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更新日:2024年9月25日

糖尿病・内分泌内科

糖尿病・内分泌内科について 

糖尿病・内分泌内科では、糖尿病等の生活習慣病と多彩な内分泌疾患を診療しています。当科のモットーは「生活習慣病に潜む内分泌疾患を見逃さない」ことです。内分泌疾患は間脳・下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、膵内分泌、性腺など多岐にわたり、患者さん自らが気づくのは困難であり、かかりつけ医との連携が重要です。さらに内分泌疾患の確定診断には複雑な検査が必要となることがありますが、総合病院の医療資源を活かしてそれらに取り組んでいます。特に高血圧患者の10%を占めると考えられる原発性アルドステロン症は、治療方針の決定に副腎静脈サンプリングが必要となりますが、放射線診断科と連携して多数行っており、手術が必要な場合は泌尿器科と連携しています。甲状腺疾患についてはアイソトープ治療、手術ができる数少ない施設として、治療困難なバセドウ病等に対応しています。
当科では伝統的にチーム医療による糖尿病診療を行っており、眼科、腎臓内科、形成外科等と連携して合併症、併発症のある糖尿病、妊娠糖尿病に対応しております。また各部門に多数の糖尿病療養指導士が在籍し、積極的に患者さんに関わっています。
治療方針が定まった糖尿病・内分泌疾患の患者さんについては逆紹介を心がけており、地域の医療機関の先生にはご指導を賜りますようお願い申し上げます。

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基本方針 

糖尿病・内分泌疾患の領域で、総合病院という特徴を活かし、院内他科・他部門と連携した質の高い専門医療を目指します。

糖尿病

代表的な取り組みをいくつか御紹介します。

持続皮下インスリン注入療法

インスリンポンプ

インスリンポンプを使った治療法で、インスリンポンプとは、24時間を通じて超速効型インスリンを注入する携帯型の小型機器です。携帯電話や携帯音楽プレイヤーほどの大きさで、皮下に留置された細いチューブとカニューレ(注入セットと呼ばれます)を通してインスリンを注入します。もちろん注入するインスリンの量は、お使いの方が変えることができます。主に1型糖尿病の患者さんで従来の頻回注射療法でなかなかコントロールできない方やライフ・スタイルにあわせたインスリン療法を御希望なさる方などが対象となります。インスリンポンプの使用を始める前には、必ず医師や看護師と話し合い、この機器の使用方法やトラブル対処についてのトレーニングを十分受けることが重要です。

持続グルコース測定

お腹などの皮下組織に専用のセンサを装着し、連続的に皮下のグルコース(ブドウ糖)濃度を記録する新しい検査方法です。今まで一般に用いられてきた1日に数回の自己血糖測定器による測定に比べ、測定回数が格段に多いことが特徴です。グルコース濃度の推移(変動)を見ることができるため、より適切で安全な糖尿病治療を行うための指標となることが期待されています。

持続グルコース測定

糖尿病合併妊娠の血糖管理

当院産科はハイリスクの妊婦さんが多く、妊娠糖尿病、糖尿病合併妊娠もその一部となります。そのため産科と連携し、きめ細かい糖尿病治療を行うことで、妊婦や新生児に関わる合併症を少しでも軽減することに取り組んでいます。

札幌アカシア会(日本糖尿協会「友の会」)

以前から運営している糖尿病患者さんの友の会であり、診療とともに患者さんの親睦や情報交換等の場として活用をしていただいています。日本糖尿病協会「友の会」ですので入会されると月刊『糖尿病ライフさかえ』の購読ができます。また2ヶ月に1回、第3土曜日を中心に糖尿病教室を行っています。参加は無料で会員以外の方も出席も大歓迎です(予定やタイトルは外来掲示板をご参照ください)。

