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更新日:2018年6月21日

感染症内科 Department of Infectious Diseases

 基本方針

海外から病原体を持ち込ませない、持ち込んでも蔓延させないことが感染症内科の基本方針です。2007年5月、ウイルス性出血熱、SARS、新型インフルエンザなど高病原性ウイルス感染症に備えるため道内で初めて第一種感染症病棟が当院に開設されました。エボラ出血熱などの一類感染症、鳥インフルエンザなどの二類感染症を疑う患者が発生した場合には迅速な対応が可能となっています。平常時の業務として渡航前の予防接種や帰国後の感染症診療などの海外渡航者の健康管理を行っています。

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 こんな症状・疾患を診ています

1.海外渡航後に発熱、腹痛、下痢、咳漱、発疹などの症状がある方

帰国後(特に3週間以内)に体調不良となる場合、海外旅行中に感染した病気の可能性があります。感染症によっては他の人へ感染させる危険性もあるため、速やかに診断し治療することが大切です。突然の高熱で発症した場合、アフリカはマラリア、東南アジアではデング熱の可能性があります。下痢、腹痛が主な症状である場合は大腸菌やカンピロバクター、下痢を伴わない場合でも腸チフス、パラチフスなどの細菌感染症の可能性があります。発熱と発疹を伴う場合は麻疹、風疹などの伝染性の強いウイルスによる感染症の可能性があり、当科に受診される場合は事前にご連絡ください。

2.海外渡航のための予防接種を希望される方

海外での滞在(特に発展途上国)では、その地域に見られる様々な感染症の危険にさらされるため、適切なワクチンを渡航前に接種しておくことが推奨されます。当院で扱っているワクチンは破傷風、狂犬病、A型肝炎、B型肝炎、日本脳炎、ジフテリア、麻疹、風疹、麻疹風疹混合、ムンプス(おたふくかぜ)、水痘(みずぼうそう)などです。黄熱ワクチンはアフリカ、南米などで必要となる場合があるワクチンですが、当院では扱っておりません。黄熱ワクチンは小樽検疫所と千歳空港検疫所支所で接種が可能です。直接、検疫所へ連絡し投与日をご確認ください。当院では国内未承認ワクチンとしてダニ媒介脳炎ワクチン、腸チフスワクチンを取り扱っております。なお、これまでのワクチン接種歴を確認させていただくため、ご自宅に母子手帳や予防接種カードなどお持ちであれば、持参のうえ受診ください。
海外での感染症や必要な予防接種についての詳細は、厚生労働省検疫所のFORTH(http://www.forth.go.jp/)や外務省の世界の医療事情(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/)のウェブページ等をご参照ください。英語での表記にはなりますが、米国疾病予防管理センター(CDC)のTravelers' Health(https://wwwnc.cdc.gov/travel/)にも詳細な医療情報が掲載されています。

ワクチンの種類と特徴

1)破傷風トキソイド

破傷風は日本を含め世界中の土壌に存在する破傷風菌によって筋の痙攣や呼吸不全を引き起こす病気です。日本では定期接種として破傷風ワクチンを含む3種混合ワクチンもしくは4種混合ワクチンを接種しています。子供の時にこれらの予防接種を完了している場合、成人してからは10年に1回の破傷風ワクチンの接種が勧められています。しかし子供の時接種していない場合は、基礎となる免疫がありませんので、成人でも最低3回の接種が必要です。過去の接種回数は自分の母子手帳などでご確認ください。破傷風は日本でも感染の危険があり、海外渡航の予定がない場合でも10年おきに破傷風ワクチンを接種するべきです。なお破傷風ワクチンは百日咳・ジフテリア・破傷風三種混合ワクチン(DPT)として接種することも可能です。

2)狂犬病

感染した場合、ほぼ100%死亡する病気です。主な感染の危険地域はアジア、アフリカ、南米です。一般的に渡航前に3回の接種が推奨されています。ただし、当院へ供給されるワクチンの本数が少なく、来院時にすでにワクチンがない場合もあるため、事前にお電話(内科外来)にて狂犬病予防接種をご予約ください。万一、海外で動物に咬まれてしまった場合(犬以外の動物やコウモリでも感染はありえます)、感染を防ぐため合計5回のワクチン接種が必要となります(0、3、7、14、28日)。旅行先でワクチン接種が可能であれば、現地ですみやかに接種してください。接種不可能であれば当科を受診してください。
動物に咬まれる前にワクチンを接種した場合、その有効期間は1~2年といわれています。ただし、事前に3回ワクチン接種をしていた場合でも、動物に咬まれた後には合計2回追加のワクチン接種が必要となります。

