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更新日:2023年5月23日

report08-丸彦渡辺建設株式会社

本社1階ロビーを地域に広く開放ンサートやアート作品発表の場に

2020活動レポート8(丸彦渡辺建設)

2016年、創業100周年事業として開催した特別展

 

十勝・池田町でのパルプ工場立ち上げに伴う機械据付けや原木加工に始まり、高層ビル建築や土木工事など多岐にわたる建設事業を通して100年の歴史を刻む丸彦渡辺建設。『信頼を得ることは何にも勝る』という創業者の思いは脈々と受け継がれ、さまざまな社会貢献活動の場に息づいています。

 

ミニコンサートで「ホッと心が癒された」
参加したみなさんの嬉しい声が励みに

2020活動レポート8-1(サマーコンサート)

感染症対策を万全に開催した、2020年サマーコンサート

豊平区アダプト制度(アダプト・プログラム)に基づく清掃活動や環境美化活動などと並行して、丸彦渡辺建設が積極的に取り組んでいるのが本社ビル1階ロビーを、ギャラリースペースとして無料開放する芸術文化への支援活動です。地下鉄東豊線学園前駅に隣接する本社ビル1階のエントランスロビーは、「まるひこアートスペース和(なごみ)」と命名され、絵画や彫刻などの作品展やクラシックのミニコンサートを開催。地域の人々に心豊かなひとときを提供しています。

これまでに、絵画や立体造形の合同展をはじめ、写真展や人形展などで、多くの来場を集めています。2018年からは100年記念事業の一貫として、農作業をしながらプロをめざす「半農半芸」の若手芸術家をサポート。ギャラリーを無償提供することで、石狩管内における農業の担い手の確保にも貢献しています。空間の広さを活かして、フルートや声楽など、プロの演奏者によるミニコンサートも夏と冬に開催。「昨年の夏には、ソーシャルディスタンスを確保しながら、感染症対策を徹底して無事にコンサートを開きました。演奏する方も聴く方も、久しぶりに生の音楽に触れることができて心が潤ったと本当に喜んでいただいて。この場所でできることが、まだまだあると感じましたし、改めて美術や音楽に触れる場の必要性を痛感しました」とギャラリーの運営を担当する松原さんは語ってくれました。

※アダプト・プログラム

道路清掃などの環境美化活動を希望する企業・団体と区役所が覚書を交わして、協働で地域のまちづくりに取り組む制度。札幌市では、中央・北・東・白石・豊平・清田・西区で実施。登録要件や手続き方法は区により異なるため各区のホームページを参照。

【お問い合わせ】アダプト・プログラムを実施している区の地域振興課まで。

中央区道路環境美化活動

(アダプト・プログラム)

北区アダプト・プログラム

東区まち美化プログラム

白石区まち美化プログラム

(道路清掃活動)

豊平区アダプト制度

清田区アダプト・プログラム

西区アダプト・プログラム

 

アートや音楽と気軽に触れ合えるちと人の交流拠点をめざして

2020活動レポート8-2(担当者)

理事業本部札幌支店土木部長藤さん(写真左)

管理本部総務人事部務グループ課長原さん(写真右)

今後は地域の方のサークル活動や、近隣にある小中学校や高校、大学のクラブ活動の発表にも積極的に活用してもらいたいとのこと。「カワセミの会というアマチュア写真サークルの方が、よく利用してくださっています。みなさんプロ顔負けの腕前で、見ごたえがあります。もっと多くの方にギャラリーの存在を知っていただけるように、外に作品展のポスターを掲示するなど、広報の仕方も工夫したいと考えています」(松原さん)

 

部門横断の「地域貢献推進委員会」を設置し、活動を多角的に推進

2020活動レポート8-3(清掃・環境美化活動)

豊平区アダプト制度に基づく清掃・環境美化活動

1948年に本社を札幌豊平に移して以来、丸彦渡辺建設では建設業の特性を活かして、市内全域にある作業所周辺の清掃や環境美化活動などに取り組んできました。2009年度には社内に「地域貢献推進委員会」を設置し、取組をさらに拡大。雪道の砂まきや、近隣小学校の環境整備など、さまざまな活動を行っています。なかでも力を入れているのが、「さっぽろふるさとの森づくり」です。手稲区山口緑地内の協定地に、アキグミやミズナラなど1800本の苗木を植樹し、2011年に協定を交わしてから現在まで、継続して育樹に携わっています。「誠実に愛情を注いで下草刈りなど手をかけてあげると、樹がしっかり成長してくれるのを実感できます。素晴らしい森になることを期待しています」と齊藤さん。

 

総合建設業ならではの特性を活かした取組で、地域からも厚い信頼

2020活動レポート8-4(社内の様子)

地域との交流で社員のモチベーションアップに

長年続けている町内会の花植え活動では、花苗を提供すると同時に、多くの社員が花植え作業に参加しています。活動終了後には参加した町内会の人々を迎えて、免震構造で建てられた本社社屋の見学会を実施。社屋は災害時には避難場所としても解放することが可能で、非常電源をはじめ食料や飲料水、救出用の機材など、各種防災グッズが常備されています。「大きな地震や水害など、万が一のときに頼れる場所があることを知っていただけると嬉しいです。防災グッズが並ぶフロアには、建築素材や寸法を体感できるパネルなども展示して、ちょっと楽しめる空間になっているんですよ。花植えには学園大や留学生会館の学生さんも参加するので、同じ地域に居ながら普段は接する機会のない人同士、世代を超えて交流できる機会にできたらいいですし、これからもっとそういう場を増やしていきたいですね」(齊藤さん)

 

 

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認定・登録企業一覧

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