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更新日:2024年9月25日
耳科疾患(難聴、中耳炎、めまい、顔面神経麻痺など)、鼻科疾患(副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、嗅覚障害など)、口腔疾患(口内炎・舌炎、味覚障害など)、咽頭・喉頭疾患(扁桃炎、咽頭・喉頭炎、急性喉頭蓋炎、声帯ポリープなど)、頸部のしこり(リンパ節腫脹、頭頸部良性腫瘍、頭頸部癌、甲状腺・副甲状腺疾患など)、嚥下障害などを診療しています。
「甲状腺外科」という名称を標榜し、甲状腺・副甲状腺疾患の外科的治療を数多く行っています。また、頭頸部癌について、早期癌の切除手術の他、進行癌に対する再建手術も形成外科や外科など他科と合同で積極的に行っており、さらに頭頸部癌の患者さんの治療方針の検討や治療後の経過観察を目的とした専門外来を放射線治療科と合同で開設しています。
これらに加え、耳下腺腫瘍、顎下腺腫瘍などの頭頸部良性腫瘍の手術や、副鼻腔炎、鼻副鼻腔腫瘍に対する内視鏡下鼻副鼻腔手術、声帯ポリープなどの喉頭微細手術、口蓋扁桃摘出手術などの一般的な耳鼻咽喉科で行われる手術も数多く行っています。
また、急性疾患の入院治療についても積極的に行っており、緊急入院はDr. to Dr.で対応しています。
治療により患者さんの状態が落ち着いた後、薬の内服や経過観察が必要な場合には、積極的に近隣の連携病院・診療所への逆紹介をしております。なお地域の病院や診療所の先生方と共に当院内にて症例検討会(札幌耳鼻いんこう科・甲状腺外科談話会)を行い、今まで以上に親密な連携を行うよう努めておりますのでご参加いただけましたら幸いです。
耳鼻咽喉科領域の腫瘍を頭頸部腫瘍といい、このうち悪性腫瘍を頭頸部癌と呼びます。代表的な頭頸部腫瘍には甲状腺・耳下腺・顎下腺腫瘍などがあげられます。一方、頭頸部癌は聴器癌・鼻・副鼻腔癌(上顎癌など)・口腔癌(舌癌・腔底癌など)・咽頭癌(上咽頭癌・中咽頭癌・下咽頭癌)・喉頭癌・甲状腺癌・原発不明癌・唾液腺癌(耳下腺癌・顎下腺癌など)などに分けられます。
頭頸部領域は他の部位に比べ衣服で覆われない部分が多く、さらに感覚器(聴覚・平衡覚・嗅覚・味覚など)や呼吸・発声・嚥下など生命維持や人間が文化的生活を営むために必要な器官・臓器が集中しています。このため頭頸部癌の治療には根治性を高めると同時に、整容面や”生活の質”の保持にも心掛ける必要があります。頭頸部癌の治療では、手術、放射線治療、化学療法を組み合わせ、患者様それぞれに適切な治療法を選択しています。特に進行癌の場合、手術は癌の十分な切除に加え、必要に応じて形成外科や外科と協力し、失った機能を取り戻すための再建手術を行い”生活の質”の低下を最小限に留めます。
甲状腺は首の前方に位置し、甲状腺ホルモンを産生する臓器です。この甲状腺に発生する癌は、乳頭癌や濾胞癌など予後が比較的良好な癌が大半を占めますが、そのほか髄様癌や低分化癌、さらに予後が極めて不良な未分化癌などがあります。
甲状腺癌は幅広い年齢層に発生し、一般に男性より女性に多く認められるのが特徴です。症状は出現しにくく、前頸部のしこりを偶然自覚したり、検診で指摘されて受診する患者様が多いですが、進行すると声がかれたり、食事時にむせたりするなど多彩な症状が出現します。
診断には頸部の触診、血液検査、画像検査(エコー、CTなど)、穿刺吸引細胞診等を適宜施行します。癌と診断された場合、手術以外の根治治療法はありません。術式は癌の種類や病変の拡がり、頸部リンパ節転移や遠隔転移の有無などから決定されます。術後、甲状腺ホルモン剤内服や追加治療(放射性ヨード内服、外照射、分子標的薬内服など)が必要となることがあります。
また甲状腺に悪性リンパ腫が発生することがあります。当科では診断のための組織採取(主に全身麻酔)を行い、診断がつき次第、血液内科へ御紹介しています。
良性腫瘍である濾胞腺腫、非腫瘍性の腺腫様甲状腺腫の手術を行っています。病変が巨大で気管を圧迫し呼吸困難をきたす可能性がある場合、縦隔(胸の中の両肺に挟まれた領域)に進展している場合、美容上問題になる場合、各種検査を行い癌(特に濾胞癌)との鑑別が難しい場合などに手術適応となります。その他、内科的治療でコントロール不良な甲状腺機能亢進症に対する手術も積極的に行っています。
一般に甲状腺全摘術では副甲状腺もすべて切除されてしまうことが多く、術後に副甲状腺機能低下症(低カルシウム血症)を引き起こす可能性があります。当科では、出来る限り副甲状腺とその血流を温存するように努めています。やむなく切除する場合も、摘出した副甲状腺の一部を頸部などの筋肉に移植(自家移植)することにより、出来る限り術後の副甲状腺機能を温存するようにしています。
