市立札幌病院公式ホームページ > 診療科・部門 > 各部署(病棟・外来)紹介 > 9階東病棟
ここから本文です。
更新日:2022年4月20日
この度、2021年11月24日から再開しておりました立会い分娩を2022年1月12日より一時中止することになりました。市中の感染者数の増加に伴い、感染対策に関する条件である札幌市中の新規感染者数が10万人当たり15人以上となった場合に相当するためです。どうぞ、ご理解くださいますようよろしくお願いいたします。
立会い分娩を2022年1月12日から一時中止します
令和4年(2022年)1月1日
市立札幌病院 産婦人科部長 平山恵美
令和3年(2021年)11月17日
市立札幌病院 9階東病棟
011(726)2211
この度は、新型コロナウイルス感染症対策にご協力いただき、誠に感謝しております。
皆様が、妊娠中から少しでも出産や、産後の入院生活への不安や疑問を解消して入院することができるよう、母親教室、ファミリークラスで使用している資料を掲載することといたしました。ぜひ、ご活用ください。
尚、この資料の内容に関する質問等は、平日日中のみ対応が可能です。
9階東病棟までご連絡ください。
令和2年4月30日
9階東病棟 看護師長
9階東病棟は、総合周産期母子医療センター産科病棟です。
私達スタッフ一同は、患者さんやご家族と誠実に向き合い、患者さんにとって最善を考え、安全で心の通う看護を実践することを大切にしています。
当院では、切迫早産や前期破水、妊娠高血圧症候群等、様々な疾患を合併した妊産褥婦に対し、妊娠中から集中的に管理・治療が出来るよう、産科と新生児科が連携し、緊急事態に備えるため24時間体制でハイリスク妊産褥婦を受け入れ、高度な医療を提供しています。
私たちは、少しでも長く妊娠を継続し、出産、育児に向けた準備が出来るよう支援させていただいております。出産では分娩方法問わず、産婦さんの出産への思いを大切にしながら、安全に出産できるよう関わります。そして、分娩後のお母さんと赤ちゃんが地域で安心して過ごすことができるよう、妊娠期から外来やNICU、地域連携部門、保健センター等の各関係機関と密な連携をとり、切れ目ない支援を実施します。
令和2年10月末日
10月に開催したマザークラス、ファミリークラスには、約10名の方が参加されました。そして、嬉しい感想を頂きました。ありがとうございました。下記に掲載させていただきます。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() 参加して、疑問や不安を解消でき、また、丁寧に質問に答えてくださり、大変ありがとうございました。参加できて本当によかったです! |
スタッフ一同、嬉しく思いました。ありがとうございました。
このお言葉を励みにしながら、今後もオンラインマザークラス、ファミリークラスを開催し、皆様が出産、育児に対し少しでも不安が解消できるよう努めて参りたいと思います。
11月以降のご予約はまだまだ受付できますので、ご希望の方はお申し込みください。
皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。
マザークラスの参加をご希望の方 mother-class@city.sapporo.jp
ファミリークラスの参加をご希望の方 family-class@city.sapporo.jp
「件名:ファミリークラス参加希望」と記載し、本文に、氏名・参加希望日・分娩予定日・診察券番号・知りたいことなどを記載の上、送信してください。
当院では、妊娠・出産・育児の知識を身につけ、安心してお産に臨むことが出来るよう、ファミリークラスを開催しています。妊娠28週から受講可能となりました。予約は不要です。
特に、立会い分娩をご希望される妊婦さんと立ち会われる方には、お産の経過を互いに理解することにより、2人でどのようにお産を乗り切るか、赤ちゃんをどのような気持ちで迎えるかを考えるきっかけになるので、ぜひ、参加しましょう!
