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更新日:2016年6月30日
医療関係の方へ
肺はもっとも多彩な疾患が発生する臓器です。全身疾患の一部として肺に症状が出る事も多く、どの分野に進むとしても肺に対するある程度の理解は必須です。呼吸器内科は目の前ですぐ結果が出るような派手な手技はほとんどなく、日々の患者さんの病状やレントゲン、検査データを判断し治療方針を決めていく地味な診療が中心ですが、これが本来の内科診療の基本であり、理解が深まるほどやりがいも深まりはまっていくはずです。肺癌、COPD、肺炎等21世紀に患者が急増している領域でやる気のある若い力の参加を待っています。
病棟カンファレンス風景。病棟診療は肺癌が中心、外来は喘息やCOPDが多い。
画面を指差しているのは「やらせ」で何かを見つけたわけではありません。
気管支鏡検査。肺腫瘍に対しては積極的にEBUS-GS(気管支鏡下のエコー、ガイドシース)を用いた擦過や生検をしています。
院内キャンサーボード呼吸器分野。呼吸器外科、放射線治療科、放射線診断科、病理診断科と共同で呼吸器腫瘍の治療方針を決めています。
会議時間よりも懇親の宴会時間のほうが長いかもしれないといううわさのある楽しい(でも内容のレベルは高い)会議です。
肺癌、気管支喘息、肺炎、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎等の呼吸器疾患の診断治療に参加し理解する。
データや画像所見を判断し診断に至るプロセス、さらに治療に結びつく過程を理解し内科的な診療スタンスを身に着ける。
胸水穿刺排液、気管支鏡、胸腔ドレーン挿入等の手技の見学、実施
【週間スケジュール】
月曜日 |
病棟診療、指導医の外来診療に参加 |
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火曜日 |
病棟診療、指導医の外来診療に参加 |
水曜日 |
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木曜日 |
病棟診療、指導医の外来診療に参加 |
金曜日 |
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