3)A型肝炎

A型肝炎ウイルスを含んだ飲食物を経口摂取することで感染します。感染危険地域は下水道が普及していない地域であり、一般的に先進国のみへ渡航する場合は不要となります。合計3回の接種が推奨されていますが、投与スケジュールが0、1、6ヶ月と半年間かかるため、ほとんどの方は2回の接種後に渡航しています(2回の接種で抗体陽性率100%という報告もある)。有効期間は6-10年と報告されており、当院では10年をめどに再接種を推奨する場合があります。

4)B型肝炎

主に血液を介する感染(輸血など)と性交渉での感染があります。感染危険地域はアジア、アフリカ、南米です。感染経路を考慮すると、通常の短期の旅行であれば感染のリスクは極めて低いと考えられ、当院では積極的には勧めておりません。投与スケジュールはA型肝炎と同様0、1、6ヶ月の3回接種です。投与後約10年は抗体陽性と考えられます。抗体が陰性になっても免疫の記憶が残っているという考えから、当院では追加接種は必要ないと考えています。

5)日本脳炎

蚊に刺されることによって感染します。流行地域は日本、中国、東南アジア~インドまでですが北海道では認めません。ほとんどの北海道出身者はワクチン接種歴がないため、合計3回のワクチン接種を推奨しています。本州出身者は地域や年齢によって子供の時の接種歴が異なるため母子手帳で確認しておくのがよいでしょう。すでに3回接種している方は、追加で1回接種すれば十分な抗体が得られると考えられます。2009年以降ワクチンの製造方法がかわり、それまで危惧されていたワクチンの副作用(脳脊髄炎)の心配がなくなったため、当院では特に東南アジアへの長期旅行者に積極的に勧めています。
2016年4月1日より、北海道においても日本脳炎ワクチンが定期接種となりました。ただし、現在当科では15才以上の方へ定期接種としては日本脳炎の予防接種を行っておりません。定期接種の対象となっている年齢でも、定期接種ではなく自費にて日本脳炎の予防接種を受けていただいております。なお15才未満の方は、当院小児科にて定期接種として日本脳炎予防接種を受けることができます。

予防接種の料金

予防接種料金表はこちら

3.マラリア予防薬を希望される方

当院ではメファキン、マラロンを取り扱っています。メファキンを使用する場合は、流行地に入る1週間前から1錠を服用開始し、1週間毎に1錠を服用します。流行地を離れた後も4週間服用を継続します。マラロンを使用する場合は、流行地に入る1~2日前から1錠を服用開始し、1日1錠を服用します。流行地を離れた後も1週間服用を継続します。

4.留学のための予防接種証明書(英文)の作成

海外留学(特にアメリカへ留学する場合)、三種混合ワクチンの接種歴、麻疹、風疹、ムンプス(おたふくかぜ)、水痘(みすぼうそう)ワクチンの予防接種歴あるいはその抗体陽性の証明が必要になる場合があります。留学先から指定の用紙が配布されますので、証明書作成を希望される方は母子手帳と一緒にお持ちになり受診してください。証明書や診断書に関しては作成料をいただいております。詳しい料金ついてはお電話にてご確認ください。

5.HIV感染による治療が必要な方

当院はエイズ拠点病院に指定されており、その診断、治療を行っております。午前は血液内科が水・金曜日担当しており、午後は感染症内科が月・水曜日担当しています。受付時間は血液内科8時45分~11時、感染症内科13時~15時です。血液内科、感染症内科共に原則紹介制となっております。
※HIV感染がご心配な方で、近隣での検査が難しい方は、月、水曜日午後の感染症内科で対応させていただくことが可能です。検査する状況によっては自費となる場合があります。

6.寄生虫症

北海道では日本海裂頭条虫による感染が主に見られます。いわゆるサナダムシといわれるものです。症状はほとんどなく、排便時に虫体が一緒に排泄されることで初めて診断されます。虫体は白色のきしめんのような形態で、長さは1メートル以上に及ぶことがあります。頭部が排泄されれば治癒と判断しますが、確認は難しい場合もあります。虫体をお持ちになって受診ください。下剤とともにお薬を飲むことで駆除することができます。

