ホーム > 健康・福祉・子育て > 子育て > 子どもの権利救済機関「子どもアシストセンター」 > コラム「こんにちは、アシストです」 > コラム「こんにちは、アシストです」(2026年6月号)
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いよいよ6月に入り、札幌の街は初夏の眩しい日差しと清々しい空気に包まれています。外に足を運ぶと、木々の新緑がまぶしく輝き、色とりどりの花々が本格的な夏の訪れを楽しみにしているようです。
「子どもアシストセンター」は、大通公園からすぐそばに位置しています。みなさんが安心して自分らしく成長できるよう、困りごとや悩みを聞くために活動しているところです。LINEをはじめ、お電話やメール、面談もできますので困ったときは勇気を出して相談してくださいね。様々な相談をさせていただく機会から、今日は、みなさん一人一人が自分らしく活動していくために、大切にしてほしいことについてお話しをしたいと思います。
それは、「自分の権利を守るように、お友だちの権利も大切にしよう」ということです。
札幌市には「札幌市子どもの権利条例」というものがあります。例えば、「自分の考えを自由に言って、聞いてもらう権利」や、「いじめられたり、差別されたりしない権利」、そして「安全に、安心して生活する権利」などです。
自分の権利は、違う伝え方をすると自分の心や体の一部でもあり、生きていくための「宝物」でもあります。権利という宝物には、とても大切にしなければならない決まりやルールもあります。それは、「すべての人が同じ宝物を持っている」ということです。「意見を聞いてもらう権利」や「安心して過ごす権利」は、あなたの隣にいるお友だちやクラスの誰もが同じように持っています。
たとえば、休み時間に思い切り遊ぶことはみなさんの大切な権利です。でも、遊んでいるときに大声を出して、他のクラスの授業を妨害したり、誰かの持ち物を壊したりしたらどうでしょうか。また、オンラインゲームやSNSで自分の意見を自由に発信する権利を使う時も、誰かを傷つけるような言葉で表現したり、特定のお友だちを仲間はずれにしたりする行動をどのように考えるべきでしょうか。
みなさんも気づいてくれたと思います。「権利」とは自分だけが持っていて、自分だけが使える特別な宝物ではないということです。みんなが持ち寄り、お互いの権利を大切にし合うこと、お互いを尊重し合うことで、安心できる学校やクラスがつくられていくと思います。さらに、のびのびと自分らしく生きることに繋がっていくのではないでしょうか。
誰かの権利を守ることは、回りまわって自分の権利を守ることにもつながります。みなさんの心や体の一部である、権利という「宝物」を大切にして、お友だちの宝物にもそっと心くばりができる素敵な人になってほしいと思っています。もし、権利について迷ったり、誰かの権利が守られていないと感じたりしたら、いつでも私たち「子どもアシストセンター」に相談してくださいね。みなさんが、いつでもどこでも自分らしく、安心して輝けるよう応援しています。
掲載日:令和8年6月8日
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