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私は朝ドラが大好きです。朝はドラマの時間に合わせて身支度や食事などを済ませるのが日課となっています。15分という時間も飽きっぽい私にはぴったりなのかもしれません。ついこの前終わった「あんぱん」は「アンパンマン」の生みの親であるやなせたかしさん夫婦をモデルにしたとても見ごたえのある作品で毎日楽しく視聴していました。
ドラマは「逆転しない正義」を追い求めるストーリーでしたが、やなせさんはアンパンマンを「世界最弱のヒーロー」と生前語っていたそうです。アンパンでできた顔は、雨に濡れたり泥がついたりすると弱ってしまい、ジャムおじさんに新しい顔を作ってもらわないと戦えません。それでも、お腹をすかせた人を見かけると、自分の顔をちぎって食べさせてあげます。やなせさんは「本当の正義の味方とは、悪者を倒すことよりも、困っている人を当たり前のように助けたり、親切にしてあげたりできる、すぐ近くにいる普通の人」であると言っていたそうです。
私の子どもが小さい時に一緒にアンパンマンのアニメをよく見ていました。絵本のアンパンマンはちょっと不気味な顔(ごめんなさい!)だったことも記憶しています。おもちゃや食器などアンパンマンが付いたものが家にいっぱいありました。きっと子どもたちにとって身近にいる安心できる存在だったのですね。
アシストセンターの相談員は様々な悩みを抱えている子どもたちや保護者の皆さんのもとにアンパンマンのように駆けつけ、顔をちぎって食べてもらい元気づけることはできません。しかし、困っている人や悩んでいる人がいると何とか助けたいという気持ちはアンパンマンに負けていません。困っている人や悩んでいる人の声を聴き一緒に考えるすぐ近くにいる人でありたいと思っています。
ハッピーはみなさんにとってすぐ近くにいる安心できる存在となることを目指しています!

ハッピーはアシストセンターの
マスコットキャラクターです。
よろしくね!
令和7年11月11日
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