副甲状腺は血液中のカルシウム濃度を調節するホルモン(副甲状腺ホルモン)を産生する臓器です。通常は甲状腺の左右両葉の側面に2個ずつ、計4個あるとされますが、その個数や位置には個人差があります。また正常副甲状腺はかなり小さく手術中に視認できないことも珍しくありません。
原発性副甲状腺機能亢進症は副甲状腺自体に原因があり、副甲状腺ホルモンが過剰に分泌され高カルシウム血症を呈する疾患です。多くの場合この病的副甲状腺は腫大し、組織学的には腺腫(良性腫瘍)、過形成、癌に分類されます。いずれの場合も治療の原則は手術による病的副甲状腺の摘出です。
当科では病的副甲状腺のみ摘出し切除不要な臓器は可及的に温存する、過不足のない手術を目指しています。そのためエコー、CT、MIBIシンチによる病的副甲状腺の局在診断を術前にしっかり行い、術中には対象病変が病的副甲状腺であることを迅速組織検査で確認すること、対象病変摘出前後の副甲状腺ホルモン迅速測定で有意な低下が得られることを手術終了の条件としています。
慢性腎不全などが原因で副甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、血液中のカルシウム濃度が高くなる病気です。まずは内科的治療を行いますが、ある程度病気が進行した場合は手術適応となります。
本疾患では全ての副甲状腺が病的と考えられるため、手術では副甲状腺全摘を目指します。また手術後の副甲状腺機能低下を予防する目的で、摘出した副甲状腺の一部を頸部などの筋肉に移植(自家移植)する方法が一般的です。ただし、全ての病的副甲状腺が必ずしも腫大するわけではなく、術前の局在診断がつかないこともあります。その場合でも通常副甲状腺が存在する周囲を探索し、迅速組織検査と副甲状腺ホルモン迅速測定を活用することで手術の精度を高めています。
副鼻腔は眼の下(上顎洞)・眼と眼の間(篩骨洞・蝶形骨洞)と前額部(前頭洞)にある、鼻腔と細い孔を通じてつながる空間です。
慢性副鼻腔炎は俗に蓄膿症ともいわれ、副鼻腔の慢性的な炎症を指しています。鼻水、鼻づまり、鼻水がのどに落ちてくるなどの症状を呈します。軽症例であれば内服治療を行いますが、難治例や重症例は手術が必要になります。
手術は通常、内視鏡を使用して鼻の中から治療します。しかし、副鼻腔は眼・脳に近く、神経や重要な血管があります。そして形状に個人差が大きいため慎重な手術操作が必要です。当院ではナビゲーションシステムという自動車におけるカーナビのような機材を使用し、安全な手術を心がけております。
声帯ポリープや喉頭腫瘍など声帯やその周囲の喉頭病変は嗄声(声がすれ)やのどの違和感、咽頭痛などの症状をきたします。これらの病変に対しては、全身麻酔下に口からのどに金属の筒(喉頭直達鏡)を入れ、内視鏡や顕微鏡を用いて局所を観察し、病変の摘出や組織検査目的での一部切除(生検)を行なっています。
病巣感染というのは、「身体のどこかに限局した慢性炎症があり、それ自体はほとんど無症状であるのに、他の遠隔臓器に二次疾患を引き起こす病像」と定義されています。病巣感染の原因として最も頻度が高いのが慢性扁桃炎です。これを扁桃病巣感染症と呼び、二次疾患としては、IgA腎症(その他、掌蹠膿疱症や胸肋鎖骨過形成症など)が代表的です。当科では通常のIgA腎症のみならず、腎移植後の患者様に発症したIgA腎症に対する口蓋扁桃摘出手術も積極的に行っています。口蓋扁桃摘出術後、1~2年で50~90%が改善を得られるとする報告もあります。
突発性難聴は、突然発症する、原因不明の、片側耳(稀に両側耳)に難聴を来す疾患です。しばしば耳鳴りや耳閉感、めまい症状を伴います。原因としては内耳循環障害やウイルス感染などが推定されています。稀に脳腫瘍や神経疾患が原因であることもあり、MRI検査により評価をします。
当科では突発性難聴に対する治療として、ステロイド全身投与や循環改善剤、プロスタグランディン製剤などの標準的治療を行います。糖尿病など基礎疾患により上記の標準治療が困難な場合もあり、入院での全身管理や、鼓膜の奥に直接ステロイドを投与する治療も行っております。
この疾患は、発症から治療開始までの期間が予後に影響します。突然、耳の聞こえが悪くなったと感じたら、できるだけ早急に受診されることをお勧めします。
顔面神経麻痺は、顔面の表情筋の運動や、味覚・聴覚などの一部を支配する顔面神経が何らかの原因で障害されることにより起こる疾患です。
