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代表取締役 畑山 浩二 さん
地域に根差した企業だからこそできる体温のある地域貢献を
日本緑化工株式会社は2023年9月に設立55年を迎えました。札幌市北区篠路に根差した企業で、造園緑化工事を主業としています。官公庁の工事だけでなく、施設の外構や個人宅の庭園など民間工事も手掛けています。公園工事に携わることも多く、公園の美化活動や花壇造成管理、施設の無償修繕などを通して地域貢献に努めています。
他にも公園内の自生植物の刈り取り・抜き取りイベントへの参加、冬季は福祉除雪や消火栓周辺の雪、凍結路面対策として砂箱を設置するなど、特に篠路地域を中心に安全で住みやすいまちづくりを目指す活動を続けています。
想いを重ねる寄付活動
“地域”や“緑”というキーワードから、想いに共感するさまざまな団体に対して寄付をしています。例えば絵本基金「子ども未来文庫」には就学前の子どもたちのために絵本を寄贈し、森林の保護・育成を行う「北海道森林ボランティア協会」にも寄付をしています。
中でもユニークなのは、地域伝統芸能の保存と伝承を目指す「篠路歌舞伎保存会」への寄付です。地域の伝統芸能に対する同会の想いに共感し、同じ地元の企業として応援を続けています。篠路中央保育園では、郷土の伝統文化を子どもたちに伝えるため、「篠路歌舞伎」をカリキュラムに取り入れるなど、地域全体で文化を大切にしています。
子ども未来文庫への絵本寄贈に伴い表彰を受けました
見守りを兼ねた福祉除雪
地域安全に向けた冬季の取組
「人員や時間などの制限があり、できることは限られていますが、身近なことから地域のために取り組みたい」と語る畑山さん。本社がある北区篠路は、札幌市内でも特に雪の多い地域です。同社では、本社周辺の交差点に凍結路面対策として砂箱を設置し、地域の安全に貢献しています。
また、2023年は本社周辺の3世帯の福祉除雪や日常的に見守りにも取り組んでいます。畑山さんは「寒い中わざわざ、家から出てきてくださって“いつも助かります、ありがとう”と優しい言葉をいただくこともあり、嬉しく思います」と話しました。
POINT! 地域の方に愛されてこそ公園は育っていく
「きれいな場所には人が集まります」と畑山さん
緑豊かな公園を安全に利用してもらうために
札幌市の公園ボランティアに登録し、4~11月には毎月1回、本社近くにある篠路みどり公園の清掃を実施しています。定期的に清掃していてもごみが目立つ日もあるそう。ごみで利用者がけがをすることのないよう目を配ります。畑山さんは「汚れている場所はますます汚れていくものです。だから常に綺麗にしておきたい。公園は地域の方に愛されて育っていくものだと考えています」と話します。
「冬季は、子どもが雪と遊具の隙間に埋まるなどの事故を防ぐために、危険な場所がないか注意しています」と畑山さん。本社周辺の公園だけでなく、業務で関わった公園も近くを通るたびに様子を確認するなど、専門的な視点から地域の安全を見守っています。
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