内分泌疾患

代表的な取り組みを2つご紹介します。

原発性アルドステロン症

日本の高血圧の患者数は4000万人と推定されていますが、そのうちの5~10%はアルドステロンという副腎から分泌される血圧を上げるホルモンの過剰による原発性アルドステロン症という疾患であることが分かってきました。原発性アルドステロン症は、普通の高血圧より脳梗塞、心筋梗塞、慢性腎臓病を起こしやすく、また適切に治療すれば治すことができる可能性があるので、高血圧の患者様の中から原発性アルドステロン症を適切に見つけ出すことが重要です。当科では原発性アルドステロン症の診断、治療に力を入れており、放射線診断科と連携して副腎静脈サンプリングによる原因となる副腎の正確な局在診断を行い、泌尿器外科と連携して腹腔鏡下手術による治療を行っております。アルドステロン拮抗薬による薬物治療も多数行っております。

バセドウ病のアイソトープ治療

バセドウ病の治療には、抗甲状腺薬の内服以外に手術、放射性ヨード内用療法(アイソトープ治療)があります。当科では放射線診断科と連携してアイソトープ治療に力を入れております。アイソトープ治療は、抗甲状腺薬が副作用のため飲めない場合か抗甲状腺薬では甲状腺機能が正常に維持できない場合に行いますが、甲状腺を小さくしたい場合や抗甲状腺薬の服用を確実に止めたい場合も対象になります。この治療はカプセルに入った放射性ヨード(ヨウ素131)を内服するもので、治療そのものは1日で終わりますが、用量決定のための検査や準備としてのヨード制限食が必要になります。この治療は患者さんの病状やご希望に合わせて外来でも入院でも行うことができます。

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こんな症状、疾患を診ています 

糖尿病

徴的な細小血管障害によるQOLの低下(網膜症による失明、腎症による透析、神経障害の進行による壊疽と下肢切断)をもたらし、心筋梗塞、脳血管障害などの動脈硬化疾患を基盤にした大血管障害の増加に結びつきます。糖尿病は静かに、深く進行する疾患でそのまま放置しておくと恐ろしい疾患です。糖尿病の多くは遺伝的素因の上に、過食、運動不足、肥満などの生活習慣が重なり発病します。当科では初期糖尿病の方には食事療法と運動療法を十分に行っていただき、改善のない方には経口糖尿病薬の投与を行い、それでも血糖コントロールが不良な方には、インクレチン療法やインスリン療法を導入しております。
当科では古くから糖尿病専門外来を開設しており、また外来診療に加え、2週間クリティカルパスに沿った糖尿病教育入院コースを実施しています。糖尿病慢性合併症の管理必要となった患者様については、眼科(糖尿病網膜症)や腎臓内科(糖尿病腎症)、循環器内科(虚血性心疾患)、形成外科(糖尿病性壊疽)などと連携し、合併症の予防と進行の阻止を目標に掲げております。

糖尿病患者数

内分泌疾患

内分泌疾患には、視床下部・下垂体疾患(先端巨大症、下垂体前葉機能低下症、尿崩症など)、甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病、甲状腺腫瘍など)、副甲状腺疾患(原発性副甲状腺機能亢進症など)、副腎疾患(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫など)、膵内分泌疾患(インスリノーマなど)、性腺疾患(性腺機能低下症など)といった多数の疾患が含まれます。当科では、総合病院であるという特徴を活かし、院内各科、各部門と連携して幅広い内分泌疾患の診断・治療ができるよう心がけております。実際には、患者数が多く長い診療実績がある甲状腺疾患の受診が多く、また最近特に力をいれて取り組んでいる原発性アルドステロン症を始めとする副腎疾患の受診が増加しております。内分泌疾患は、患者さん自身が症状から病気を思い浮かべる事が難しいのが特徴です。生活習慣病と思われている高血圧、糖尿病や脂質異常症の中に内分泌疾患が潜んでいることもあります。内分泌疾患が発見されるきっかけとして、健診での指摘や、かかりつけ医が問診・診察や一般的検査の異常から気づくことが多いので、当科の内分泌診療には病診連携が重要と考えております。健診で甲状腺など内分泌疾患が疑われた方、既に何らかの内分泌疾患との診断はついていても治療方針が決まっていない方はかかりつけ医からの紹介状をお持ちの方は、予約の上当科を受診してください。

