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更新日:2024年3月6日

【市民の皆様へ】鳥インフルエンザについて

鳥インフルエンザとは

鳥類に対して感染性を示すA型インフルエンザウイルスによる感染症を「鳥インフルエンザ」と呼び、ウイルスの自然宿主は野生の水きん(カモ)類です。

鳥インフルエンザウイルスは、通常はヒトに感染しませんが、感染したトリや、その排泄物、死体、臓器に触れるなど、濃厚な接触をした場合などにきわめて稀にヒトに感染することがあります。このように、鳥インフルエンザウイルスが、トリ以外に、ヒトやその他の動物に感染した場合も「鳥インフルエンザ」という病名を使用しています。

日本では、鳥インフルエンザを発症した人は確認されていませんが、以下予防策などを参考にして、感染の対策をしていただきますようお願いいたします。

高病原性鳥インフルエンザ

鳥インフルエンザのなかでも、鶏に対して高い病原性を示すものを高病原性鳥インフルエンザといいます。その原因となるウイルスは高病原性鳥インフルエンザウイルスといいます。高病原性鳥インフルエンザウイルスとしては、A/H5亜型のものとA/H7亜型のものが知られています。

鳥インフルエンザにかからないために

野鳥などへの接し方について

  • 死んでいたり、衰弱している野鳥を見つけた場合は、素手で触らないようにしましょう。
  • 鳥の排泄物等に触れた後は、手洗いとうがいをしましょう。
  • 水辺等に立ち寄って、野鳥の糞を踏んだ場合は、念のために靴底を洗いましょう。

死亡野鳥に関する対応等につきましては、死亡野鳥を見つけた場合の注意事項について(北海道)をご覧ください。

死亡野鳥に触れた後、万が一、発熱等の症状がでた場合には、速やかに医療機関を受診し、死亡野鳥に接触したことを医師に伝えてください。

発生地域に渡航される方へ

  • 養鶏場、鳥の羽をむしるなどの処理をしているところ、鳥を売買している市場に不用意に近づかないようにしましょう。
  • 弱った鳥や死んだ鳥にさわったり、鳥の糞が舞い上がっている場所で、ホコリを吸い込まないようにしましょう。
  • 外出先から帰ったらせっけんで手を洗うなど、日常的な感染症予防を心がけましょう。

発生地域から帰国された方へ

  • 発生地域からの到着時に発熱などの症状がある場合、鳥インフルエンザに感染した鳥(死んだ鳥を含む)や患者に接触したと思われる方は、検疫所の担当者にご相談ください。
  • 帰国時には症状がなく、帰宅後に発熱やせきの症状が現れた場合は、医療機関を受診し、鳥インフルエンザの発生地域に渡航していたことをお知らせください。ご不明な点は、最寄りの保健所にご相談ください。

発生地域

以下ホームページをご確認ください。

Q&A

厚生労働省ホームページをご確認ください。

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このページについてのお問い合わせ

札幌市保健福祉局保健所感染症総合対策課

〒060-0042 札幌市中央区大通西19丁目 WEST19ビル3階

電話番号:011-622-5199

ファクス番号:011-622-5168