主な症状として、顔が左右非対称になる、まぶたを閉じることができない、水を飲むと口からこぼれる、などがあります。また、顔面神経麻痺のほとんどは中枢神経より末梢側で障害される末梢性麻痺であり、その約60%は原因不明のベル麻痺、約15%は水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化により発症するラムゼイ・ハント症候群、その他、交通事故などによる側頭骨骨折、顔面外傷で生じるとされています。稀に脳腫瘍や耳下腺腫瘍などが原因であることもあり、MRI検査により評価をします。
当科では、重症度と原因の評価を早急に行うとともに、患者様の病態に応じ、抗ウイルス薬やステロイド剤の投与を中心とした標準的治療を行なっています。糖尿病など基礎疾患により上記の標準治療が困難な場合もあり、入院での治療も行っております。
顔面神経麻痺は治癒までに時間がかかる場合や後遺症が残る可能性もあり、電気生理検査の一つであるElectroneurography(ENoG)により予後を判定します。
発症から治療開始までの期間が大きく予後に影響する疾患であるため、症状を認めた場合にはできるだけ早急に受診されることをお勧めします。
原則紹介制となってからは強度の咽頭痛、摂食困難を伴う中等度以上の急性扁桃炎やウイルス性咽喉頭炎、切開排膿が必要となる扁桃周囲膿瘍、気道が狭窄し窒息の危険性を孕む急性喉頭蓋炎、同じく気道狭窄や敗血症による死亡例も報告される深頸部膿瘍などを御紹介頂いております。主に入院で抗生剤投与や補液、必要に応じて切開排膿術や気管切開術を行っています。迅速な対応が必要になることが多く、臨時全身麻酔手術となることも少なくありません。
また近年ではCOVD-19による喉頭炎の入院管理も行っています。重症度に応じステロイドや抗ウイルス薬を投与します。
食べ物を飲み込む動作を嚥下といいます。嚥下は主に耳鼻咽喉科で診察する鼻腔、口腔、舌、咽頭、喉頭が大きく関わっており、これらが障害を受けるさまざまな疾患で、嚥下障害が起こります。嚥下障害では、食物摂取障害による「栄養低下」と、食べ物の気道への流入「誤嚥(ごえん)」による肺炎(嚥下性肺炎,誤嚥性肺炎)が問題になります。高齢者の肺炎の多くは、加齢による嚥下機能の低下による誤嚥が原因と考えられており、嚥下機能の評価や食事方法の工夫が重要になります。食べ物がのみ込みにくい、食事中に咳が出る、常にのどに痰がからんでいるなどの症状がある場合は、嚥下障害の可能性があるため、耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。
令和5年度診療実績(全身麻酔下手術:全319件)
内訳 | 件数 |
---|---|
甲状腺悪性腫瘍手術 |
28 |
甲状腺良性腫瘍手術 |
12 |
バセドウ甲状腺全摘術 |
6 |
副甲状腺腺腫・過形成手術 |
13 |
舌・口腔底悪性腫瘍手術(再建術含む) | 5 |
咽頭悪性腫瘍手術 |
1 |
喉頭悪性腫瘍手術 | 2 |
頸部郭清術 |
11 |
唾液腺良性腫瘍手術(耳下腺・顎下腺) |
23 |
唾液腺悪性腫瘍手術(耳下腺・顎下腺) |
4 |
鼓室形成術 | 1 |
鼓膜チューブ挿入術 | 9 |
内視鏡下鼻副鼻腔手術 |
46 |
鼻副鼻腔腫瘍摘出術 | 3 |
口蓋扁桃摘出術 |
35 |
アデノイド切除術 | 6 |
喉頭微細手術 |
16 |
気管切開術・気管切開孔閉鎖術 | 39 |
深頸部膿瘍切開術 | 5 |
誤嚥防止術 | 2 |
頸部リンパ節摘出術 | 19 |
令和5年の手術件数です。
手術コード | 手術名 | 件数 |
---|---|---|
K0001 | 創傷処理(筋肉、臓器に達するもの、長径5㎝未満) | 2 |
K0002 | 創傷処理(筋肉、臓器に達するもの、長径5㎝以上10㎝未満) | 2 |
K000-21 | 小児創傷処理(6歳未満、筋肉、臓器に達するもの、長径2.5㎝未満) | 1 |
K000-22 | 小児創傷処理(6歳未満、筋肉、臓器に達するもの、長径2.5㎝以上5㎝未満) | 2 |
K000-25 | 小児創傷処理(6歳未満、筋肉、臓器に達しないもの、長径2.5㎝未満) | 2 |
K0004 | 創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの、長径5㎝未満) | 3 |
K0005 | 創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの、長径5㎝以上10㎝未満) | 1 |