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私たちが担当しています~担当医紹介~ 

職名 氏名    専門分野 資格等                      
部長

和田 典男わだ のりお

原発性アルドステロン症等の二次性高血圧
糖尿病及び慢性合併症
内分泌代謝疾患
日本内科学会認定総合内科専門医・指導医
日本内分泌学会内分泌代謝専門医・指導医・評議員
日本糖尿病学会専門医・指導医・評議員
日本甲状腺学会専門医
副部長

小原 慎司おばら しんじ

内分泌代謝疾患全般
糖尿病及び慢性合併症

日本内科学会認定医
日本糖尿病学会専門医

副医長

三次 有奈みよし ありな

内分泌代謝疾患全般
糖尿病及び慢性合併症
日本内科学会認定内科医・指導医
日本糖尿病学会専門医
日本糖尿病学会研修指導医
内分泌代謝科(内科)専門医・指導医
日本骨粗鬆症学会認定医
日本医師会認定産業医
難病指定医
小児慢性特定疾病指定医
日本動脈硬化学会動脈硬化専門医
日本肥満学会認定肥満症専門医

菅原 基すがわら はじめ

糖尿病、

内分泌代謝疾患全般

日本内科学会認定医
日本糖尿病学会専門医
一般職

馬場 周平ばば しゅうへい

糖尿病、

内分泌代謝疾患全般

日本内科学会認定医
日本糖尿病学会専門医
日本内分泌学会内分泌代謝専門医

 

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診療体制 

外来

毎日1~2名が専門外来担当しています。再来患者さんの数も多いので、初診の方はできるだけかかりつけ医、または近くの医療機関からの紹介状を持ち、地域連携センターまたは地域医療室で予約を取っていただくと、待ち時間を短縮できますので御協力ください。

病棟

多くの患者様はクリティカルパス*に沿って、糖尿病教育入院(2週間コース)、合併症の管理・治療入院、内分泌疾患の検査・治療入院などを中心に診療を行っています。病棟では多くの臨床研修医がスタッフとともに患者さんの診療に携わっています。

*クリティカルパスとは?;医療の内容を評価・改善して、質の高い医療を患者さんに提供することを目的として、入院から退院までの計画を立てたものです。患者さん用には、検査の予定や治療の内容、リハビリテーションの計画、いつ頃どの様な状態になれば退院することができるかなどを、一覧表にしてご説明しております。

患者さん向けの糖尿病教室

患者さん向けの糖尿病教室

糖尿病チームカンファレンス

外来、病棟においては医師の診療とともに、日本糖尿病療養指導士(CDEJ)*の資格を持つコメディカルが患者さんの生活指導に取り組んでいます。外来では形成外科とも協力したフットケアやインスリン治療者への療養指導にも力を入れ、実施しております。

*日本糖尿病療養指導士(CDEJ)とは?;糖尿病とその療養指導全般に関する正しい知識を有し、医師の指示の下で患者に熟練した療養指導を行うことのできる医療従事者に対し、日本糖尿病療養指導士認定機構が与える資格です。一定期間の研修と試験などをクリアして取得されており、日夜研鑽も続けている糖尿病療養指導のエキスパートです。当院には20名前後の有資格者がおります。

診療実績 

令和4年度

入院患者内訳  件数 
糖尿病 1型糖尿病 9
2型糖尿病 46
その他の糖尿病 3
内分泌疾患 原発性アルドステロン症 12
その他の副腎疾患 17
下垂体疾患 16
甲状腺疾患 12
検査・治療内訳 件数
甲状腺超音波検査 210
アイソトープ治療 19
副腎静脈サンプリング 12

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学会・研究会等発表演題 

令和5年(2023年)

演題名              出題者名     所属      学会名      発表月日    発表地 
原発性アルドステロン症におけるスクリーニングとカプトプリル負荷試験の判定の比較検討        

和田 典男

馬場 周平
菅原 基

三次 有奈

小原 慎司

市立札幌病院 糖尿病・内分泌内科  

第48回札幌市

医師会医学会

2023年

2月19日

札幌
当院における救急診療での、簡易測定器による血中ケトン体測定システム導入までの過程

三次 有奈1)川崎 てるみ2)

