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更新日:2025年7月18日

百日咳

百日咳とは

百日咳は、「百日咳菌(Bordetella pertussis)」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。いずれの年齢でも罹患する可能性がありますが小児が中心です。予防接種により乳児期の罹患リスクを低減できますが、予防接種を行っていない人や接種後年数が経過して免疫が減衰した人が発病することがあります。

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厚生労働省リーフレット(PDF:649KB)

主な症状について

7~10日程度の潜伏期間を経て、風邪症状がみられ、徐々に咳が強くなっていきます。乳児の場合、無呼吸発作など重篤になることがあり、死に至る危険もあります。成人では、咳は長期間続きますが、比較的軽い症状で経過することが多く、受診・診断が遅れることがあります。

感染経路について

主な感染経路は飛沫感染です。患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる細菌によって感染します。

治療方法について

抗生物質による治療が可能です。

予防方法について

有効な予防法は予防接種です。乳児は重症化しやすいため、生後2か月を迎えたら五種混合ワクチン(※)の定期予防接種をご検討ください。また、特に乳児のいるご家庭では、咳エチケットや適切な手洗いなど、基本的な感染防止対策を心がけてください。

※五種混合ワクチン:百日咳・ジフテリア・破傷風・不活化ポリオ・ヒブ感染症の混合ワクチン

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札幌市保健福祉局保健所感染症総合対策課

〒060-0042 札幌市中央区大通西19丁目 WEST19ビル3階

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