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みんなは「エノコログザ」っていう穂先(ほさき)がもふもふとした植物は知ってるかな??
もしかしたら、「ねこじゃらし」っていう名前の方が聞いたことがあるかもしれないね。
この「ねこじゃらし」という名前で親しまれている「エノコログサ」、公園や道ばたなどでよく見かけるけど、
詳しく知っている人は少ないんじゃないかな?
今日はそんなエノコログサの見わけ方と、エノコログサを使った簡単な遊びを紹介するよ!
いつもなんとなく見かけるエノコログサ。全部同じに見えるけど、よく見る種類は5種類あるんだよ!
今日はその見わけ方を教えちゃうよ!
植物を見わけるのは、見た目だけではなく、エノコログサのように葉っぱのさやをめくったり、根っこやタネをよく観察し、生えている場所や環境もヒントにして見わける方法もあるんだよ。
植物って調べれば調べるほど奥が深い生き物なんだ。
※参考にした図鑑
「改訂新版日本の野生植物2イネ科~イラクサ科」(大橋広好ほか編、2016年、平凡社)
札幌市博物館活動センターにはエノコログサの標本も収蔵(しゅうぞう)してあるよ。
今回は「エノコログサの見わけ方」に出てきたエノコログサ標本を特別に公開しちゃうよ!
標本になっているので、実際に生えている色とは多少違うけど、同じエノコログサの種類でも大きさが
こんなに違うんだね!
みんなの家の近くにどんなエノコログサが生えているか観察してみてね!
昔から親しまれてきた!?エノコログサのかんたんな遊びを紹介するよ!
1.エノコログサの穂(ほ)の部分を切る
2.エノコログサにシールや紙で作った目を付ける
3.手のひらの中に穂の毛が下を向く方向にエノコログサをはさみ、かるくにぎにぎする。
すると、エノコログサが徐々に上に上がってきて、生きているみたい!
シンプルな遊びだけど、エノコログサに目を付けるだけで、
担当スタッフ達はちょっと愛着がわいてきましたよ(笑)
いつも見かける植物も調べてみるとふしぎがいっぱい!まだまだおもしろい植物はたくさんいるので、
次回も楽しみにしていてね!
次回はオオバコのひみつを紹介するよ!(オオバコ編は10月9日(金曜日)更新予定です)
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