K0006 | 創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの、長径10㎝以上) | 1 |
K0011 | 皮膚切開術(長径10㎝未満) | 2 |
K0051 | 皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2㎝未満) | 2 |
K0052 | 皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2㎝以上4㎝未満) | 2 |
K0061 | 皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3㎝未満) | 1 |
K0132 | 分層植皮術(25㎠以上100㎠未満) | 1 |
K0172 | 遊離皮弁術(顕微鏡下血管柄付きのもの)(その他の場合) | 1 |
K198 | 神経移植術 | 3 |
K2861 | 外耳道異物除去術(単純なもの) | 4 |
K2862 | 外耳道異物除去術(複雑なもの) | 4 |
K287 | 先天性耳瘻管摘出術 | 1 |
K300 | 鼓膜切開術 | 34 |
K305 | 乳突削開術 | 2 |
K309 | 鼓膜(排液,換気)チューブ挿入術 | 19 |
K3192 | 鼓室形成手術(耳小骨再建術) | 1 |
K331 | 鼻腔粘膜焼灼術 | 27 |
K336 | 鼻内異物摘出術 | 1 |
K337 | 鼻前庭嚢胞摘出術 | 1 |
K339 | 粘膜下下鼻甲介骨切除術 | 1 |
K340 | 鼻茸摘出術 | 3 |
K340-3 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術1型(副鼻腔自然口開窓術) | 1 |
K340-4 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術) | 4 |
K340-5 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) | 40 |
K340-6 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) | 13 |
K342 | 鼻副鼻腔腫瘍摘出術 | 3 |
K347-3 | 内視鏡下鼻中隔手術1型(骨、軟骨手術) | 18 |
K347-5 | 内視鏡下鼻腔手術1型(下鼻甲介手術) | 16 |
K347-6 | 内視鏡下鼻腔手術2型(鼻腔内手術) | 4 |
K367 | 咽後膿瘍切除術 | 4 |
K368 | 扁桃周囲膿瘍切開術 | 21 |
K3691 | 咽頭異物摘出術(簡単なもの) | 5 |
K3692 | 咽頭異物摘出術(複雑なもの) | 13 |
K370 | アデノイド切除術 | 7 |
K3721 | 中咽頭腫瘍摘出術(経口腔によるもの) | 3 |
K3731 | 下咽頭腫瘍摘出術(経口腔によるもの) | 2 |
K374 | 咽頭悪性腫瘍手術 | 1 |
K3772 | 口蓋扁桃手術(摘出) | 73 |
K384-2 | 深頸部膿瘍切開術 | 6 |
K386 | 気管切開術 | 37 |
K3892 | 喉頭・声帯ポリープ切除術(直達喉頭鏡) | 4 |
K392-2 | 喉頭蓋嚢腫摘出術 | 2 |
K3932 | 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡) | 10 |
K3941 | 喉頭悪性腫瘍手術(切除) | 1 |
K3942 | 喉頭悪性腫瘍手術(全摘) | 1 |
K396 | 気管切開孔閉鎖術 | 9 |
K403-24 | 嚥下機能手術(喉頭全摘術) | 2 |
K410 | 口腔底悪性腫瘍手術 | 1 |
K4132 | 舌腫瘍摘出術(その他のもの) | 4 |
K4151 | 舌悪性腫瘍手術(切除) | 4 |
K4211 | 口唇腫瘍摘出術(粘液嚢胞摘出術) | 1 |
K430 | 顎関節脱臼非観血的整復術 | 1 |
K449 | 唾液腺膿瘍切開術 | 1 |
K4501 | 唾石摘出術(表在性のもの) | 6 |
K4502 | 唾石摘出術(深在性のもの) | 4 |
K453 | 顎下腺腫瘍摘出術 | 2 |
K454 | 顎下腺摘出術 | 2 |
K455 | 顎下腺悪性腫瘍手術 | 1 |
K4571 | 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術) | 20 |
