市立札幌病院公式ホームページ > 診療科・部門 > 各部署(病棟・外来)紹介 > 10階東病棟
ここから本文です。
更新日:2023年10月24日
10階東病棟は、主に形成外科と眼科の患者さんが入院しています。
熱傷や褥瘡(床ずれ)、悪性黒色腫、糖尿病性足病変など、皮膚を移植する手術や、皮弁手術、切断術などの手術を受ける患者さんが入院されています。
手術後は安静が必要になることが多く、ベッド上での生活が中心になることがあります。ストレスを最小限にして安静を保てるよう工夫しながら、創が早く治るように日常生活の援助を行っています。
毎日、医師と看護師が回診し、創部の状態を観察し処置を行っています。創部の清潔を保つことができるよう、熱傷浴室という専用の浴室を用意しています。創部からの感染を防ぐために、感染対策を実施しながらシャワー浴ができるよう支援しています。
白内障や硝子体手術(網膜剥離や黄斑円孔、黄斑変性症)、緑内障などの手術を受ける患者さんが入院されています。視力不良の方が多く入院されていますので、転倒などのリスクを防ぐために、扉やトイレの場所がわかるように赤い目印をつけ、患者さんが安全に入院生活を過ごせるよう看護しています。
小さな文字などを読むのが難しい患者さんに対しては、看護師が読み上げて説明しています。また、資料の文字を大きくしたり、イラストを用いたり、目で見てわかりやすい工夫をしています。
など、多くの職種が協働しています。
週に1回退院支援カンファレンスを実施し、医師・看護職員・リハビリ担当者・退院支援担当者などの多職種で患者さんの今後の方針について情報を共有しています。