和田 典男3)

市立札幌病院 糖尿病・

内分泌内科1)、
市立札幌病院 看護部2)

第48回札幌市

医師会医学会

2023年

2月19日

札幌
原発性アルドステロン症術後症例におけるCLEIA法測定のレニン、アルドステロンを用いた病態の検討

和田 典男

馬場 周平

菅原 基

三次 有奈

小原 慎司

市立札幌病院 糖尿病・内分泌内科

第30回日本ス

テロイドホル

モン学会学術

集会

2023年

2月25日

久留米
下垂体手術、メチラポン、パシレオチド投与が奏功せず両側副腎摘出術を行ったクッシング病の1例

和田 典男

馬場 周平

菅原 基

三次 有奈

小原 慎司

市立札幌病院 糖尿病・

内分泌内科

第34回間脳・

下垂体・副腎

系研究会

2023年

3月11日

東京
当科および当院救急診療での,簡易測定器による血中ケトン体測定システム導入までの過程

三次 有奈1)川崎 てるみ2)

和田 典男3)

市立札幌病院 糖尿病・

内分泌内科1)、
市立札幌病院 看護部2)

第66回日本糖

尿病学会学術

集会

2023年

5月11日

鹿児島
CLEIA法への測定法の変更によって明らかになった原発性アルドステロン症術後の低アルドステロン症の検討

和田 典男

馬場 周平

菅原 基

三次 有奈

小原 慎司

市立札幌病院糖尿病・

内分泌内科

第96回日本内

分泌学会学術

総会

2023年

6月1日

名古屋
サブクリニカルクッシング症候群,原発性アルドステロン症および先端巨大症を合併した1例

三次 有奈

馬場 周平

菅原 基

小原 慎司

和田 典男

市立札幌病院糖尿病・

内分泌内科

第96回日本内

分泌学会学術

総会

2023年

6月2日

名古屋
術前にランレオチドを投与し,4日目に甲状腺機能の正常化と7日目に30%の腫瘍縮小が得られたTSH産生下垂体腫瘍の1例

三次 有奈

馬場 周平

菅原 基

小原 慎司

和田 典男

市立札幌病院糖尿病・

内分泌内科

第33回北海道

甲状腺談話会

2023年

7月29日

札幌
術前EDP+M(エトポシド・ドキサルビシン・シスプラチン+ミトタン)療法で腫瘍縮小後に摘出し得た、クッシング症候群合併の肝および下大静脈浸潤を伴う右副腎癌の1例

三次 有奈

馬場 周平

菅原 基

小原 慎司

和田 典男

市立札幌病院糖尿病・

内分泌内科

第27回日本臨

床内分泌病理

学会学術総会

2023年

9月22日

大分
支脈採血を行った原発性アルドステロン症における画像所見と病理所見の関係

和田 典男1)

馬場 周平1)

菅原 基1)

三次 有奈1)

小原 慎司1)三浪 圭太2)田中 博2)

辻隆 裕3)

臼淵 浩明4)寺江 聡4)

閑 仁志朗5)

市立札幌病院 糖尿病・内分泌内科1)
市立札幌病院 泌尿器外科2)
市立札幌病院 病理診断科3)
市立札幌病院 放射線診断科4)
釧路労災病院 泌尿器科5) 

第27回日本臨

床内分泌病理

学会学術総会

2023年

9月22日

大分
術前ソマトスタチンアナログ投与が効果的で、診断から速やかに手術し得たTSH産生下垂体腫瘍の1例

住友 麻佑子

三次 有奈

小野 有香

馬場 周平

菅原 基

小原 慎司

和田 典男

市立札幌病院 糖尿病・

内分泌内科

第23回日本内

分泌学会北海

道支部学術集会

2023年

10月22日

札幌
妊娠後期に視野障害を契機に診断されたリンパ球性下垂体炎の1例

小野 有香

和田 典男

住友 麻佑子

馬場 周平

菅原 基

三次 有奈

小原 慎司

市立札幌病院 糖尿病・

内分泌内科

第23回日本内

分泌学会北海道支部学術集会

2023年

10月22日

札幌
術前EDP+M(エトポシド・ドキサルビシン・シスプラチン+ミトタン)療法で腫瘍縮小後に摘出し得た,,クッシング症候群合併の肝および下大静脈浸潤を伴う右副腎癌の1例     