K4572 | 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺深葉摘出術) | 1 |
K4581 | 耳下腺悪性腫瘍手術(切除) | 1 |
K4582 | 耳下腺悪性腫瘍手術(全摘) | 2 |
K4611 | 甲状腺腫摘出術(片葉) | 11 |
K4612 | 甲状腺腫摘出術(両葉) | 1 |
K462 | バセドウ甲状腺全摘術 | 6 |
K4631 | 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) | 23 |
K4633 | 甲状腺悪性腫瘍手術(全摘) | 5 |
K4641 | 副甲状腺腺腫過形成手術(摘出術) | 14 |
K467 | 頸嚢摘出術 | 1 |
K4691 | 頸部郭清術(片側) | 8 |
K4692 | 頸部郭清術(両側) | 1 |
K523-2 | 硬性内視鏡下食道異物摘出術 | 1 |
K6261 | リンパ節摘出術(長径3㎝未満) | 13 |
K6262 | リンパ節摘出術(長径3㎝以上) | 6 |
K6272 | リンパ節群郭清術(頸部、深在性) | 1 |
合計 | 566 |
職名 | 氏名 | 専門分野 | 資格等 |
---|---|---|---|
部長 | 鈴木 章之 |
耳鼻咽喉科一般 頭頸部がん 甲状腺外科 嚥下障害 |
日本耳鼻咽喉科学会専門医・専門研修指導医 臨床研修指導医 |
副部長 | 山田 和之 |
耳鼻咽喉科一般 |
日本耳鼻咽喉科学会専門医 難病指定医 |
医長 | 稲村 直哉 |
耳鼻咽喉科一般 めまい 鼻副鼻腔疾患 頭頸部腫瘍 |
日本耳鼻咽喉科学会専門医 |
一般職 | 吉村 淳 | 耳鼻咽喉科一般 | 日本耳鼻咽喉科学会専門医 |
竹川 葉奈 | 耳鼻咽喉科一般 | ||
嘱託医 | 吉村 理 |
耳鼻咽喉科一般 |
日本耳鼻咽喉科学会専門医・専門研修指導医 |
治療方針や手術適応、術式などに対するご相談に対応致します。
演題名 | 出題者名 | 所属 |
学会名 |
発表月日 | 発表地 |
---|---|---|---|---|---|
血中Caの異常高値を呈した原発性副甲状腺機能亢進症の2症例 | 関戸 貴大 |
市立札幌病院 耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第229回 日耳鼻北海道地方部会 |
2024年 3月 |
札幌 |
耳下腺非脂腺型リンパ腺腫の1例 | 武田 英明 |
市立札幌病院 耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第229回 日耳鼻北海道地方部会 |
2024年 3月 |
札幌 |
演題名 | 出題者名 | 所属 | 学会名 | 発表月日 | 発表地 |
---|---|---|---|---|---|
術前検査で判明した髄様癌と乳頭癌が併発した1例 | 迫田 賢人 |
市立札幌病院 耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第227回 日耳鼻北海道地方部会 |
2023年 3月 |
札幌 |
喉頭に発生したリンパ形質細胞性リンパ腫の1例 | 宮森 萌子 |
市立札幌病院 耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第227回 日耳鼻北海道地方部会 |
2023年 3月 |
札幌 |
扁桃周囲膿瘍切開排膿術後血腫で咽頭狭窄をきたした1例 | 迫田 賢人 |
市立札幌病院 耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第228回 日耳鼻北海道地方部会 |
2023年 10月 |
札幌 |
演題名 | 出題者名 | 所属 | 学会名 | 発表月日 | 発表地 |
---|---|---|---|---|---|
当科における甲状腺癌頸部郭清術症例のリンパ漏についての検討 | 稲村 直哉 |
市立札幌病院 耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第31回日本頭頸部外科学会 |
2022年 3月 |
大阪 |
当科で経験した縦隔甲状腺腫の2症例 | 佐藤 孝大 |
市立札幌病院 耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第225回日耳鼻北海道地方部会 |
2022年 3月 |
札幌 |
