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2021年度のさっぽろまちづくりスマイル企業「シルバー企業」として表彰された株式会社札幌ドーム(札幌市豊平区)。北海道最大の全天候型ドームでありながら、地域に開かれた身近な施設として取り組んでいるまちづくり活動についてお聞きしました。
エンターテイメントを通じて、常に最高のホスピタリティを
令和3年で開業20周年を迎えた札幌ドーム。多彩な魅力を持つ「夢と感動のステージ」として、国内外の多くの人々を迎え続けています。札幌の皆さんに親しまれる地域の一員として様々な地域活動を行うとともに、「環境にやさしい施設」を目指す取り組みにも注力しています。
(画像)経営企画室 経営企画課 渡辺 智香子さん
近隣小学校の5年生をドーム内のスタンド席にご招待し環境学習
エンターテイメント施設としてだけでなく「地域コミュニティの一員」として精力的に活動する株式会社札幌ドーム。
近隣小学校の児童などとともに国道36号に沿って並び、黄色い旗を手に交通安全を呼びかける「交通安全街頭啓発活動」や清掃活動のほか、「とよひらまちづくりパートナー※」として様々な企画やイベントに取り組んでいます。
また、例年、近隣小学校の5年生をスタンド席と展望台に招待し、施設の紹介や自社の環境に関する取り組みについてレクチャーする活動も実施しています。「自分が住む地域に札幌ドームがあること、展望台から眺めた街並みが綺麗だったことなど、少しでも子どもたちの心に残ると嬉しいです。」と渡辺さんは話してくれました。
国道36号に沿って黄色い旗が並ぶ「交通安全街頭啓発活動」
※とよひらまちづくりパートナー
地域のまちづくり活動への参加・協力の意欲を持った企業などに、「地域のためにできること」を登録してもらい、「地域のパートナー」として、町内会をはじめとする地域団体の皆さんといっしょにまちづくり活動に取り組んでもらうことを通じ、多様な担い手によるまちづくりを推進することをめざす取組。
【札幌市豊平区ホームページ】https://www.city.sapporo.jp/toyohira/machi/partner/
札幌に暮らす皆さんと札幌ドームとの絆が感じられる企画のひとつが「こども絵画展」です。
令和3年度は「札幌ドーム開業20周年記念絵画展」兼「第11回こども絵画展」として開催しました。従来は小学生に限っていた応募対象を広げ「小学生の部」「中高生・一般の部」を設定しました。審査員の1人に札幌市立大学名誉教授の上遠野敏氏を招き、専門的な視点での審査がなされました。
小学生の部・札幌ドーム大賞作品『アニバーサリー HANABI』
応募総数は132点。「札幌ドーム」をテーマに描かれた力作ばかりで、作者の想いが浮かび上がってくるようです。
渡辺さんは「どの作品も時間をかけて丁寧に取り組んでくださっていることが感じられ、とても嬉しく思いました。」と話します。20年という歴史の中で育まれてきた地域の方々と札幌ドームとの温かなつながりが、たくさんの作品の中に表現されていました。
本格的な「野鳥観察会」で地域の魅力を再発見
株式会社札幌ドームでは例年「自然観察会」として、昆虫採集や野鳥観察会を実施しています。令和3年度は10月に“コンサドーレ×札幌ドームPass 連携企画「秋の野鳥観察会」”を実施し、お子様からご年配の方までたくさんの方が参加しました。
観察会ではドーム敷地内を散策し、専門家のアドバイスのもと双眼鏡を使いながら野鳥を観察していきます。観察時間は70分ほどでしたが、参加者からは「もっと観察を続けたい」という積極的な声もあがったそう。
散策の後はスライドで成果を振りかえり理解を深めます。サプライズでドーレ君が駆けつける場面も!観察会はたいへんな盛り上がりの中で終了し、午後のコンサドーレ戦もかなりの熱気に包まれていたようです。
スポーツ観戦やライブなどで訪れる時には目に入りにくいかもしれませんが、実は札幌ドーム敷地内には自然が広がりその中で暮らす生き物がたくさん。地域の魅力を新たな視点から発見する「自然観察会」は今後も続けられる予定です。
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