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札幌市にとって、大田広域市は最も近く、新しい姉妹都市です。両市の交流は、2003年に共通の姉妹都市であるロシア・ノボシビルスク市の開基110周年記念事業において、大田市長から札幌市との姉妹都市提携の提案があったことがはじまりです。札幌市と大田市は都市の規模や産業構造など多くの共通点があることから、大田市長の提案を皮切りに、2004年には「経済交流の促進のための覚書」が結ばれたほか、青少年、芸術・文化など様々な分野で盛んに交流が行われました。こうして姉妹都市提携に向けた機運が高まる中、2010年10月22日に、札幌の地で両市長が調印を行い、姉妹都市提携が実現しました。札幌市にとって実に20年ぶり、5番目の姉妹都市が誕生した瞬間でした。
姉妹都市提携調印式の様子
姉妹都市提携を記念した動物交換
円山動物園から贈られたリスザル、大田オー・ワールドから贈られたブチハイエナ
姉妹都市間で少年少女を相互に派遣し、各種交流を通じて相互理解と友好親善を深めるとともに、国際的視野を広め、豊かな国際感覚を身に付けることを目的として実施している事業です。1991年度から札幌市とロシア・ノボシビルスク市との間で開始しましたが、2010年に札幌市と大田広域市が姉妹都市となり、それぞれの都市が相互に姉妹都市提携を締結したことから、2011年度から大田広域市が加わり、3都市持ち回りで毎年開催しています。
姉妹都市提携の翌年2011年から、「さっぽろ雪まつり 国際雪像コンクール」に大田広域市チームが参加しています。彫刻家で構成される大田チームが作る雪像は大変ユニークかつ魅力的で、2014年には優勝も果たしています。
2014年の大田チーム優勝作品:メビウスの地球
札幌市民の方々の大田への関心を高めることを目的に、定期的に市内で大田市のPRパネル展や各種イベントを開催しています。2017年2月には、クォン大田広域市長の札幌訪問に合わせ、札幌国際プラザで市民向けイベント「大田のゆうべ」を開催しました。イベントには大変多くの市民の方々にご参加いただき、大田市訪問団によるまちの紹介、大田市立燕亭(ヨンジョン)国楽院による韓国伝統舞踊の公演、大田大学へ留学経験のある学生からの発表などを行い、大いに盛り上がりました。
大田市立燕亭(ヨンジョン)国楽院による韓国伝統舞踊の公演の様子
姉妹都市提携を受けて、両市の交流の一環として2011年~2014年にかけて職員の相互派遣を行いました。派遣職員は両市の国際関係部署に配置され、互いのまちづくりについて学び合うとともに、姉妹都市交流の礎となるべく両市の職員間の信頼関係を築き上げ、大いに活躍しました。
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