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更新日:2022年4月4日

放射線治療科

放射線治療科について 

不安を抱えた患者さんが安心してがん治療を受け、最善の結果が得られるように放射線治療チームとして高品質な医療を提供いたします。放射線治療専門医、医学物理士、放射線治療専門認定技師、放射線治療品質管理士、がん放射線療法認定看護師、がん性疼痛看護認定看護師などが放射線治療チームを形成し活動しています。

がん治療の3本柱の一つである放射線治療の最大の特徴は、臓器の機能・形態を温存して治療ができる点です。

2013年の高精度放射線治療システムの導入後、前立腺がん、頭頸部がんを中心に強度変調放射線治療(IMRT/VMAT)を積極的に行っています。その他放射線治療の精度を保ち有害事象低減のための画像誘導放射線治療(IGRT)、肺がんや上腹部がんに対する呼吸性移動対策も行っています。

2021年の放射線治療機器更新でピンポイント照射といわれる定位照射をより正確に短時間で行えるようになりました。2台ある治療機で高精度放射線治療が可能となり、脳転移や骨転移など少数個の遠隔転移に対しての定位照射も積極的に行えるようになりました。

放射線治療は通院可能な状況であれば外来通院で治療を行うことができます。また入院ベッドを有しておりますので、遠方の方や症状、治療法に応じて入院治療も可能です。

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基本方針 

  1. インフォームドコンセントを十分に行い、治療目的、治療方針、急性期・晩期の有害事象に対する理解をして頂いたうえで治療を行うこと
  2. 最新の知識を活用し、個々症例に適した治療方法を選択し、より効果が期待でき有害事象の少ない集学的治療が行われるよう努力すること
  3. 科内では、医師を中心に診療放射線技師、看護師を交えた症例検討会、勉強会を定期的に開催し治療精度の向上を心掛けること。院内他科とのカンファレンス等に参加し、情報交換・交流を積極的に行い、良好な治療結果に結びつくよう努力すること。院外からの新患紹介も多いため、学会活動などに積極的に参加し、結果を公開するよう努力すること

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こんな症状、疾患を診ています 

放射線治療は基本的に全てのがんが対象となります。
根治治療の代表例として頭頸部がん、肺がん、食道がん、前立腺がん、子宮頸がん、悪性リンパ腫、皮膚がんなどが挙げられます。肺がんや食道がん、子宮頸がん、頭頸部がんなどに対しては、腫瘍が局所に留まっている状態であれば各科との連携で化学療法を併用した化学放射線治療を行い治療成績の向上を目指します。早期肺がんでは定位照射により短期間で有害事象が少ない治療で局所制御を目指します。乳がんなどの術後や、直腸がんなどの術前に放射線治療を行うことで治療成績の向上を目指します。脳転移や骨転移などのがんによる症状緩和にも放射線治療は有効であり、生活の質(QOL)の改善が得られる患者さんが多くいます。免疫チェックポイント阻害剤等の進歩により、少数個の遠隔転移に対する局所治療としての放射線治療の役割が高まっており、遠隔転移に対しても定位照射が適応となる患者さんには予後の改善を期待した放射線治療を積極的に行います。
治療期間短縮のために乳がんの術後照射や前立腺がんの根治照射などエビデンスに準じて短期照射を積極的に採用しています。がんの他にケロイドなどの良性疾患も放射線治療の適応となります。

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診療実績 

 平成29年度 新規患者数治療実績

原発部位 実患者数
頭頸部腫瘍(甲状腺腫瘍含む)

116

肺がん

43

乳がん

137

子宮頸がん

6

前立腺がん

36

その他

104

合計

442

放射線治療を受けられる患者さんは10年前にくらべ3倍以上増加しております。
2013年5月に高精度放射線システムの導入が終了し、前立腺がん、頭頚部がんに対する強度変調放射線治療(IMRT)、回転式強度変調放射線治療(VMAT)、患者さんの位置精度をCT画像などで確認する、画像誘導放射線治療(IGRT)、呼吸に同期して治療を行う呼吸同期放射線治療なども開始しております。

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手術件数一覧 

平成28年度の件数一覧

手術コード

手術名

件数

K6113

抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)

1

合計

1

 

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私たちが担当しています~担当医紹介~ 

職名 氏名 専門分野 資格等
部長 中田 健生 放射線腫瘍学 日本医学放射線学会治療専門医
放射線腫瘍学会認定医
日本がん治療認定医機構認定医
一般職 池内 佑太郎    
非常勤医 眞船 翔    
小塚 陽    

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お知らせ

看護婦さん

外来通院で治療する患者さんも年々増えており、通院時間や治療費・初診から治療開始までのスケジュールなどのご相談にも応じております。
不安なこと・心配なことがありましたら遠慮なくご相談ください。

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学会・研究会等発表演題 

令和2年

演題名 出題者名 所属 学会名 発表
月日


「高精度放射線治療検証のフィルムスキャン平坦度補正ソフトウェアRGB_2D_Flatの導入」

塚本雄貴

沖野太一

佐藤慧

清水彩花

島田陽子

佐々木祐子前田昌直

三井衛

相澤一宏

高田優

中田健生

池田光

市立札幌病院 

放射線治療科

第40回札幌市病院学会 2020年
2月1日
札幌
比べてみよう放射線治療計画!コツとポイント 中田健生

市立札幌病院 

放射線治療科

Radiation Oncology skill up seminar in Sapporo 2020年
9月17日
札幌
市立札幌病院放射線治療最新トピックス 中田 健生

市立札幌病院 

放射線治療科

研修医 

モーニングレクチャー

2020年
11月2日
札幌
当院におけるCOVID-19による放射線治療への影響

眞船翔

中田健生

池田光

市立札幌病院 

放射線治療科

第143回日本医学放射線学会北日本地方会 2020年
11月6~30日
WEB開催

 

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論文等 

令和2年

論文名 著者名 所属 雑誌名
(書名)
発表年 ページ
A phase II study of adaptive two-step IMRT with chemotherapy for locoregionally advanced nasopharyngeal cancer (JCOG1015) Yasumasa Nishimura. Kensei Nakata. et al Kinki Univercity Hospital, Sapporo city general Hospital International Journal of Clinical Oncology 2020 25 1250 1259
皮膚癌に対する計4回の寡分割放射線照射の有効性

高田優

中田健生

池田光

吉田哲憲

川嶋邦弘

堀内勝己

斎藤典子

市立札幌病院 放射線治療科

形成外科

Skin cancer 2020 34 223 227
下咽頭癌に対する喉頭温存手術71症例の検討

浅野勝士

池田光

厚別耳鼻咽喉科病院

市立札幌病院放射線治療科

頭頚部癌 2020 46 354 359
放射線治療におけるボーラスと皮膚表面間の空気層が表面線量に与える影響

沖野太

佐藤慧

塚本雄貴

恩地諒

藤田紘弥

前田 昌

相澤 一宏

眞船翔

中田健生

池田光

市立札幌病院 放射線部

放射線治療科

市立札幌病院医誌 2020

80(1)

25 32
Retrospective DVH analysis of point A based intracavitary brachytherapy for uterine cervical cancer Masanori Someya, Kensei Nakata, Et al. Sapporo Medical University,
Sapporo City General Hospital
Journal of Radiation Research 2020

61

(2)

265 274
Association between radiotherapy-induced alteration of programmed death ligand 1 and survival in patients with uterine cervical cancer undergoing preoperative radiotherapy Takaaki Tsuchiya, Kensei Nakata, et al. Sapporo Medical University,
Sapporo City General Hospital
Strahlentherapie und Onkologue 2020

196

(8)

725 735