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更新日:2021年4月1日

放射線診断科

放射線診断科について 

 より安全で、良質な画像診断の提供を目指しています。
 放射線診断科では、画像診断に関わる診療とIVRを行っています。放射線部と連携して、CT検査、MRI検査、PETを含む核医学検査、IVRを行っています。また、超音波検査も行っています。当科では、画像診断における安全管理(造影剤のより安全な使用、MRI検査における体内磁性体金属などの禁忌事項の確認など)や読影報告書の作成を行っています。画像診断技術は発展し続けており、高精度な画像診断が可能となっています。放射線診断医は、医用画像技術や画像診断に精通した専門家です。放射線診断医が作成する読影報告書は、各診療科の担当医が、患者さんの病気の診断を、より早くより効率的に行う上で、重要なものとなってきています。また、当科は、当院のQM委員会と連携して、担当医が適時に画像の重要所見を確認できるような画像診断報告書確認体制も構築しており、適切な情報伝達に努めています。
 当院には、CT装置3台(320列Area Detector CT、64列 dual energy CT、16列CT装置)、MRI装置2台(静磁場強度1.5-Teslaと3.0-Teslaが各1台)、PET/CT装置1台、SPECT/CT装置1台が設置されています。また、当院は、日本医学放射線学会放射線科専門医総合修練機関、日本IVR学会修練認定施設、日本核医学会専門医教育病院に認定されております。日本医学放射線学会を始めとする各種学会に認定された専門医・指導医が常勤しています。高性能の画像診断装置が揃っており、かつ、複数の放射線診断専門医がおり、質の高い画像診断業務を遂行する体制や研修医・専攻医への教育体制が整っています。

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こんな検査をしています 

令和元(2019)年度読影実績

内容 件数
CT検査

17,858

MRI検査

6,902

核医学検査

1,895
(内FDG-PET/CT984件)

CT検査

 X線を利用して人体の断層像を撮影する検査です。1mm以下の厚さでも撮影でき、空間解像力の高い(高精細な)画像を作ることもできます。当院には3台の装置があります(320列、64列、16列装置が各1台)。320列Area Detector CT装置は、3D画像や4D画像検査を円滑に行うことができます。心臓や冠動脈の検査も可能です。64列CT装置は、令和元年に導入されたdual energy CTで、スペクトラルディテクターである二層検出器を搭載しているものです。スペクトル解析を行うことで、仮想単色X線画像、ヨード密度画像、実効原子番号画像など、さまざまな情報を持った画像を得ることが可能で、新たな診断的価値を生み出します。

MRI検査

 磁力と電波を使って人体の断層像を撮影する検査です。CTと比べて検査時間は長いですが、CTとは異なる情報を得ることができます。MRI装置は2台(静磁場強度1.5-Teslaと3.0-Teslaが各1台)あります。3.0-Tesla MRI装置は高性能で、様々な撮像をより高いレベルで行うことができます。

核医学検査

 体内に放射線を出す放射性医薬品を注射し、脳血流の測定や、心臓、骨、肺、腎臓、副腎、甲状腺などの病気や機能がわかります。認知症の診断にも使用されています。当院にはガンマカメラ(SPECT/CT装置)1台とPET/CT装置1台があります。PET/CT装置では、FDGを用いた検査を行っています。悪性腫瘍、心サルコイドーシス、高安病などの診断に役立てています。SPECT/CTでは、CTと核医学検査の重ね合わせ画像を得ることができ、異常所見の解剖学的部位をより正確に知ることができます。

超音波検査

 当科では、主に甲状腺の超音波検査を行っています。甲状腺病変に対する針生検も行っています。また、超音波検査を利用して全身の様々な部位に生じた膿瘍のドレナージ術なども行っています。

血管造影検査

 カテーテルと呼ばれる細い管を患者さんの血管内に通し、血管を撮影する検査です。このカテーテルおよび血管造影を利用した治療としてIVRがあり、当科では肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓療法(TACE:Transcatheter Arterial Chemo-Embolization)、外傷や消化管出血に対する緊急の止血術、狭くなった血管の拡張術なども行っております。当院の血管撮影装置(DSA装置)は、同時にコーンビームCTの撮影も行うことが可能で、精度の高い診断や画像下治療(IVR)を行うことができます。