三次 有奈

馬場 周平

菅原 基

小原 慎司

和田 典男

市立札幌病院 糖尿病・

内分泌内科

第23回日本内

分泌学会北海

道支部学術集会

2023年

10月22日

札幌
PA治療における副腎部分切除の臨床的意義

和田 典男

馬場 周平

菅原 基

三次 有奈

小原 慎司
閑仁 志朗*

三浪 圭太*

田中 博*

市立札幌病院 糖尿病・

内分泌内科
市立札幌病院 泌尿器外科*

第31回臨床

内分泌代謝UPDATE

2023年

11月3日

横浜
術前EDP+M)療法で腫瘍縮小後に摘出し得た,CS症候群合併肝浸潤副腎癌の1例    

三次 有奈

馬場 周平

菅原 基

小原 慎司

和田 典男

市立札幌病院 糖尿病・

内分泌内科

第31回臨床

内分泌代謝UPDATE

2023年

11月3日

横浜
新型コロナウイルスとインフルエンザの同時感染を契機に無痛性甲状腺炎を発症した先端巨大症術後の1例

和田 典男

菅原 基

馬場 周平

三次 有奈

小原 慎司

市立札幌病院 糖尿病・

内分泌内科

第66回日本甲

状腺学会学術

集会

2023年

12月8日

金沢

 

令和4年(2022年)

演題名              出題者名     所属       学会名       発表月日     発表地
新しいガイドラインによる原発性アルドステロン症診療        和田 典男

市立札幌病院

糖尿病・

内分泌内科

ミネラルコルチコイド受容体関連疾患研究会     

2022年

1月29日

WEB

開催

RIA測定値から換算したLC-MS/MS相当値、CLEIA相当値によるアルドステロン・レニン比の検討   和田 典男

市立札幌病院

糖尿病・

内分泌内科

札幌市医師会

医学会

2022年

2月19日

WEB

開催

RIA測定値から換算したCLEIA相当血漿アルドステロン濃度によるアルドステロン・レニン比の検討

和田 典男

馬場 周平

菅原 基

三次 有奈

小原 慎司

市立札幌病院

糖尿病・

内分泌内科

第29回 日本

ステロイドホルモン学会

2022年

2月19日

WEB

開催

新しいホルモン測定法で変わる原発性アルドステロン症診療 和田 典男

市立札幌病院

糖尿病・

内分泌内科

富士フイルム

和光純薬WEB

セミナー第3回

2022年

3月3日

WEB

開催

3回目のコロナワクチン接種後に亜急性甲状腺炎を発症した1例

和田 典男

馬場 周平

菅原 基

三次 有奈

小原 慎司

市立札幌病院

糖尿病・

内分泌内科

第38回 北海道

甲状腺談話会

2022年

7月23日

札幌
インフルエンザワクチン接種後に亜急性甲状腺炎を発症した1例

和田 典男

三次 有奈

馬場 周平

菅原 基

小原 慎司

市立札幌病院

糖尿病・

内分泌内科

第38回 北海道

甲状腺談話会

2022年

7月23日

札幌
副腎静脈サンプリングを省略して副腎摘出術が施行しうる原発性アルドステロン症症例の予測

和田 典男

馬場 周平

菅原 基

三次 有奈

小原 慎司

市立札幌病院

糖尿病・

内分泌内科

第26回 臨床内分泌病理学会総会

2022年

10月2日

東京
3回目のCOVID-19ワクチン接種後に亜急性甲状腺炎を発症した1例

和田 典男

馬場 周平

菅原 基

三次 有奈

小原 慎司

市立札幌病院

糖尿病・

内分泌内科

第65回 日本甲状腺学会学術総会

2022年

11月2日

大阪
インフルエンザワクチン接種後に亜急性甲状腺炎を発症した1例

和田 典男

馬場 周平

菅原 基

三次 有奈

小原 慎司

市立札幌病院

糖尿病・

内分泌内科

第32回 臨床内分泌代謝UPDATE

2022年

11月11日

  -12日

東京

(WEB)

