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みなさん、こんにちは。今回は、大田市の買い物事情について紹介したいと思います。
韓国というと、明洞や東大門市場、南大門市場などでのショッピングが有名ですが、大田市にもウヌンジョンイ(銀杏洞)と中央市場というショッピングの中心地があります。ウヌンジョンイは、ちょっと小規模にした大通といった雰囲気で、衣料品店が立ち並ぶ街です。すぐそばには地下鉄と連結している地下街もあり、まさに札幌を思わせる場所です。一方の中央市場は、生鮮食料品から衣服、日用雑貨まで、小さな商店が立ち並ぶ韓国らしい市場です。 日用雑貨や韓国らしい食材が所狭しと並ぶ様子は、見ているだけでも十分に楽しめます。
【ウヌンジョンイ(銀杏洞)の街並み】 【中央路の地下街】 【アパートの露店】
ともに、夕方や週末になると大田市全域から市民が集まると言われていたそうですが、行政機関の移転や大型ディスカウントストア、デパートの増加などの影響により、かつてほどの賑わいは無くなってしまったとのこと。しかし、ウヌンジョンイは画廊などを中心としたアートの街に変わりつつあり、スクリーン式のアーケードを作り、アートとの融合で賑わいを作り出す計画も進んでいるそうです。
【大型ディスカウントストア】 【ディスカウントストアの店内】
普段の買い物は、大型ディスカウントストアが主流です。車で来店する人が多く、大きなカートでまとめ買いをしていきます。売り場などは日本と似ていますが、海苔やキムチなど韓国らしい品揃えが豊富なのはもちろん、サービスを見ても、日本では2個買うと安くなるのに対し、韓国では2個買うともう1個ついてくるなど、ところどころで日韓の違いを感じることができます。
また、韓国で良く見かけるのが露店や屋台です。人の集まる大きな道路沿いやアパート横では、今川焼きや鯛焼きに似たおやつから、海苔巻きやトースト、串焼きといった軽食、さらには野菜や魚まで、実にさまざまなものが売られており、通りかかった人たちが気軽に購入していきます。こうした露店は、減少傾向にあるそうですが、アパートなどでは、週に1回ほど露店市も開かれており、露店が地域に根付いている様子が伺えます。
【露店】 【中央市場の焼き海苔店】 【露店の軽食】
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