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 私たちが担当しています~担当医紹介~

職名 氏名 専門分野 資格等
部長 永坂 敦
Atsushi Nagasaka, MD
肝臓学
消化器一般
感染症一般

日本肝臓学会東部会評議員

日本肝臓学会専門医・指導医

日本消化器病学会専門医・指導医

日本内視鏡学会専門医

日本内科学会認定医

抗菌化学療法認定医

日本感染症学会暫定指導医

ICD制度協議会認定ICD(Infection Control Doctor)

副医長 児玉 文宏
Fumihiro Kodama, MD
感染症一般

日本内科学会認定医

米国内科専門医

米国老年医学科専門医

米国感染症科専門医

英国リパブール熱帯医学校DTM&H

国際渡航医学会認定医ISTM CTH

一般職 髙野 暁子
Akiko Takano, MD
検査管理専従  

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 医療関係の方へ

現在、当科では外来・入院含め、主に海外渡航関連の感染症疾患(特に海外から帰国後に症状ある方)、HIV感染症を対象に診療しております。海外渡航ならびにHIVに関連ない感染症またその疑いに対しては原則対応しておりませんが、感染症一般に関するご質問等ございましたらお電話にてご連絡ください。

今後ダニ媒介脳炎ワクチンの導入をご検討されている医療機関で、ワクチンに関してご質問等ございましたらいつでもご連絡ください。ダニ媒介脳炎ワクチンの有効性、安全性、ヨーロッパ製ワクチンのヨーロッパ以外の地域でのウイルスに対する有効性に関しては、以下の研究文献や世界保健機関(WHO)による2011年のポジションペーパーに示されておりますのでご参照ください。

  • Protection against tick-borne encephalitis virus isolated in Japan by active and passive immunization
    Vaccine. 1999Mar 17;17(11-12):1532-9
  • Evaluation of European tick-borne encephalitis virus vaccine against recent Siberian and far-eastern subtype strains
    Vaccine. 2001Sep 14;19(32):4774-9
  • Characterization of neutralizing antibodies to Far Eastern of tick-borne encephalitis virus subtype and the antibody avidity for four tick-borne encephalitis vaccines in human
    Vaccine. 2009May 11;27(21):2899-904
  • Vaccines for preventing tick-borne encephalitis
    Cochrane Database Syst Rev. 2009Jan 21;(1):CD000977
  • A tick-borne encephalitis virus vaccine based on the European prototype strain induces broadly reactive cross-neutralizing antibodies in humans
    J Infect Dis. 2011Jun 1;203(11):1556-64
  • Prevention of tick-borne encephalitis by FSME-IMMUN vaccines: review of a clinical development programme
    Vaccine. 2011Oct 6;29(43):7307-19
  • Tick-borne encephalitis vaccines position paper
    World Health Organization 2011
    http://www.who.int/immunization/policy/position_papers/tick-borne-encephalitis/en/ 
  • Quantitative comparison of the cross-protection induced by tick-borne encephalitis virus vaccines based on European and Far Eastern virus subtypes
    Vaccine. 2012Feb 1;30(6):1165-9
  • Evaluation of immune response and protective effect of four vaccines against the tick-borne encephalitis virus
    Vaccine. 2014May 23;32(25):3101-6
  • EAN consensus review on prevention, diagnosis and management of tick-borne encephalitis
    Eur J Neurol. 2017 Oct;24(10):1214-e61
  • 【ウイルス研究の最前線】 ダニ媒介性脳炎ウイルス
    ウイルス (0042-6857) 67巻2号 Page143-150 (2017.12)

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 ダニ媒介性脳炎ワクチン接種を希望される方

ダニ媒介脳炎

 ダニ媒介脳炎はウイルスを保有するマダニに刺咬されることによって感染します。感染後、発熱、筋肉痛、頭痛などの症状を発症し、脳髄膜炎から死亡する場合もあります。北海道内の一部のマダニもウイルスを保有することが知られており、2016年には北海道において国内で2例目となる患者が発生しました。
その後も北海道内にて患者の発生が報告されております。ダニ媒介脳炎含むダニ媒介感染症とその予防についての詳細は、札幌市保健所のホームページ(http://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/f33madani.html)をご参照ください。

ダニ媒介脳炎ワクチン

 海外ではダニ媒介脳炎感染を予防するためワクチンの接種が行われていますが、現在ワクチンは国内未承認製剤となっています。国内の一部の医療機関では輸入ワクチンとして接種が行われており、2017年4月より市立札幌病院・感染症内科でも16歳以上の希望者を対象に、臨床研究としてダニ媒介脳炎ワクチンの接種(有料)を行っています。海外製のワクチンでも北海道のダニ媒介性脳炎ウイルス感染に対し予防効果があることが知られています。日本では主にヨーロッパ製のワクチン(FSME-IMMUNやEncepur)が輸入され使用されています。

