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更新日:2022年4月1日

脳神経内科

脳神経内科について 

患者さんと共に歩む脳神経内科診療

脳神経内科が担当する領域は脳・脊髄・末梢神経・筋肉です。

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これらの症状を内科的に診療する部門です。脳神経内科疾患は神経症状だけではなく、多彩な身体症状を来すことがあり、診療には広範な医学的知識が必要とされます。そのため私たちは関連する学会の認定医、専門医資格を取得しています。また英文での論文発表、全国学会での発表など通し実績をそれぞれ日本全国、世界に発信し、積極的に情報交換をおこなっています。

 

現在3名の常勤医師と1名の非常勤医師が在籍しています。診療は、疾患ごとの診療ガイドラインに準拠し、さらに個々の患者さんの状況に合わせ、きめ細やかな医療の提供を心がけています。

脳神経内科外来を初めて受診される患者さんの診察日は、月曜日・水曜日・金曜日ですが、状況に応じて常時診療は可能です。

再来の患者さんは、月曜日から金曜日まで診療しています。入院病棟は7階西病棟です。病棟には筋電計、脳波計、エコー機器が装備されており、ベッドサイドでの検査、診療に迅速に対応できる体制を整えています。さらに内科的薬物治療に加え、神経、筋機能回復のためのリハビリテーション医療、在宅医療支援、地域医療連携にも力を注いでいます。

脳神経内科疾患についてはcommon diseaseから神経難病まで広く対応しますのでどうぞ気軽に御相談ください。

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基本方針 

  1. 説明と同意に基づいた安全な医療を患者さんと共に考えながら提案いたします。
  2. 日本神経学会、日本神経治療学会、日本脳卒中学会など各学会のガイドライン、標準的神経治療に準拠ひた科学的根拠に裏打ちされた、診療と治療を行います。
  3. 地域連携を緊密に行い、患者さんがよりよい社会生活を希望する形で継続できるよう支援いたします。

注)脳神経内科での治療ガイドラインには以下のようなものがあります(一部のみ表示)。

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ガイドラインは常に新たな知見が加えられており、更新されています。

これらに加えて、日本神経治療学会より提示されている以下の疾患に対しての標準的神経治療があります(一部抜粋)。

  1.  めまい
  2. Parkinson病のdevice aided therapy
  3. アミロイドーシス 
  4. 中枢神経の血管炎 
  5. 自律神経症候に対する治療 
  6. 不眠・過眠と概日リズム障害 
  7. 結核性髄膜炎 
  8. 神経疾患に伴う嚥下障害
  9. ボツリヌス治療
  10. 重症神経難病の呼吸ケア・呼吸管理とリハビリテーション
  11. 高齢発症てんかん
  12. Restless legs 症候群
  13. 本態性振戦
  14. 慢性疼痛
  15. 高齢発症重症筋無力症
  16. 三叉神経痛
  17. 片側顔面痙攣
  18. 手根管症候群

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担当医紹介 

担当医師一覧

職名 氏名 専門分野 資格等
部長 田島 康敬

神経難病
脳卒中
頭痛
神経リハビリテーション
免疫性神経筋疾患

日本リハビリテーション医学会認定医・専門医
日本神経学会専門医・指導医
日本頭痛学会専門医
日本内科学会総合内科専門医
日本内科学会認定医
日本脳卒中学会専門医
解剖医資格
認定産業医

副部長 水戸 泰紀 臨床神経学全般
神経難病
脳血管障害
免疫性疾患

日本神経学会専門医・指導医
日本内科学会総合内科専門医
日本内科学会認定医
日本脳卒中学会専門医

日本神経学会神経内科専門医

副医長 佐藤 智香  

日本内科学会認定医

日本神経学会専門医

非常勤医 大槻 美佳※ 高次脳機能障害

日本高次脳機能障害学会理事
日本神経学会専門医・指導医
日本神経心理学会理事
日本認知症学会評議員・専門医・指導医
日本認知神経科学会評議員
日本内科学会認定医

※週一回、高次脳機能障害のみ予約で担当

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こんな症状、疾患をみています 

脳神経内科で対象となる症状は以下のようなものがあります。

  • 頭痛がする
  • 話にくい、呂律が回らない、飲み込みにくい
  • 手足の動きが鈍い、力が入らない、手足の筋肉がやせてきた
  • 手足がしびれる、感覚が鈍い、痛みがある
  • 動作が鈍い、歩くとふらつく、歩きにくい、転びやすい
  • 手足が勝手に動く、ふるえる
  • ものが二重に見える、まぶたが下がる
  • 物忘れ、計算ができなくなった、字を読んだり書いたりできなくなった
  • 意識がなくなる、けいれんがある
  • 手足の筋肉がつっぱって、指が握ったままの状態になって開きにくい、肘が曲がり、着替えづらい、足先が足の裏側の方に曲がってしまい、歩きにくい ⇒詳しくはこちら

     具体例:上肢痙縮に対するボツリヌス療法

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     具体例:痙性麻痺に対する髄腔内バクロフェン持続投与療法 ポンプを皮下に設置します

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対象となる主な疾患 

  • 脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)

