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更新日:2021年2月24日

第3回 大田だより

みなさん、こんにちは。今回は、8月7日から9日まで大田広域市で行われた「姉妹友好都市青少年交流サッカー大会」に、札幌チームも参加しましたので、その模様を紹介したいと思います。

今回の大会は、大田市が姉妹・友好都市との交流を深めようと、札幌、ロシア・ノボシビルスク、中国・済南、南アフリカ・ダーバンから15歳以下のサッカーチームを招聘し、それに地元の大田を加えた5チームでの交流戦を行うものです。札幌からは、中体連の選抜チームが参加しました。

大会前日である8月6日に各国選手たちは韓国入り。ちょうどこの頃、韓国では最高気温が35度近く、夜でも25度を超える猛暑が続いており、空港についた札幌チームの選手たちも暑さと慣れない環境で若干疲れ気味のようでした。

仁川空港到着

大会初日。快晴の中行われた開会式に続き、大会のオープニングゲームは札幌と地元である大田の対戦でした。この日も暑く選手たちのコンディションが心配されましたが、地元の体育協会の人も唸るほどの熱戦を繰り広げ、見事札幌チームが2対1で勝利。後で聞いたところによると、大田の参加チームは、地元のプロサッカーチーム「大田シチズン」のジュニアユースチームで、全国的にも強豪として知られるチームだったそうです。

午後からは交流の時間。メインは各チームの隠し芸でしたが、札幌チームは少女時代のダンスを披露し、会場を盛り上げていました。その後行われた歓迎会では、ヨム大田市長も参加し、サッカーを通じて交流を深めてほしいとの挨拶がありました。

大会2日目。この日は午前に済南、午後からノボシビルスクとの試合が行われました。前日の勝利で勢いに乗った札幌チームは、済南を6対0、ノボシビルスクを6対1と撃破。翌日、ダーバンに勝てば全勝優勝です。

開会式 ノボシビルスク戦 済南戦

そして、最終日。この日は、まず、エキスポ科学公園にて文化体験が行われました。選手たちは、仮面や皿のペイント、アクセサリーづくりといった文化体験を楽しみ、いよいよ午後からダーバンとの最終戦です。ダーバンは攻撃が得意な選手がそろったチームで、札幌チームは前半に一瞬の隙をつかれ先制点を許します。しかし、後半に入ると完全に札幌チームのペース。3点を連取し、見事3対1で全勝優勝を果たしました。

大田最後の夜、歓送会に先立ち韓服体験の時間がありました。色とりどりの韓服を着て、はしゃぐ選手たち。次第に各国選手たちの距離も近づいたように感じます。歓送会では表彰式も行われ、札幌チームは優勝トロフィーとMVPのトロフィーを獲得しました。その後は、大田シチズンの試合観戦です。札幌チームは、ダーバンチームからもらったブブゼラという笛を吹いて盛り上がっていました。

韓服体験 表彰式 文化体験

10日は韓国体験。大田市内でテコンドーを体験をした後、大田市を離れ韓国民族村を見学。翌11日に各チームは帰国していきました。

大会期間中は暑さが続き、サッカーをするには厳しい環境でしたが、札幌チームの選手たちは非常にのびのびと過ごしていたように見えました。異国の地で、異国の文化に触れ、4カ国の選手たちとサッカーを通じて交流できたことは、選手たちにとって非常に貴重な経験となったのではないかと思います。

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