当院でのダニ媒介脳炎接種方法

 当院ではFSME-IMMUNをドイツなどのヨーロッパから輸入し希望者に接種しています。ワクチンは合計3回接種し(2回目は1回目から1~3ヶ月後、3回目は2回目から5~12ヶ月後に接種)、3回目の接種後3〜5年おきに1回の追加接種が推奨されています(60歳未満では3年後に1回追加接種し以降3~5年毎に1回追加接種、60歳以上では3年毎に1回追加接種)。当院ではワクチンの効果を確認するため血液検査によりウイルスへの免疫状態を示す抗体を測定しています。またワクチン接種後の健康調査も行っています。現在のところ、当院では16歳未満へのワクチン接種、また16歳以上への迅速法での接種(2回目を1回目の2週間後に接種する方法)は行っておりません。

ワクチン接種に際しご注意いただく場合

 なお、重度の免疫不全状態にある方、卵や鶏に重症のアレルギーがある方、ラテックスに重症のアレルギーがある方、妊娠中もしくは授乳中の方へはワクチンの接種を行っておりません。1週間以内に発熱など体調不良のある方でワクチン接種を希望される場合は、解熱し体調改善から1週間後以降に接種を行っております。2週間以内にマダニ刺咬された方でワクチン接種を希望される場合は、マダニ刺咬から2週間後以降にワクチン接種を行っております。ウイルスを保有したマダニの刺咬後にワクチン接種を開始しても、ウイルス感染の予防はできないとされています。最近、ダニ媒介脳炎ワクチン以外のワクチンを接種された方は、ダニ媒介脳炎ワクチン接種まで種類により1~4週間の間隔をあける必要がありますのでご注意ください(麻疹、風疹、ムンプス、水痘、黄熱病、ロタ、BCGなどの生ワクチンを接種された方は接種から4週間後以降、それ以外の不活化ワクチンを接種された方は接種から1週間後以降にダニ媒介脳炎ワクチン接種が可能)。

ダニ媒介脳炎ワクチン接種のための当科受診方法

 接種を希望される方は月・水曜日の午後1時から午後3時に感染症内科外来を受診ください。原則、お電話にて事前にご予約ください。ご予約いただいた場合でも、当日の診察の込み具合によってはお待ちいただくことがありますのでご了承ください。
現在、ワクチンの在庫がございます。

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 腸チフスワクチン接種を希望される方

 腸チフスはチフス菌に汚染された水、氷、食べものを摂取することで感染し、発熱、頭痛、倦怠感などの症状が起こります。重症例では腸から出血したり、腸に穴が開いたりする場合もあります。世界中で見られる感染症ですが、特にインドなどの南アジア、東南アジア、アフリカ、中央アメリカ、南アメリカなどで感染のリスクが高いとされています。ワクチン接種により腸チフス感染の予防に効果があり、海外では使用されています。日本では腸チフスワクチンは承認されていませんが、日本の一部の医療機関では輸入ワクチンとして接種が可能です。市立札幌病院・感染症内科でも2018年5月より腸チフスワクチンの接種を開始しました。当院では腸チフスワクチン(Typhim Vi)をヨーロッパより輸入し希望者に接種しています。インドなどの発展途上国へ渡航する際には、当科でも事前に接種することが可能です。接種を希望される方は月・水曜日の午後1時から午後3時に感染症内科外来を受診ください。事前の予約は不要です。 

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 麻しん(はしか)ワクチン接種を希望される方

 2018年6月21日現在、当科では定期接種以外の方の為の、麻しんワクチン、麻しん・風しん混合ワクチンは在庫がございません。入荷時期は未定となっております。再入荷になりましたら、このホームページ上でご案内いたします。
なお当科では日本小児科学会による「MRワクチンの接種推奨対象者について」を参考とし、50歳以上の方への麻しんワクチン、麻しん・風しん混合ワクチン接種は推奨しておりません。