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脳梗塞(失語、右片麻痺)でしたがt-PA使用により左中大脳動脈閉塞が開通し(赤線)、症状がほとんどなくなりました。

 

  • 頭痛:片頭痛に対する新たな治療薬が最近使用可能となりました。

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「今まで何十年も苦しんでいたのが夢のようです 

日常が取り戻せました」

 ※偏頭痛治療に新たに使用可能となった抗CGRP(受容体)抗体薬が良好な反応を示している患者さんの喜びの声

 

  • パーキンソン病(手のふるえ、動きづらい)

 

  • 多系統萎縮症、脊髄小脳変性症

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多系統萎縮症患者さんの画像所見

 

 

  • ギラン・バレー症候群(力が入らない、手足がしびれる)

 

  • 多発性硬化症(視力低下、しびれ、脱力、ふらつき)

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脳脊髄に多発病変、長大病変を認める

生物学的製剤を含めた新たな薬剤が開発され、再発抑制、病勢のコントロールがよりよくできるようになりました。

 

 

 

  • 重症筋無力症(物が二重に見える、疲れやすい)

 

  • 髄膜脳炎(頭痛、発熱)

 

  • 末梢神経炎(手足のしびれ、脱力)

 

  • 多発筋炎,壊死性筋炎(筋肉の痛み、脱力)
     

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筋肉生検により筋肉細胞の変性壊死を診断しています

 

  •  筋萎縮性側索硬化症(筋肉のやせ、脱力)

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筋肉生検により筋肉細胞の変性壊死を診断しています

 

  • 顔面神経麻痺

 

 

  • 不随運動(手足のふるえ、顔やまぶたのけいれん)

 

  • 筋ジストロフィー(進行性の筋肉のやせ、脱力)

 

  • てんかん

 

 

  • 脊椎疾患(変形性脊椎症による脊髄症や神経根症など)

 

  • 全身性疾患に伴う神経症状(Covi-19など感染性疾患による神経障害 糖尿病性神経障害、ベーチェット病、膠原病、悪性腫瘍など)

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こんなこともしています 

  1. 日本神経学会教育施設、日本脳卒中学会教育施設、日本内科学会教育関連施にそれぞれ認定されています。
  2. 地域連携パスを積極的に利用し、それぞれの患者さんの症状にあわせた医療を提供できるようつとめています。
  3. 看護相談室を介して、また必要に応じ札幌市認知症医療推進協議会、札幌市在宅医療協議会などとも連携し、患者さんの在宅生活を支援できるようつとめています。
  4. 日本神経学会指導医、日本内科学会指導医 日本頭痛学会指導医として若手研修医、医学生の指導に積極的に参加しています。
  5. 日本神経学会代議員、日本神経治療学会評議員としての学会活動に従事しています。
  6. 当院の業績を、学会発表、論文発表として積極的に公開し、新たな知識の習得につとめています。

2019年度学会発表

演題名 出題者名 所属 学会名
パーキンソン病における臨床症状とDaTスキャン所見の関係の検討 水戸 泰紀、矢口裕章、田島康敬 市立札幌病院脳神経内科 第60回日本神経学会学術大会
Relations of clinical symptoms with dopamine transporter imaging in untreated Parkinson’s disease Yasunori Mito, Hiroaki Yaguchi, Yasutaka Tajima Department of Neurology, Sapporo City General Hospital 23rd International Congress of Parkinson’s Disease and Movement Disorders
免疫チェックポイント阻害薬ペンブロリズマブ使用に関連した筋炎の剖検例 田島康敬 水戸泰紀 矢口裕章 本村文宏 市立札幌病院脳神経内科 第37回日本神経治療学会
(優秀演題賞受賞)

2020年度学会発表

演題名 出題者名 所属 学会名

未治療パーキンソン病における流涎と運動障害重症度およびDATスキャン所見の関連性の検討

水戸 泰紀、矢口裕章、田島康敬

市立札幌病院脳神経内科

第61回日本神経学会学術大会

2020年度発表論文

論文名 著者名 所属 雑誌名(書名) 発表年
Relationships of drooling with motor symptoms and dopamine transporter imaging in drug-naive Parkinson’s disease Yasunori Mito, Ichiro Yabe, Hiroaki Yaguchi, Chika Sato, ... Yasutaka Tajima Department of Neurology, Sapporo City General Hospital Clinical Neurology and Neurosurgery 2020 195
Relations of clinical symptoms with dopamine transporter imaging in drug-naïve Parkinson’s disease Yasunori Mito, Ichiro Yabe, Hiroaki Yaguchi, Chika Sato, ... Yasutaka Tajima Department of Neurology, Sapporo City General Hospital Clinical Neurology and Neurosurgery

2020

196
Incidence of anti-NMDAR encephalitis in patients undergoing resection of ovarian teratoma in a single institution Hiroaki Yaguchi  , Takahiro Tsuji   , Yasunori Mito  ,Yasutaka Tajima 5et.al Department of Neurology, Sapporo City General Hospital J Neurological Science 2020 doi10.1016
治療に難渋した超難治性てんかん重積状態の1例

矢口裕章

曽根侑可子

板本想太

水戸泰紀

田島康敬

市立札幌病院 脳神経内科 市立札幌病院医誌  2020 80:45~51

 

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