PAの新ガイドラインによるカプトプリル負荷試験前後の判定の検討

和田 典男

馬場 周平

菅原 基

三次 有奈

小原 慎司

市立札幌病院

糖尿病・

内分泌内科

第32回 臨床内分泌代謝UPDATE

2022年

11月11日

  -12日

東京

(WEB)

原発性アルドステロン症の病型診断における複数の機能確認検査

兼子 大輝

馬越 洋宜

和田 典男*他

九州大学大学院医学研究院病態制御内科市立札幌病院糖尿病・内分泌内科* 第32回 臨床内分泌代謝UPDATE

2022年

11月11日

  -12日

東京

(WEB)

専門医更新のための指定講演8
新しい測定法による原発性アルドステロン症の診断
和田 典男

市立札幌病院

糖尿病・

内分泌内科     

第32回 臨床内分泌代謝UPDATE

2022年

11月11日

  -12日

東京

(WEB)

 

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論文等 

令和5年(2023年)

論文名  著者名      所属

雑誌名

(書名)

発表年 巻号

ページ

A case of subacute thyroiditis after influenza vaccination Norio Wada, Arina Miyoshi, Shuhei Baba, Hajime Sugawara, Shinji Obara Department of Diabetes Endocrinology, Sapporo City General Hospital

Endocri

nology, Diabetes & Metabolism Case Reports ※Published online

2023

2023

(1)

-
Do multiple types of confirmatory tests improve performance in predicting subtypes of primary aldosteronism?  Kaneko H, Wada N*, et al Department of Diabetes and Endoclinology, Sapporo City General Hospital* Clin Endocrinol (Oxf) 2023 98 473-480
International multicenter survey on screening and confirmatory testing in primary aldosteronism. Naruse M, Wada N*, et al Department of Diabetes and Endoclinology, Sapporo City General Hospital* Eur J Endocrinol 2023 188 489-500
Impact of a change to a novel chemiluminescent immunoassay for measuring plasma aldosteroneon the diagnosis of primary aldosteronism. Kobayashi H, Wada N*, et al Department of Diabetes and Endoclinology, Sapporo City General Hospital* Endocr J 2023

70

(5)

489-500

A

hyperaldosteronism

subtypes predictive model using ensemble learning.

Karashima S, Wada N* et al Department of Diabetes and Endoclinology, Sapporo City General Hospital* Sci Rep. 2023

13

(1)

3043
Prolonged postoperative hypoaldosteronism related to hyperkalemia in patients with aldosterone-producing adenoma. Wada N, Baba S, Sugawara H, Miyoshi A, Obara S. Department of Diabetes and Endoclinology, Sapporo City General Hospital Endocr J 2023

70

(9)

917-924
A case of subacutethyroiditis after influenza vaccination. Wada N, Miyoshi A, Baba S, Sugawara H, Obara S. Department of Diabetes and Endoclinology, Sapporo City General Hospital Endocrinol Diabetes Metab Case Rep. 2023

2023

(1)

22-0364
Identifying primary aldosteronism patients who require adrenal venous sampling: a multi-center study. Kitamoto T, Wada N*, et al Department of Diabetes and Endoclinology, Sapporo City General Hospital* Sci Rep.  2023

13

(1)

21722
全般性不安障害を合併し,短期間に糖尿病網膜症が進行した若年発症2型糖尿病の1例

山崎 光理1)

宮本 寛和1)

木下 貴正1)

清水 美穂1)

森 潤也1)

青木 修一郎1)

三次 有奈2)

今泉 寛子1)

市立札幌病院 眼科1)、
市立札幌病院 糖尿病・内分泌内科2)

あたらしい

眼科

2023

40

(1)

101-105
Metabolic Surgeryを行った緩徐進行1型糖尿病患者の1例

湯口 善成1)

木島 弘道1)

川原 田陽1)

三次 有奈2)

海老原 裕磨3)

国家公務員共済組合連合会

斗南病院 糖尿病・内分泌内科1)、外科3)、
市立札幌病院 糖尿病・内分泌内科2)

糖尿病 2023

66

(11)

790-796

 

令和4年(2022年)

論文名 著者名 所属

雑誌名

(書名)

発表年  巻号

ページ

Subacute thyroiditis associated with thyrotoxic periodic paralysis after COVID-19 vaccination: a case report

Mone Murashita Norio Wada

Shuhei Baba

Hajime Sugawara

Arina Miyoshi

Shinji Obara.