毎月第2日曜日、午前の部、午後の部の2回実施しています。詳しくは、「立会い分娩のご案内」リーフレットを見て頂くか、産婦人科外来でお聞きください。 |
マザークラスは「自分の身体を信じて産み育てる心構えをしよう」をテーマに、妊娠週数に合わせて毎月3回行っています。妊娠中の身体の変化や赤ちゃんの成長、お産の経過や産後の育児について知って頂くことで、不安なく妊娠から出産までの心身の準備ができると考え実施しています。
当院で出産予定の方
※当院で出産される方はどなたでも参加可能です
※予約は必要ありません。当日2階講堂にお越しください
※パートナーの方やお子様と同伴の出席も可能です
毎週水曜日(祝日除く)、13時30分から実施しています。詳しくは、「マザークラス」リーフレットを見て頂くか、産婦人科外来でお聞きください。 |
当院では、お産の時期を家族と共に過ごすことで喜びや苦痛を共有し、夫婦や親子の絆を深め新たな家族のスタートの場として、立会い分娩を実施しています。立会い分娩を実施するには以下の条件が必要となりますのでご注意ください。
※下記の点にご注意ください
私たち助産師は、妊婦さんが、自分自身のからだをよく知り、より健康的で楽しい妊娠生活を送るよう、そして、自分らしい出産ができるようお手伝いしたいと考え、助産師外来を実施しています。助産師外来では、体調のこと、普段の生活のこと、些細な疑問や不安などを聞かせていただきます。助産師と一緒に考えて楽しい妊娠出産育児をめざしましょう。
対象となる妊婦さんには妊娠24週頃医師の診療が終了した、外来助産師からお声掛けさせて頂きます。
妊婦健診は医師と協働で実施させていただきます。
体重測定・血圧や脈拍などの測定・胎児心拍数の確認・エコー・保健指導などを実施します。所要時間は40分程度です。
毎週月曜日・金曜日(祝日の場合は水曜日)に助産師外来を実施しています。詳しくは、「助産師外来」リーフレットを見て頂くか、産婦人科外来でお聞きください。 |
私たちは、産後のお母さんの思いを確認しながら、その思いに沿って、退院後も母乳育児を継続できるよう母乳外来を実施しています。
妊娠期を過ごし出産されたお母様方へ、お祝いとねぎらいを込めて、お祝い膳の提供を始めました。
なお、特別治療食には対応できませんのでご了承ください。食物アレルギーの方へは個別に対応していますのでご相談ください。
≪献立例≫
MFICUは妊娠早期から母体・胎児の管理治療を一貫して行う施設となっています。
集中治療を行うにつき、十分な専用施設と専任の医師及び助産師(患者様3人につき1人以上)が常時勤務しています。部屋は個室となっており、医師の指示により一定期間入床となります。
出産に向かっている産婦さんが過ごすお部屋です。ここは、そばに付き添ってほしい家族の方1~2名程度の方と過ごすことができ、面会時間の制限はありません。
いよいよ出産!
入院生活は、経腟分娩の場合、出産した翌日から5日間、帝王切開術の場合、出産した翌日から7日間の入院となります。
基本は4人部屋。個室(別途8,640円(税込)/日)を希望される方は外来でお申し込みください。ただし、使用状況によりご利用いただけないことがありますのでご了承ください。
起床時間は6時、消灯時間は21時半です。赤ちゃんとは出産した当日から同室となりますが、疲労の程度に合わせて赤ちゃんのお世話をこちらでさせて頂きます。
病棟には35名の助産師が勤務しております。「すべての患者さんや御家族と誠実に向き合い、患者さんにとって最善を考え、安全で心の通う看護を実践します。」を病棟理念として、妊産褥婦さんとその新生児に助産ケアを提供させていただきます。
看護体制はPNS(パートナーシップナーシング)を取り入れ、2人(または3人)の助産師が年間パートナーを組んで複数の患者を受け持ち、対等な立場でお互いの特性、能力を活かしながら、補完・協力し合いケアを行います。そして、パートナーが集まりグループとなり、パートナー以外やグループ外の同僚と補完し合いながら、患者さんにとっての最善を考え、看護過程を展開します。
新人さん 2年目助産師 先輩とペアになり、一緒に患者さんを受け持つので、その場で相談することが出来ます。また、先輩の技を学ぶことが出来ます。そのため、観察方法やアセスメント、助産技術を深めることができます。 |
フレッシュパートナー グループで患者さんにとっての最善な看護を考えるため、色々な視点で患者さんを捉え深く考えることが出来ます。その結果、妊娠期から育児期に向けた個別性のある看護過程を展開することが出来、対象者さんの安心に繋げることが出来ました。後輩育成もグループで行うので心強いです。 |
グループリーダー PNS体制になってから、グループで看護過程を展開するためにグループカンファレンスを行うようになり、患者さんにとっての最善な看護を考え、語る機会が増えたと実感しています。メンバーの新鮮な意見や違った視点で捉えた患者さんの思いなどを聴くことで、フレッシュな気持ちで仕事しています。尊重・信頼・与える心などパートナーシップマインドを実践すると、メンバーが意見を言いやすい環境となり、その結果、各々の成長と仕事のやりがいにも繋がっています。 |
助産師の実践能力が、就業先によって経験に差が生じている現状があります。日本で出産する女性と生まれてくる新生児に専門的な助産ケアが提供できるために、どこに就業していても、同じような実践能力を保持することを保証する必要があるといわれています。そこで、全国的に助産実践能力を評価するツールとしてCLoCMiPが開発されました。市立札幌病院総合周産期母子医療センター産科病棟では、認定を受けた12名のアドバンス助産師がいます。安心してケアを受けてもらえるよう、その助産師たちが助産師外来を担当し、病棟スタッフの後輩育成に貢献しています。
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.