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IVR施行件数 

令和元(2019)年度の件数です。

種類

手術名

件数

血管系IVR

経皮的塞栓術-止血術

52

経皮的塞栓術-腫瘍

27

経皮的塞栓術-動脈瘤・動静脈奇形

15

経皮的塞栓術-門脈系

4

副腎静脈サンプリング

59

経皮的留置術-中心静脈カテーテル

6

リンパ管造影・塞栓術

3

その他

3

169

非血管系IVR

経皮的針生検

214

経皮的ドレナージ術

70

その他

2

286

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私たちが担当しています~担当医紹介~ 

職名 氏名 専門分野 資格等
理事 寺江 聡 画像診断 日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本核医学会PET核医学認定医
部長 臼渕 浩明 画像診断
IVR(画像下治療)
日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本IVR学会専門医
副部長 竹井 俊樹 画像診断
核医学検査

日本医学放射線学会放射線診断専門医・指導医
日本核医学会専門医・PET認定医
がん治療認定医

医長 飯嶋 由紀 画像診断

日本医学放射線学会放射線診断専門医

日本核医学会専門医

一般職 加藤 大祐 画像診断
IVR(画像下治療)
日本医学放射線学会放射線診断専門医
竹内 一也 画像診断
IVR(画像下治療)
日本医学放射線学会放射線科専門医
髙柳 歩 画像診断
IVR(画像下治療)
 

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学会認定施設 

 当院は、日本医学放射線学会放射線科専門医総合修練機関、日本IVR学会修練認定施設、および、日本核医学会専門医教育病院に認定されております。学会に認定された専門医・指導医が常勤しています。

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全国IVR症例登録事業への参加について 

 IVRとは、画像診断技術を利用した治療や検査のことを広く指し、血管の塞栓術や拡張術、経皮的なドレナージや生検などが含まれます。
 日本IVR学会(事務局:〒355-0063埼玉県東松山市元宿1丁目9番4号FAX: 0493-35-4236)では、本学会に参加する施設で行ったIVR診療の情報を登録し、IVR診療の状況を把握し、各種疾患の診断治療の向上に役立てる取り組みをIVR学会症例登録として実施しております。
 この事業は、現在の我が国のIVR診療の現状を浮き彫りにし、基礎と臨床の種々の研究にも貢献するものと考えられます。
 当院は、上記の日本IVR学会による全国症例登録の趣旨に賛同し、登録事業に積極的に協力してまいります。当院でIVR診療を行ないました患者さんについては、個人情報を削除した後、診療内容をIVR学会事務局に届出いたします。但し、登録を希望されない場合には届出を致しません。また、後に登録の削除を申し出られました場合にも登録を削除致します。
 当院では、患者様に安心して医療を受けていただくために、安全な医療をご提供するとともに、患者さんの個人情報の取り扱いにも万全の体制で取り組んでおりますので、皆様のご理解とご協力のほどお願い申し上げます。なお、ご不明な点などがございましたら、下記の担当医までお気軽にお尋ね下さい。

市立札幌病院 放射線診断科 臼渕 浩明

 

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近隣の医療機関の皆様へ 

 当科は近隣の医療機関からの患者さんの画像検査のご依頼に対応しております。当科での画像検査のご希望がございましたら、お気軽にご相談いただければ幸いです。
当科で行っている画像検査は以下のものです。

  • CT
  • MRI
  • 核医学検査(シンチグラフィー、および、FDG-PET/CT)
  • 骨塩定量検査(腰部単純撮影を含む)

 ご紹介いただいた患者さんに、画像検査を行い、画像診断報告書を作成し、画像データと画像診断報告書を紹介元に送付しております。
 受診に関しましては、外来待ち時間短縮などのサービス向上のため予約をお願いしております。
 札幌医師会会員の先生におかれましては地域医療室(受付時間:月曜日~金曜日 午前9時00分~午後5時00分・直通電話:011-707-7705 FAX:011-707-7706、E-Mail: spchiiki@muse.ocn.ne.jp)を通していただき、札幌市医師会会員以外の先生は地域連携センター(受付時間:同じ 直通電話:011-726-7831 FAX:011-726-7832)をご利用下さい。

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学会・研究会等発表演題 

平成31年・令和元年

演題名 出題者名 所属 学会名 発表
月日


胃軸捻症の1例

井浦孝紀

藤井宝顕

高橋文也

竹井俊樹

臼渕浩明

寺江聡

市立札幌病院放射線診断科 第75回北海道画像診断カンファレンス 2019年
2月1日
札幌
前立腺癌のMRI 高橋文也 市立札幌病院放射線診断科 PSA研究会・がん診療連携拠点病院研修会 2019年
2月15日
札幌
腎動静脈奇形(Type III)に対して、TAEを施行した1例

