ここから本文です。
博物館活動センターは、花壇で札幌にゆかりのある植物を植えて、ワークショップとして観察をしたり、収穫した実や茎を工作の材料にしたりしています。
この「花豆かんさつにっき」では、花豆に注目して、どんなふうに育っていくのか、みなさんといっしょに見ていきます!
日付:2023年5月24日(水曜日)
天気:晴れ
気温:17℃
場所:博物館活動センターの花壇
![]() |
5月13日にタネをまいて11日目。 さぁて、今日こそ芽(め)は出たかなぁ~~~?? お……? |
![]() |
芽、芽、芽がぁぁぁ! ついに芽が出ました!!! 毎日のように水やりをしつつ、もう芽は出たかな?まだかな?と首をなが~くして、楽しみにしていたんだよ~! タネから芽が出ることを「発芽(はつが)」というよ! 発芽した様子や、その芽を「芽生え(めばえ)」ともいうよ。
|
![]() |
ハナマメの芽生えをよーく観察してみたよ!
土の上に出ている葉っぱは「初生葉(しょせいよう)」というよ! 2枚あって、なんだかシワシワしているね。 この「初生葉」という葉っぱは、ハナマメやダイズなど、主にマメの仲間の植物に出る葉っぱなんだって!
土の中には、「子葉(しよう)」という、発芽するときに最初に出る葉っぱがあったよ! (通称「ふたば」とも呼ばれる部分。) 土に埋まっていて見えないけれど、後ろ側にもう一枚、子葉があるよ。 タネみたいな形のままで初生葉とは違うし、あんまり葉っぱって感じもしないね~。 それもそのはず、土の中の子葉は、次の葉を作るための栄養をためておく役割を果たしているんだ! |
![]() |
次の日(5月25日)には、他にもいくつか、ハナマメの芽生えが確認できたよ。 初生葉が開いている芽も! 土の中からにょきっと「初生葉」を出す姿が見られるのは期間限定。 ぜひ観察しに来てください! |
参考図書
![]() |
アイも発芽したよ! アイはハナマメよりも1日早い、5月23日に発芽を確認しました。 アイの子葉は、だ円形で2枚あるね! |
![]() |
タネの皮がぼうしになってる! |
![]() |
アイのすぐそばには、他の植物たちの姿も。 これはエノキグサかな! ※5月20日(土曜日)に観察に来てくれたお友達に、これをアイの芽だとお伝えしてしまいました……。間違ったことを教えてしまってごめんなさい! |
![]() |
こっちはカタバミ。 一番下の丸っこい2枚の葉が子葉だよ。 その次からは、3つのハートがくっついたような形の葉っぱが出ているね! 6月10日(土曜日)のワークショップ「よみきかせ『標本と絵本』」では、このカタバミについて詳しくなれるよ! |
ワークシート(PDF:97KB)をダウンロードして、みんなもかんさつにっきを書いてみよう!
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.