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更新日:2023年5月23日

report01-株式会社きのとや

日頃の感謝を込めてかりの地に恩返し

2020活動レポート1(きのとや)

1時間の活動で集めた落ち葉は90リットルのゴミ袋20個分に

 

南郷通に面した創業の地・白石区東札幌をはじめ、市内近郊に11店舗を構えるきのとやは、札幌を代表する洋菓子店です。札幌市民に愛される同社は、おいしいお菓子を通して、売上の一部を寄付するなど、教育支援や白石区内のまちづくり活動をサポートしています。

 

売上の一部を「さぽーとほっと基金」に還元
白石こころーどの清掃活動にも参加

2020活動レポート1-1(白石こころーど清掃活動)

5月と10月の年2回、白石こころーどの清掃活動に参加

きのとやは地域に愛され、札幌市民に必要とされる企業をめざし、さまざまなまちづくり活動に取り組んでいます。そのひとつが「さぽーとほっと基金を通じて行っているまちづくり支援です。札幌生まれの手づくりクッキー「南郷通り」の売上の一部を寄付し、創業の地に感謝を込めて南郷通周辺のまちづくり活動に役立てていただいています」(総務部長田さん)。

※さぽーとほっと基金

札幌市がさらに住みよいまちになることをめざし、市民や企業の皆様から募った寄付を財源に、町内会・ボランティア団体・NPO法人などが行うまちづくり活動に助成することで、札幌のまちづくり活動を支える制度。

【お問い合わせ】札幌市市民文化局市民自治推進室市民活動促進担当課

【札幌市ホームページ】https://www.city.sapporo.jp/shimin/support/kikin/index.html

 

清掃については、市内4店舗でも実施。来店するお客様へのおもてなしとして、店舗周辺のゴミ拾いをお昼の時間帯に30分、スタッフの日課として毎日行っているそうです。「地域の清掃は日々の業務として社員の中に染み込んでいて、一人ひとりの成長につながっていると思います。仕事以外の場でも、ついゴミが気になって拾ってしまうんですよ(笑)」

 

身の丈にあった活動を長く続けることで地域に愛され、必要とされるお店に

2020活動レポート1-2(担当者)

総務部長田さん

こうした地域への貢献には、創業の思いが込められています。きのとやの創業者は、大学卒業後、農業をしていたそうですが、うまくいかず挫折を経験。奥様の父が所有するビルのテナントとして菓子店を開くよう勧められて、何の経験もないまま創業しました。その地が、南郷通りです。

「未経験からのスタートだったので、まずは地元地域の皆さまに愛されなければ成り立たないと考えたのです。どんな活動をするにしても、お客様に喜んでいただけるかどうかを重視することが基本になっています。また社員一人ひとりが、お客様に喜んでいただくことこそが、自分の喜びになるというマインドを持っています。仕事そのものが、社会貢献と言えるかもしれません。地域の方に愛されるお菓子をつくること、また行きたいと思っていただけるお店であることを大前提として、きのとやとして身の丈にあった貢献を長く続けていきたいと考えています」

 

未来を担う学生にエールを送る「きのとや奨学金」

2020活動レポート1-3(「南郷通り」と「札幌農学校」)

売上の一部を寄付する「南郷通り」と「札幌農学校」

「さぽーとほっと基金」の寄付に先駆けて、きのとやでは2005年から継続して北海道大学への教育研究支援も行っています。きっかけは北大OBである創業者の長沼昭夫会長。2004年の台風18号で被害を受けたポプラ並木の再生に役立てるために、『札幌農学校』の名前を冠したミルククッキーをつくり、売上の一部を寄付しています。「商品開発にあたっては、札幌の歴史を語る上で重要な札幌農学校のイメージを壊してはいけないと考えました。札幌市民が誇る冠をお借りするのに恥ずかしくない、多くの人に喜んでいただける素朴な味と、地元を愛する気持ちが伝わるやさしい味わいをめざしました。お菓子には、人を幸せにする力があります。このお菓子が、より多くの人の手に渡ることで、世の中に貢献できるのであればという思いがあり、奨学金という形で寄付させていただいています」

2005年の発売から続く支援は、2017年に累計額が1億円を超え、これを