藤井宝顕

高橋文也

臼渕浩明

井浦孝紀

竹井俊樹

寺江聡

市立札幌病院放射線診断科 第71回北海道血管造影IVR研究会 2019年
2月16日
札幌
Modified BRTO で治療した胃静脈瘤の2例

高橋文也

井浦孝紀

藤井宝顕

竹井俊樹

臼渕浩明

寺江聡

市立札幌病院放射線診断科 第71回北海道血管造影IVR研究会 2019年
2月16日
札幌
免疫チェックポイント阻害薬使用後PET/CTで治療効果判定に深慮したホジキンリンパ腫の1例

竹井俊樹

高橋文也

臼渕浩明

髙柳歩

藤井宝顕

中村路夫

吉田哲憲

寺江聡

市立札幌病院放射線診断科 第34回日本核医学会北海道地方会 2019年
6月1日
札幌
起立性頭痛を主訴としなかった脳脊髄液漏出症の1例

髙柳歩

藤井宝顕

高橋文也

竹井俊樹

臼渕浩明

寺江聡

市立札幌病院放射線診断科 第16回北海道NR懇話会 2019年
6月1日
札幌
類洞閉塞症候群(SOS)の1例

髙柳歩

高橋文也

藤井宝顕

竹井俊樹

臼渕浩明

寺江聡

市立札幌病院放射線診断科 第76回北海道画像診断カンファレンス 2019年
7月26日
札幌
肺癌免疫チェックポイント阻害薬(ICI)治療後のFDG-PET/CT所見変化について-当院症例供覧と欧州のガイドラインを参考に- 竹井俊樹 市立札幌病院放射線診断科 呼吸器がんキャンサーボード 2019年
8月15日
札幌
CTで急性期小脳出血と酷似した転移性腫瘍の1例

寺江聡

髙柳歩

藤井宝顕

高橋文也

竹井俊樹

臼渕浩明

辻隆裕

市立札幌病院放射線診断科

同病理診断科

第17回北海道NR懇話会・第10回NR懇話会in函館 2019年
8月24日
函館
脳の画像診断法の基本的原理とCT・MRIの読影の仕方

寺江聡

市立札幌病院放射線診断科 札臨技講習会(2019年度第1回臨床検査セミナー) 2019年
9月7日
札幌
Erdheim-Chester 病の1例

高橋文也

藤井宝顕

髙柳歩

竹井俊樹

臼渕浩明

寺江聡

市立札幌病院放射線診断科 第77回北海道画像診断カンファレンス 2019年
11月8日
旭川
傍腫瘍性ニューロパチーの1例

髙柳歩

寺江聡

藤井宝顕

高橋文也

竹井俊樹

臼渕浩明

市立札幌病院放射線診断科 第18回北海道NR懇話会 2019年
12月14日
札幌

平成30年

演題名 出題者名 所属 学会名 発表
月日


「造影剤の急性副作用発症の危険性低減を目的としたステロイド前投薬に関する提言」について 木村輔 市立札幌病院放射線診断科 第951回市立札幌病院学術研修会 2018年
1月11日
札幌
縦隔血管腫の一例

本間壽大

木村輔

竹井俊樹

臼渕浩明

寺江聡

市立札幌病院放射線診断科 第72回北海道画像診断カンファレンス 2018年
2月2日
札幌
乳癌のPET診断における GI-PET® の使用経験 竹井俊樹 市立札幌病院放射線診断科 乳がんイメージングセミナーin札幌 2018年
3月9日
札幌
脳血流SPECTで急性小脳失調症と考えられた4例

竹井俊樹

井浦孝紀

藤井宝顕

髙橋文也

臼渕浩明

寺江聡

伊藤智城

工藤絵里子

川村信明

藪田貴博

廣島靖仁

市立札幌病院放射線診断科

同小児科

同放射線部

第33回日本核医学会北海道地方会 2018年
5月19日
札幌

浸透圧性脱髄症候群の一例

藤井宝顕

寺江聡

井浦孝紀

髙橋文也

竹井俊樹

臼渕浩明

市立札幌病院放射線診断科 第13回北海道NR懇話会 2018年
5月19日
札幌
Crowns and sides of the cerebral gyriの皮質・皮質下を侵した浸透圧性脱髄症候群の一例

藤井宝顕

寺江聡

井浦孝紀

髙橋文也

竹井俊樹

臼渕浩明

田島康敬

奥村真祐

高田秀樹

市立札幌病院放射線診断科

同神経内科

同精神医療センター

第138回日本医学放射線学会北日本地方会 2018年
6月23日
盛岡
横隔膜下腫瘤として発症した原発性腹膜癌の一例

井浦孝紀

髙橋文也

藤井宝顕

竹井俊樹

臼渕浩明

寺江聡

市立札幌病院放射線診断科 第73回北海道画像診断カンファレンス 2018年
7月6日
札幌
免疫チェックポイント阻害薬使用後PET/CTでの治療効果判定に深慮したホジキンリンパ腫の一例