非機能性副甲状腺嚢胞の1例 | 山田 真司 |
市立札幌病院 耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第225回日耳鼻北海道地方部会 |
2022年 3月 |
札幌 |
演題名 | 出題者名 | 所属 | 学会名 |
発表月日 |
発表地 |
---|---|---|---|---|---|
悪性腫瘍を疑った耳下腺腫脹 | 横川 泰三 |
市立札幌病院耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第4回耳鼻咽喉科病院診を語る会 | 2019年 1月18日 |
札幌 |
当科で施行した原発性副甲状腺機能亢進症の検討 | 杉浦 文康 |
市立札幌病院耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第29回日本頭頸部外科学会 | 2019年 1月24日 |
仙台 |
嚥下困難を伴った巨大口腔底腫瘍症例 | 吉村 淳 |
市立札幌病院耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第16回札幌耳鼻いんこう科・甲状腺外科談話会 | 2019年 3月6日 |
札幌 |
診断に苦慮した石灰沈着性頸長筋炎症例 | 横川 泰三 |
市立札幌病院耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第16回札幌耳鼻いんこう科・甲状腺外科談話会 | 2019年 3月6日 |
札幌 |
両側内耳障害を伴った急性中耳炎症例 | 小崎 真也 |
市立札幌病院耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第16回札幌耳鼻いんこう科・甲状腺外科談話会 | 2019年 3月6日 |
札幌 |
頸部リンパ節結核の3症例 | 小崎 真也 |
市立札幌病院耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第219回日耳鼻北海道地方部会 | 2019年 3月24日 |
札幌 |
2度の再建手術を要した喉頭癌救済手術症例 | 小崎 真也 |
市立札幌病院耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
令和元年頭頸部がんキャンサーボード | 2019年 8月8日 |
札幌 |
破傷風の8症例 ―喉頭ファイバー所見と破傷風抗体価を中心にー | 吉村 淳 |
市立札幌病院耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
第7回日本耳鼻咽喉科感染症学会 | 2019年 9月5日 |
津 |
論文名 |
著者名 |
所属 |
雑誌名 (書名) |
発表年 | 巻 |
ページ ~ |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
Primary lymphoplasmacytic lymphoma of the larynx mimicking extramedullary plasmacytoma: A case report |
宮森 萌子 |
市立札幌病院耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
oncology letters | 2024 |
27 (3) |
132 |
論文名 |
著者名 |
所属 |
雑誌名 (書名) |
発表年 |
巻 |
ページ |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
甲状腺癌頸部郭清術症例のリンパ漏についての検討 |
稲村 直哉 吉村 理 鈴木 章之 |
市立札幌病院耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
頭頸部外科 | 2023 |
33 (2) |
155 | 161 |
論文名 |
著者名 |
所属 |
雑誌名 |
発表年 |
巻 |
ページ |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
鼻中隔腐食を呈した鼻腔ボタン電池異物症例 |
佐藤 宏紀 吉村 理 |
市立札幌病院耳鼻咽喉科 甲状腺外科 |
市立札幌病 院医誌 |
2019 |
78 NO.2 |
19 |
24 |
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