問を解決していきましょう!
大きなトンボといえば「オニヤンマ」を思いうかべる人も多いかもしれないね。
オニヤンマは日本でいちばん大きなトンボといわれているよ。
アカトンボのなかまと大きさをくらべてみよう。
写真のマス目は、1マス1cmです。
※同じ種(しゅ)のトンボでも大きさには個体差(こたいさ)があります。
トンボの子ども(幼虫・ようちゅう)は「ヤゴ」とよばれるよ。
川や池など、水の中にすみ、他の水生昆虫や小魚などを食べるんだ。
メスはおもに水辺でたまごを産むよ。たまごからかえったヤゴ(幼虫)は、水中でそだち、脱皮(だっぴ)をくりかえして成長していくよ。
そして、さいごの脱皮(羽化・うか)で、とぶためのハネをもった成虫になるんだ!
脱皮の回数は種(しゅ)によってちがい、前回紹介したアキアカネは、成虫になるまでに10回以上脱皮をくりかえすよ。
モノサシトンボはイトトンボの仲間で、ヤゴのせなかがわれて、頭、むね、はら、あし、ハネが出てくるよ。 まだ、からだがやわらかいんだ。 あしがかたまると、ぬけがらにつかまって、のこったおなかを引きぬくよ。 |
ちぢんでいるハネやおなかには、体液や空気が送られ、だんだんのびていくよ。 |
だいぶトンボらしいすがたになってきたでしょ? でもまだハネが白っぽいね。 しばらくは、とばずに、からだがかたく丈夫になるまでじっとしているよ。 |
からだの色やもようがくっきりとあらわれ、白かったハネもきれいなとうめいになったよ! |
トンボはサナギの時期がない、不完全変態(ふかんぜんへんたい)の昆虫だよ。
不完全変態について知りたい人は、「なかまはずれは、だ~れだ?―昆虫編(こんちゅうへん)―」のクイズにもチャレンジしてみよう!
※クイズの第2問で紹介されてるよ。
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