竹井俊樹

井浦孝紀

藤井宝顕

髙橋文也

臼渕浩明

寺江聡

山本聡

笠原郁美

山口圭介

坂井俊哉

廣島靖仁

市立札幌病院放射線診断科

同血液内科

同放射線部

第19回北海道PET研究会 2018年
7月7日
札幌
脳静脈・静脈洞血栓症の一例

寺江聡

井浦孝紀

藤井宝顕

高橋文也

竹井俊樹

臼渕浩明

市立札幌病院放射線診断科 第14回北海道NR懇話会・第9回NR懇話会in函館 2018年
8月25日
函館
PTOが有効であった出血性ストーマ静脈瘤の1例

井浦孝紀

髙橋文也

臼渕浩明

藤井宝顕

竹井俊樹

寺江聡

奥田耕司

木村輔

市立札幌病院放射線診断科

同外科

北海道大学病院放射線診断科

第70回北海道血管造影IVR研究会 2018年
8月25日
札幌
胆嚢摘出後の仮性動脈瘤に対してTAEを施行した3例

藤井宝顕

高橋文也

臼渕浩明

井浦孝紀

竹井俊樹

寺江聡

木村輔

市立札幌病院放射線診断科

北海道大学病院放射線診断科

第70回北海道血管造影IVR研究会 2018年
8月25日
札幌
神経周囲病変として発症したIgG4関連疾患の一例

藤井宝顕

高橋文也

井浦孝紀

竹井俊樹

臼渕浩明

寺江聡

市立札幌病院放射線診断科 第74回北海道画像診断カンファレンス 2018年
11月30日
旭川
内臓動脈瘤 止血術を中心に 高橋文也 市立札幌病院放射線診断科 第19回北海道IVR談話会 2018年
12月1日
札幌
インスリンの不適切使用により脳死に至った低血糖脳症の一例

井浦孝紀

寺江聡

藤井宝顕

髙橋文也

竹井俊樹

臼渕浩明

市立札幌病院放射線診断科 第15回北海道NR懇話会 2018年
12月8日
札幌


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論文等 

平成30年

論文名 著者名 所属 雑誌名
(書名)


ページ
腎血管筋脂肪腫に対する細径マイクロバルーンカテーテルを用いた経動脈的塞栓術の検討

藤井宝顕

高橋文也

臼渕浩明

井浦孝紀

竹井俊樹

寺江聡

永森聖人

宮崎将也

樋口はるか

川口愛

三浪圭太

田中博

関利盛

市立札幌病院 放射線診断科 市立札幌病院医誌 2018 78 67 74
Relation of overactive bladder with motor symptoms and dopamine transporter imaging in drug-naïve Parkinson's disease. Mito Y, Yabe I, Yaguchi H, Takei T, Terae S, Tajima Y. Departments of Neurology and Diagnostic  Radiology, Sapporo City General Hospital, Department of Neurology, Hokkaido University Graduate School of Medicine. Parkinsonism & Related Disorders. 2018 50 37 41
脊髄空洞症

寺江聡

関俊隆

市立札幌病院 放射線診断科

北海道大学大学院医学研究科神経病態分野脳神経外科学教室

水澤英洋 編: 神経変性疾患ハンドブック 神経難病へのエキスパート・アプローチ

南江堂 東京

2018   252 261

平成29年

論文名 著者名 所属 雑誌名
(書名)


ページ
大動脈弁置換術後の前縦隔乳び胸に対し経皮経静脈的胸管塞栓術が奏効した1例 木村輔
高橋文也
本間壽大
竹井俊樹
臼渕浩明
寺江聡
沼口亮介
近藤麻代
宇塚武司
中村雅則
渡辺祝安
市立札幌病院放射線診断科
同心臓血管外科
市立札幌病院医誌 2017 76 247 253
脊髄空洞症の診断と治療の現状 寺江聡
関俊隆
佐々木秀直
市立札幌病院放射線診断科
北海道大学大学院医学研究科神経病態分野脳神経外科学教室
同神経内科学教室
新薬と臨床 2017 66 821 827
乳腺MRI: 当院における検査の実際と基本的な読影についての解説 本間壽大
木村輔
竹井俊樹
臼渕浩明
寺江聡
市立札幌病院放射線診断科 市立札幌病院医誌 2017 77 25 32