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勤務前に子どもアシストセンターの窓(バスセンタービル1号館6階)から創成川公園の様子を眺め、春の訪れを感じています。今年も桜のつぼみが順調に膨らんでいて、開花が待ち遠しいです。近年、桜の開花が早まっているように感じますが、これは温暖化の影響なのでしょうか?この先の気候変動が少し気がかりです。とはいえ、春には特別な解放感があり、私はこの季節がとても好きです。
桜の開花予測には、2月1日以降の最高気温の合計が600度に達すると開花するという「600度の法則」や、平均気温の合計が400度になるという「400度の法則」が目安とされています。気象予報士は、これらの積算気温と過去の統計データを組み合わせて、独自の開花予想を立てているのだそうです。
全国ニュースで大きく報じられることからもわかるように、日本人は桜の花をこよなく愛しています。もちろん、私もその一人です。
今年は3月末に東京と栃木でソメイヨシノを観賞しました。どこも国内外からの観光客で賑わい、淡いピンクに染まった街並みや山の景色は格別でした。満開を過ぎた後の桜吹雪もまた見事で、道がピンク一色になるほどの美しさでした。さて、これから札幌ではエゾヤマザクラが楽しめます。濃いピンク色が特徴の札幌の桜を観るのは、今年2度目の花見となり、今から楽しみです。子どもの頃は桜の下でジンギスカンを囲んだものですが、今は火気厳禁の場所がほとんどで、純粋に花を愛でるスタイルに変わりました。少し寂しさはありますが、多くの人が快適に楽しめる良い変化かもしれません。
ところで「休眠打破(きゅうみんだは)」という言葉をご存知でしょうか。これは、植物の種子や冬芽が、寒さや乾燥といった環境ストレスを乗り越え、成長を再開する現象を指します。もちろん、桜の花にも同じことが起こります。冬の低温に一定期間さらされることで休眠から目覚め、つぼみは成長を始めるのです。この「休眠打破」という響き、なんだか格好良いと思いませんか?もうすぐ暖かい春が来ることを信じ、「このまま眠っていてはいけない!」と、寒さの中で力強く目覚める様子が目に浮かびます。
人生において、誰しもが「冬の寒さ」のような試練や困難に直面することがあると思います。そのような時、それを避けたり、一時的に立ち止まる「休眠」も必要な期間なのだと思います。しかし、自らを信じて行動を継続したり再び立ち上がったりする「打破」こそが、最終的に素晴らしい成果へと繋がるのではないでしょうか。
今年の2度目の花見では、寒さに耐えて見事に咲き誇る花々を見上げ、「厳しい環境を乗り越えてよく目覚めてくれたね。私もそれに負けず、前へ進みます」と、心の中で誓いたいと思います。
執筆日:令和8年4月24日
掲載日:令和8年5月14日
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