ホーム > 健康・福祉・子育て > 子育て > 子どもの権利救済機関「子どもアシストセンター」 > コラム「こんにちは、アシストです」 > コラム「こんにちは、アシストです」(2024年1月号)
ここから本文です。
新しい1年のスタートですね!今年は、どんな年を過ごそうか。こんなこともしたい、あんなこともできたらいいなあ~と考えると、心がワクワクしますね。
昨年の私はというと、毎日がバタバタと忙しく過ぎ「もう12月!?」とびっくりしてしまうほど、あっという間に1年が終わってしまいました。毎年思うのですが、年を重ねるごとに1年のスピードが早くなっていく気がします。皆さんはどうでしょうか?
実は、この現象には“ジャネーの法則”という名前があり、「人生のある時期に感じる時間の長さは、年齢の逆数に比例する」と説明されています。わかりやすく言うと、歳を取るにつれて、自分の人生における1年の比率が小さくなるため、体感として1年が短く、時間が早く過ぎているように感じるといわれています。例えば、1歳の1年間が365日だとすると、2歳はその2分の1の138日、50歳だと1年間がたった7日の体感になるそうです。
また、『経験』によっても時間の長さの感じ方が変わると言われています。子どもの頃は、初めて体験することばかり!毎日、いろいろな発見があり、心が揺さぶられる出来事がたくさんあります。しかし、大人になると、知り尽くしてしまったことも多く、新しい何かに出会う機会が少なくなるため、時間が早く過ぎるように感じるそうです。どこかへ向かう道より、帰り道のほうが早く感じるのもそのせいだと言われています。1日は24時間、1年は365日、皆に平等なはずなのに、人によって感じ方が変わるなんて、面白いですよね。
昨年から、1日1日を大切に過ごせたらいいなと思い、日記をつけるようになりました。「今日は、どんなこと書こうか」と意識して過ごすと、今まで、なんとなく過ごしていた日々の中にも、いろいろな発見があることに気がつきました。楽しかったこともそうですが、辛かったことやモヤモヤしたことを書き記すこともあります。書くことで、自分と対話し、気持ちが整理でき、頭の中で考えていた時には、分からなかった自分の本当の気持ちに気づくこともできます。
アシストセンターでの相談も、皆さんにとって日記のような役割になれたらいいなと、日々感じています。不安なこと、困っていること、どうしたら良いのだろう?と悩んでいることがあれば、一人で抱えず、ぜひお話してくださいね。うまく話せなくても、大丈夫です。お話しながら、自分の気持ちを整理し、どうしていきたいか一緒に考えていきましょう。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和6年1月15日
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.