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更新日：2024年3月27日
report03-株式会社アミノアップ
笑顔が未来に続く社会の実現に向けて
「自然の恵みで世界の人々を笑顔に」が私たちのミッションです
株式会社アミノアップは天然物由来の機能性素材を研究・開発・製造する会社です。限りある資源の活用に目を向けながら、自由な発想と独自の技術で、持続可能な製品を生み出してきました。機能性食品を通じて人々の健康な暮らしに寄与すること、植物活力資材を通じて高品質・高栄養の農作物生育や地球緑化に寄与すること、それらにより豊かな社会づくりに貢献することを使命としています。
社内横断的組織としてESG※チームを発足し、重要課題の達成に向けた取組や発信について協議、実行する中で、ネイチャーツアーなど独自の地域貢献活動にも取り組んでいます。
※ESG…経営における3つの観点：環境（environment）、社会（social）、ガバナンス（governance）の3つの頭文字を組み合わせた略語
（左）代表取締役社長 北舘 健太郎 さん
（右）営業部 課長 関野 琴 さん
社内横断的組織ESGチームでは活発な意見交換も
健康な社会づくりを目指して
「おしごとごっこフェス※1」では、「アミノアップ研究室」を企画・開催しました。レモンやキウイなどを使ったビタミンCの測定実験を、小学校高学年の児童とその保護者が体験しました。「実験は当社社員が指導しました。身近な食べ物を使った実験はわかりやすく、参加者の皆さんから好評でした」（関野さん）
また、清田高校の授業の一環として、環境活動を起点とした地域活性化に向けた取組について生徒から取材を受けました。取材後には、生徒が取材内容をもとにプレゼンテーションを行い、取材時や発表時の生徒の真剣な様子に、このような取組も地域貢献につながっていることを実感したそうです。
実験は大人気。真剣に話に聴き入る子どもたち
研究者だけでなく多数の一般参加者も来場
「統合医療機能性食品国際学会（ICNIM）※2」は、多様な社会に対応する統合医療と機能性食品に関する国際学会です。同学会の年次研究報告会と合わせて開催される「ICNIM公開シンポジウム」において、同社は後援企業として毎年協賛し、運営に携わっています。同シンポジウムは、国際的かつ先進的な研究者の知見を地域の方にも共有したいという想いで、2018年から学会の一部を一般公開したものです。2023年は認知症をテーマとして開催し、来場は約60名、オンラインでは約250名の一般参加がありました。健康な社会づくりを目指して、こうした産学官連携による医療分野での啓発活動などに加え、人材育成事業や産業振興事業も実施しています。
※1 おしごとごっこフェス…2023年11月26日に清田区役所で実施された、清田区在住の小学生を対象とした1日限定のお仕事体験プログラム
※2 統合医療機能性食品国際学会（ICNIM）…2015年発足。1994年に発足した「AHCC研究会」を前身とする国際学会
子どもも大人も参加「清田区ネイチャーツアー」
身近な自然の豊かさに触れ、理解を深める
専門ガイドとともに地域の自然と動植物を学ぶ
同社が定期的に行っている会社周辺の環境調査の機会を活かし、地域住民に地元の自然環境を改めて
知ってもらうことを目的として、清田区役所と「清田区ネイチャーツアー」を共催しています。2023年度には春、夏、秋、冬の年4回開催しました。初年度の2022年は清田区在住の小学生とその保護者を対象としましたが、予想以上に好評をいただいたため、翌年には清田区民全員に対象を拡大しました。60代のご夫婦やおひとりの参加者など年齢層もさまざまで、地域の方の自然や動植物に対する関心の高さが伺えました。
ツアーでは、植物・昆虫・鳥類・哺乳類についてそれぞれの専門ガイドの講義を受けた後、会社の敷地内や周辺の緑地を散策しながら自然観察をします。観察会終了後には会社見学を通して、環境に対する同社の取組を解説することで、同社への理解を深めてもらうとともに、自然と共生することの大切さを伝えています。
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