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更新日:2021年2月24日

見どころ

世界文化遺産

  瀋陽は悠久の歴史に育まれた都市であることから、市内には多くの歴史的な遺跡があり、その中には三つの世界文化遺産が含まれています。
  中国国内には多くの世界遺産がありますが、一つの都市の中に三つ以上の世界文化遺産があるのは、中国では北京を除いて瀋陽だけです。

故宮

  瀋陽故宮は、中国で現存する二つの皇宮建築群の一つで清太祖ヌルハチと清太宗皇太極(ホンタイジ)の皇宮です。東、中、西三つのエリアにわけ、現在旧建築を100軒あまり保有し、面積は6万平方メートルです。

福陵(東陵)

  福陵(東陵)は清太祖ヌルハチと皇后イエルーナーラーの陵墓です。面積は557ヘクタールで、1651年に完成、その後、順治、康熙帝、乾隆帝などにより度々改修が行われ、皇宮建築群を形成させました。正紅門、108●台階(●は足偏に「登」)、方城、隆恩殿、大明楼、宝頂などがあります。

昭陵(北陵)

  昭陵(北陵)は清太宗ホンタイジと皇后ボーアールジージーターの陵墓です。1643年に造営、面積は327.4万平方メートルで、隆恩殿、宝城、宝頂、月牙城、大明楼、大碑楼、方城、隆恩門、大紅門、石碑坊などがあります。

名所・旧跡

  瀋陽は市内に数多くの名所旧跡、博物館、美しい自然、施設設備の完備した広大なリゾート地があり、多様な観光資源に恵まれた中国国内でも著名な観光都市です。

張氏帥府博物館

  張氏帥府は奉系軍閥首領 張作霖の長男・張学良氏の官邸と私宅です。1914年に建てられ、敷地面積は3.6万平方メートルです。東院、中院、西院と院外など独特な建築群から構成し、三進四合院、大青楼、小青楼、紅楼群、辺楼群、辺業銀行、帥府事務室、趙四小姐楼などがあります。

「九・一八」歴史博物館

  「九・一八」歴史博物館は瀋陽柳条湖地区、すなわち「九・一八」事変現地付近に位置し、「九・一八」事変を紹介する博物館です。敷地面積は3.5万平方メートルで、7か所の展示室があります。

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