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更新日:2020年12月24日

道ばたの植物―これなんだ?―

札幌市はくぶつかんかつどうセンターには、
みんなの身近な昆虫(こんちゅう)・植物から大きな動物の化石まで
いろいろなものを「ひょうほん」としてほかんしているよ。

これは何のひょうほんか、わかるかな?
公園や道ばたで見られる身近な植物だよ。

標本の写真1

じゃあ、これならわかるかな?

標本の写真2

せいかいは、スギナ(つくし)です!

スギナの写真

みんなが「つくし」とよんでいるのは、スギナという植物のいちぶです。

胞子(ほうし)をつけるためのくきが「つくし」とよばれています。

つくしとよばれる「胞子茎(ほうしけい)」と、みどり色の「栄養茎(えいようけい)」は
土の中のくきでつながっていることが多いです。

胞子茎と栄養茎の図

つくしは春にだけ出て、
くきの先に、胞子が入った小さなふくろが、たくさんついています。
つくしがのび、胞子を出すころ、スギナのみどり色のくきと葉がのびてきます。

今はちょうど胞子茎と栄養茎がいっしょに見られる時期です。

石のすきまから生えるスギナ写真

スギナの写真2

おさんぽやお買いもののとちゅうで、よーく見てみよう!

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