市立札幌病院公式ホームページ > 医療関係の方へ > 医師臨床研修について > 心臓血管外科
ここから本文です。
更新日:2013年8月1日
医療関係の方へ
術前のスワンガンツカテーテルをカテ室で、エコー下に穿刺し入れているところ
特に定期の心臓手術時は、術前にIVHだけでなく、スワンガンツカテーテル挿入が必須ですので、1年目から積極的に参加してもらいます。我々心臓血管外科医は、1つの手技を手順良く、一人でできるように教育しております。
術中風景
約半数がこの治療で、残り半数が人工心肺を使った弁膜症、胸部大動脈などであります。また、大血管の治療は開胸、開腹のみならず、ステントグラフト内挿術の症例数も増加しております。あの有名な医龍の世界を知っておくことは、自分の知り合い家族が心臓大血管手術を受けなければならない際に、医師としてアドアイスするのに大きな違いであると思います。
人工心肺とその術中風景
また、一般外科と異なり、手術が専門過ぎで、自分に手術が回ってこないのではと考える研修生もおられますが、当科は年間300例の内シャント手術を行っており、その手術、あるいはカテーテル治療などはやる気がある先生にはどんどんやっていただいております。血管の吻合がどんなものかを是非体験いただき、上手いと思える手術を是非体得して下さい。
素敵な麻酔科、臨床工学士とともに
陽気な臨床工学士達とともに
心臓大血管の手術は、麻酔科、臨床工学士、手術室看護師、循環器内科、皆の協力があってはじめて良い成績を残しています。昨年4月からは循環器内科とも週1回の濃度の濃いカンファレンスを行い、循環器センターへ発展していくことが決まっています。循環器内科の知識も術後管理の楽しさも優しく気さくな指導医のサポートが受けられます。楽しくかっこよく仕事をこなせるように心臓血管外科で研修してみてはいかがですか。
心臓血管外科の気さくな面々
月曜日 |
手術(心臓・大血管) |
---|---|
火曜日 |
検査、血管内治療(シャントPTAなど)、術前合同カンファレンス |
水曜日 |
手術(心臓・大血管) |
木曜日 |
手術(ステントグラフトなど)、循環器センターカンファレンス |
金曜日 |
術前合同カンファレンス |
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.