Department of Diabetes and Endocrinology, Sapporo City General Hospital

Endocrinology, Diabetes & Metabolism Case Reports

※Published online
2022

2022

(1)

-
高齢で診断された原発性アルドステロン症の治療方針 和田 典男 市立札幌病院糖尿病・内分泌内科 糖尿病・内分泌代謝科 2022

55

(3)

272-278
レニン, アルドステロンの新規測定法と原発性アルドステロン症診療への影響 和田 典男 市立札幌病院糖尿病・内分泌内科 日本生殖内分泌学会雑誌 2022 27 24-27
原発性アルドステロン症と肥満 和田 典男 市立札幌病院糖尿病・内分泌内科 肥満研究 2022

28

(3)

106-111
レニン、アルドステロンの新規測定法と原発性アルドステロン症診療への影響 和田典男 市立札幌病院 糖尿病・内分泌内科 日本生殖内分泌学会雑誌 2022 7 24-27
高齢者の糖尿病・内分泌代謝疾患マネージメント 高齢で診断された原発性アルドステロン症の治療方針 和田 典男 市立札幌病院 糖尿病・内分泌内科 糖尿病・内分泌代謝科 2022

55

(3)

272-278
原発性アルドステロン症と肥満 和田 典男 市立札幌病院 糖尿病・内分泌内科 肥満研究 2022

28

(3)

106-111
Primary aldosteronism with mild autonomous cortisol secretion increases renal complication risk.

Takuyuki Katabami Norio Wada *et al. 

Department of Diabetes and Endocrinology, Sapporo City General Hospital* Eur J Endocrinol 2022

186

(6)

645-655
Machine learning-based models for predicting clinical outcomes after surgery in unilateral primary aldosteronism

Kaneko H Umakoshi H

Wada N*

et al.

Department of Diabetes and Endocrinology* Sci Rep 2022

12

(1)

5781
Japan Endocrine Society clinical practice guideline for the diagnosis and management of primary aldosteronism 2021.

Naruse M Wada N*

et al. 

Department of Diabetes and Endocrinology* Endocr J 2022

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Subacute thyroiditis associated with thyrotoxic periodic paralysis after COVID-19 vaccination: a case report.

Murashita M

Wada N

Baba S

Sugawara H

Miyoshi A

Obara S.

Department of Diabetes and Endocrinology, Sapporo City General Hospital Endocrinol Diabetes Metab Case Rep 2022 2022 22-0236
Association of cardiovascular disease risk and changes in renin levels by mineralocorticoid receptor antagonists in patients with primary aldosteronism Motoko Nomura Norio Wada* JPAS/JRAS Study Group, et al. Department of Diabetes and Endocrinology, Sapporo City General Hospital * Hypertens Res. 2022

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The metabolic phenotype of patients with primary aldosteronism: impact of subtype and sex - a multicenter-study of 3566 Caucasian and Asian subjects Eur J Endocrinol. Department of Diabetes and Endocrinology, Sapporo City General Hospital * Eur J Endocrinol. 2022

187

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Effect of Intraprocedural Cortisol Measurement on ACTH-stimulated Adrenal Vein Sampling in Primary Aldosteronism.

Mitsuhiro Kometani Norio Wada*

et al.

Department of Diabetes and Endocrinology, Sapporo City General Hospital*. J Endocr Soc, 2022 6 1-11
Association of achieved blood pressure after treatment for primary aldosteronism with long-term kidney function.

Haze T Wada N

et al.

Department of Diabetes and Endocrinology, Sapporo City General Hospital * J Hum Hypertens. 2022

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(10)

904-910