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更新日:2019年10月17日

令和元年6月4日 (仮称)新MICE施設整備事業(設計段階)

概要

1 実施日時

  • 令和元年6月4日(火曜日) 14時00分~16時20分

2 事業概要

  •  令和7年度(2025年度)に供用開始予定である新MICE施設の整備

3 チェック時期

  • 設計段階

4 チェック場所

  • 会議室(札幌市役所本庁舎地下1階2号会議室) 

5 事業実施部局

  • 札幌市経済観光局観光・MICE推進部観光・MICE推進課

6 チェック実施者

  • 札幌市身体障害者福祉協会 8名(介助者4名)
  • 札幌市老人クラブ連合会 2名

主なチェック内容と市の考え方

意見

考え方

・メインホールがカーペットだと車いすでの移動が大変なので、配慮してほしい。

・カーペットには、毛の長・短など様々な種類があることから、頂いたご意見を踏まえ、カーペットの採否や種類の選定など、今後の具体的な検討を行います。

・受付までは誘導ブロックを敷設し、2階以上のフロアには誘導ブロックを敷設せず、その後は人的対応の方針とのことだが、それぞれの階の動線(エレベーター、トイレ、会議室)に誘導ブロックを敷設して頂けるとありがたい。一方で、誘導ブロックが多すぎると車いす利用者の障害となることも認識しているため、可能な限り対応していただきたい。

 少なくとも4階フロア(エレベーター、メインホール、会議室、トイレ)と1階の展示場への誘導ブロックを検討してほしい。

・ご指摘の車いすに係る課題のほか、会議室の分割利用に起因する課題もあることから、頂いたご意見や課題を踏まえ、誘導ブロックの付設について、検討します。
・ 東側歩道から敷地内横断歩道を横断後、建物入口の数段の階段への誘導ブロックが階段の端につながっているが、階段昇降後は通路真ん中に誘導ブロックがあるので、中心につなげた方が動線はシンプルになる。 ・頂いたご意見を踏まえ、見直します。
・トイレの水を流すボタンが操作盤にあるなら、点字などの表示があると良い。

・点字表示があるものを計画しています。

・それぞれの階のエレベーター入口の操作盤に上下ボタンと現在の階の点字などの表示があると良い。 ・上下ボタンの点字表示があるものを計画しています。現在の階の点字表示はつける方向で検討します。

・階段手すりにも点字表示があると良い。

・来訪者が通常使用する階段については、階段手すりにも点字表示をつけることを計画しています。

・メインホールを3分割で使用したときに、南東側のホワイエ面積が狭い。

・3分割で使用する場合は、メインホール中央に通路が出来るため、南東側のホワイエだけに人が溜まらないと考えています。

・トイレの緊急呼び出しボタンは、倒れた人が押せるように低い位置にも設置が必要(床から300㎜程度)。

 ひも式より押しボタン式の方が使いやすい。

・設置する方向で検討します。

・3階と5階のトイレ個数が少ないように見えるが問題ないのか。

・空調衛生工学会の「衛生器具の適正個数算定法」の中間レベルになるレベル2で個数を設定しています。

・1階エスカレーター横の階段、1階エスカレーター、地下鉄出入口階段、4階南側・北側展望テラスの階段の幅員はどの程度か。

・1階エスカレーター横の階段幅員は約2m、エスカレーターは2人並んで乗る約1m幅、地下鉄出入口階段は約3m、展望テラスの階段は両方とも約2mで考えています。

・一般トイレの中に車いすで入れる大き目のブースが欲しい(車いすで転回できなくても良い)。

・必要とする便器個数との兼ね合いを図りながらレイアウトを含めて検討します。

・介助者が異性の場合、男性用・女性用に入るのが困るため、独立したトイレを用意してほしい。

・地下1階、1階、4階には独立トイレ(多機能トイレ)があるため、3階と5階への独立トイレの設置可否について検討します。

・エレベーターの押しボタン、札幌市の基準だと位置が高く押しにくいので、低くしてほしい(エレベーターの外と中の両方)。

・取付高さの調整が可能か検討します。

・車いす利用者と健常者が同じ様に移動できるのが理想的だが、展望テラスの2階南側から3階西側への移動は階段しかない。車いす利用者はどの様に移動するのか。

・2階南側のエレベーターから一度下りて、施設内のエレベーターを使用して3階西側へ移動する動線となります。

・車いす利用者が会議で何人くらい来る想定としているか、前提条件はどの様に考えているか。

・一般的な国際会議や学会の人数調査はしており、会議室の使い方については想定していますが、車いす利用者の人数調査まではしていません。

 車いす利用者等の来場者数は主催者側で把握されるため、それに合わせた人的対応をしていくのが一般的だと聞いています。

・登壇者等、裏方のバリアフリー対応はどの様になっているか。

 ・  裏側に専用の多機能トイレは用意しておらず、表側の多機能トイレを使用頂くことを想定しています。裏側から表側に出る経路に扉はありますが、段差はありません。
 ・  中島公園駅から施設までのスロープ、幅員6mは必要か。車いす利用者によっては手で掴むことが大変で、手のひらでタイヤを押す方もいる。幅員が1m程度であれば両手を突っ張らせて前に進むことが出来る。幅員が広ければ良いと言うものではない。  ・  6mは地下鉄接続の際に交通局から要求されている幅員です。手すりの配置等については今後検討します。
・車いす利用者や障がい者の避難計画はどの様になっているか。 ・車いす利用者の避難の際は介助を受けて避難をするのが基本的な考えです。また、消防隊の救出活動のための非常用エレベーターを設置しており、そのエレベーターを使用して消防隊が避難させる方法もあります。
 ・国際会議で色々な方が来ると思うが、礼拝室は作るのか。  ・  常設する予定はなく、主催者側で来場者を把握し、仮設で対応することを想定しています。
・中島公園駅から施設までのスロープ、勾配が1/20は緩やかではない。段差解消用のエレベーターは設置できないか。 ・ご意見を参考に、段差解消用エレベーター以外の手法も含め、バリアフリー動線の検討を行います。
・4階メインホールからトイレへの動線が遠い。直接トイレに行ける様に出来ないか。 ・メインホールからトイレに直接行けるようになると、混雑時はメインホールの中に人が並ぶことになりメインホール利用等に支障が生じることから、ホワイエに並べるよう、滞留空間を考慮した計画としています。また、セキュリティの面からも、メインホールとトイレをつなげると入口の他にトイレ経由でメインホールに入れる形となり、メインホールの入退室管理が難しくなると考えています。なお、現状、トイレとメインホールの間には諸設備があり、開口できません。
・トイレについては今まで出た意見を検討した後で、工事までの間に、もう一度議論する機会はあるか。 ・議論の場については、これからレイアウトを考えていく中で、障がい福祉課とも相談をして時期を検討します。
・磁気誘導ループがあると聞きやすくなるので助かる。 ・ご意見を参考に検討します。
・点字は弱視者だとわからないので、コントラストのはっきりした拡大文字で表示してほしい。 ・サインの大きさの検討については、視点距離等を踏まえた計算を行っていきます。頂いたご意見も参考にしながら、サインの用途にあわせた適切な大きさを検討していきます。
・全く聞こえない人はスクリーンに文字を映し出すものを利用しているので、機器を用意しておいてほしい。 ・大きなスクリーンやプロジェクターは標準で用意をする予定なので、対応可能です。
・災害時に難聴者が情報を得られるテロップ表示や赤色灯は各部屋に設置されるか。 ・現時点では設置を考えていませんでしたが、今後、必要性等も含め、検討していきます。

  

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