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2021年度のさっぽろまちづくりスマイル企業「シルバー企業」として表彰された杉原建設株式会社(札幌市東区)。地域に根付いたまちづくり活動を継続しながら、新たな地域貢献にもチャレンジしていく同社の取組を取材しました。
誠実と信頼をモットーに札幌のまちづくりに貢献する
建設業に求められる“まちづくり”の役割は、時代とともに変化していきます。杉原建設株式会社は常に地域に必要とされる企業であり続けるため、町内会や地域団体と積極的に連携しながら、札幌の明るい未来に貢献すべく多様な地域のまちづくり活動に取り組んでいます。
(画像)営業部営業課 課長 長谷部 真貴 さん(左) 常務取締役 菅原 伸二さん(右)
晴れの入学式のために想いをこめて実施する通学路清掃
札幌大谷大学とコラボし、天使病院の小児病棟に寄贈した車いす
杉原建設株式会社は「タッピーフレンズ」の一員です。タッピーフレンズとは、東区役所が実施する事業に参加・協力している企業や団体のことです。
今年度、同じくタッピーフレンズの一員である札幌大谷大学へ「タッピーフレンズのコラボレーションによる新たな取り組み」を提案したことを契機に、協働による地域貢献が実現しました。
同社では、平成22年からリサイクル活動で得たポイントを車いすに交換し寄贈する取り組みを続けています。今回のコラボ企画では、同社が寄贈する子ども用車いすに、同大学芸術学部の学生が使用時の怪我防止のため装着するホイールカバーをデザイン。
完成したパステルカラーの優しい色使いの車いすは「使用する子どもたちが少しでも元気になるように」という願いがこめられ、天使病院に寄贈されました。
車いすのホイールカバーは大学生がデザイン
「東区まち美化プログラム※」参加団体の第1号でもある同社。その活動の一環として毎年新1年生が気持ちよく晴れの日を迎えられるよう、4月の入学式の前に通学路の清掃や雪割りを実施しています。滑り止めの歩行者用砂箱の設置と撤去、保管も行い、冬期間に撒かれた砂を丁寧に清掃して地域の安全と美観を守ります。
※ 東区まち美化プログラム 道路清掃などの環境美化活動を希望する企業・団体と区役所が覚書を交わして、協働で地域のまちづくりに取り組む制度(アダプト・プログラム)。札幌市では東区のほか、中央・北・白石・豊平・清田・西区で実施。登録要件や手続き方法は区により異なるため各区のホームページを参照。 【お問い合わせ】アダプト・プログラムを実施している区の地域振興課まで |
平成29年の創立65周年には、記念として東区内の公園に「ソーラー式電波時計」を寄贈しました。公園を利用する子どもたちや保護者から、町内会などを通じて喜びの言葉が届いたそうです。以来毎年寄贈を続け、これまで区内の公園に計38基の時計を設置しています。
東区内の多くの公園にソーラー式電波時計を寄贈し設置
地域貢献について「常に新しい取り組みを心がけている」と長谷部さんは話します。「職員のモチベーションを保ちながら、今後も地域のためになることをしたい」と頼もしい一言をくれました。
東区に関わるメンバーで制作された「HIGASHIKUホットキープ」
杉原建設株式会社が、新しい地域貢献のかたちとして札幌大谷大学の学生と共同制作したオリジナルカードゲーム「HIGASHIKUホットキープ」。企画から完成に至るまで、全て東区に関わるメンバーによって制作されました。
小学生も楽しめるシンプルなルールとデザインが特長で、東区にある様々な施設などがモチーフになっています。「学生のアイディアをもとに、クオリティの高いものができたと思います。オリジナリティのある地域貢献活動となって嬉しい」と長谷部さん。カードゲームは今後、小学校や児童会館などを中心に寄贈を進めていく予定です。
「HIGASHIKUホットキープ」を通じて地域の方々とコミュニケーションを取りながら、今後の地域貢献活動に活かしたいと考えているそう。菅原常務は「新型コロナウイルス感染症の影響により、室内で過ごす時間が増えています。東区をモチーフにしたこのカードゲームで、より“まち”に親しみを感じてもらえたら嬉しいです」と話しました。
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