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 学会・研究会等発表演題

平成29年度

演題名 出題者名 所属 学会名

発表

月日

発表地
カンピロバクター腸炎後に発症した腸チフスの1例

市川隆裕
児玉文宏
永坂敦

市立札幌病院感染症内科

第280回

北海道地方会

2017年
7月22日

札幌

北海道におけるマダニ媒介感染症

児玉文宏

市立札幌病院感染症内科

ダニ媒介感染症セミナー

2017年
7月26日

札幌

当院における Staphylococcus lugdunensisのメチシリン耐性率の変化

市川隆裕

児玉文宏

永坂敦

市立札幌病院感染症内科

第64回日本化学療法学会東日本支部総会

第66回日本感染症学会東日本地方会学術集会

合同学会

2017年
11月1日

東京

新興感染症への対応

児玉文宏

市立札幌病院感染症内科

平成29年度院内感染対策講習会

2017年
12月9日

札幌

ケニア渡航2年後に虫体の排出で診断に至った回虫症の1例

甲谷次郎

市川隆裕

児玉文宏

永坂敦

市立札幌病院感染症内科

第282回北海道地方会

2018年
2月17日

札幌

迅速発育抗酸菌による右示指屈筋腱炎、右示指末節骨骨髄炎および右手蜂窩織炎の1例

市川隆裕

児玉文宏

永坂敦

市立札幌病院感染症内科

第282回北海道地方会

2018年
2月17日

札幌

 

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 論文等

平成29年度

論文名 著者名 所属 雑誌名 発表年 ページ
エキノコックス症(包虫症)

永坂敦

市立札幌病院感染症内科

今日の治療指針

2018

 

246

 
海外渡航者のジカ熱のリスクと説明

児玉文宏
岸田直樹

市立札幌病院感染症内科

日本医事新報

2017

4876

57

 
感染症カンファレンス実況中継(2)

児玉文宏

市立札幌病院感染症内科

J-IDEO

2017

1

181

192

Respiratory Syncytial Virus and Other Noninfluenza Respiratory Viruses in Older Adults

Kodama F
Nace DA
Jump RLP

Sapporo City General Hospital

Infectious Disease Clinics of North America

2017

31

767

790

 

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 For non-Japanese speakers

Department of Infectious Diseases at Sapporo City General Hospital provide medical services listed below.

  • Our outpatient office hours are from 1pm to 3pm, every Monday and Wednesday. No appointments needed except for Tick-borne Encephalitis vaccine.
  • We have 2 English-speaking Infectious Diseases physicians in our outpatient clinic. Unfortunately, we do not have any professional translators for languages other than English.
  • We provide medical care for health problems related to international travel, such as pre-travel vaccination and consultation for infectious diseases during and after your travel.
  • We prescribe malaria prophylaxis medications (Atovaquone-proguanil, Mefloquine) and Diamox (Acetazolamide) for high altitude illness prevention.
  • We provide medical care for patients with HIV.
  • Our Japanese government-approved vaccinations are; Hepatitis A, Hepatitis B, Rabies, Japanese Encephalitis, DTaP (Diphtheria-Tetanus-Pertussis), DPT-Polio (Diphtheria-Tetanus-Pertussis, Polio), DT (Diphtheria-Tetanus), Tetanus, Measles, Rubella, MR (Measles-Rubella), Mumps, Varicella, Meningococcus (Menactra), Pneumococcus (Pneumovax 23, Prevnar 13), and Influenza.
  • We do not have Yellow Fever vaccine. Yellow Fever vaccine is available at Quarantine Stations located at Otaru and New Chitose Airport. 
  • For patients bitten by animals in Rabies endemic areas, we provide post-exposure prophylaxis by Rabies vaccine (Japanese product). We do not have Rabies immune globulin.
  • We have Tick-borne Encephalitis vaccine (FSME-IMMUN) and Typhoid vaccine (Typhim Vi). Currently, since both vaccines are not approved or produced by Japanese government, many travel clinics in Japan import these vaccines from other countries. Our vaccines are imported from Europe.
  • Tick-borne Encephalitis, Lyme disease, and Relapsing Fever are endemic in Hokkaido, Japan. These infections are caused by tick bite. Since 1993, 5 patients in Hokkaido are diagnosed with Tick -borne Encephalitis (TBE). Of those 5 patients, unfortunately 2 died due to TBE (as of June 4, 2018). People who are at risk of tick bite should prepare as much as possible to avoid bite. For details of TBE and its prevention, you will find more information in Centers for Disease Control and Prevention (CDC) websites listed below. Although CDC website shows how to remove tick, we do not recommend removing tick by yourself. If you see tick bite on your skin, you should see physician such as dermatologist to remove tick more properly.
     https://wwwnc.cdc.gov/travel/diseases/tickborne-encephalitis
     https://wwwnc.cdc.gov/travel/yellowbook/2018/infectious-diseases-related-to-travel/tickborne-encephalitis