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更新日:2017年2月9日

平成28年10月5日 白石区複合庁舎等整備事業(施工段階)

概要

1 実施日時

  • 平成28年10月5日(水曜日) 10時00分~11時30分

2 事業概要

  • 現在の白石区役所等を地下鉄白石駅に近接する南郷通1丁目南に移転整備する。

3 チェック時期

  • 施工段階

4 チェック場所

  • 白石区複合庁舎(白石区南郷通1丁目南)

5 事業実施部局

  • 札幌市市民文化局地域振興部区役所整備担当課
  • 札幌市都市局建築部建築工事課、電気設備課、機械設備課
  • 札幌市白石区市民部総務企画課

6 チェック実施者

  • 札幌市身体障害者福祉協会 6名(介助者2名)
  • 札幌市老人クラブ連合会 2名

主なチェック内容と市の考え方

意見

考え方

【トイレ】

・火災時の点滅ライトが背景と同色のため認識しづらい。

【トイレ】

・ランプカバー色の変更の検討をしたが、カバーと本体が一体のため、解体することができず、変更できなかった。また、本体ごと交換する場合は高額な費用が掛かるため、ランプカバーにフィルムを張るなどの対応を検討する。

・洗浄ボタンと非常呼び出しボタンが近いため間違えやすい。

 

・ボタンの配置については、現状からの変更が困難なため、今後の整備において今回頂いたご意見を元に検討したい。

・柱が太く、通路からトイレのサインが見えない。トイレには、急いで行くことがままあるので、解決してほしい。(3・5階を除く。)

・天吊りサインを掲示し誘導することでの対応を検討する。

・多目的トイレの錠が非常に小さく、使用中であるか否かの(赤・青)表示を判別することができない。現状では、異常を示すランプが、使用中を示すランプだと混同してしまう。

・錠の周辺に、「赤は使用中」などの大きく目立つ掲示を検討する。

【1階】

・柱設置サイン(エレベーター等)が高いところに設置されていると認識しづらい。

【1階】

・設置個所によっては、手前に支障物があるときにも見やすいように高めに設置しているサインがある。

・床と壁が白いため、柱の白い部分は目が弱い人には認識しづらい。(特に1階多目的トイレ出入り口付近)

・柱等の仕上げを変更することはできないが、今後の整備において今回頂いた意見を元に検討したいと考える。

なお、柱への色の濃いポスター掲示等で認識しやすくする対応を予定している。

【1階・2階共通】

・トイレの触知板が垂直についており使いづらい。

【1階・2階共通】

・通路側につきだしてしまうと通行に支障があるため、平付の触知版(サイン)を設置している。

・エレベーターへ誘導する点字ブロックが、2基並んでいるエレベーターのちょうど中心部(壁面)に引かれており、当該位置から操作ボタンに手が届かない。少しでも、左右どちらかに寄っていれば良い。

・ご指摘の点字ブロックについては、左に寄せて(向かって左側のエレベーター操作ボタン位置に)再配置した。

・1階と2階のトイレの配置(男・女・多目的)が異なるので、障がい者にとって判断しづらく、間違う可能性がある。

・設計的にも各フロアで同じ配置が出来るのが望ましいと考えるが、建物の構造上や設備配管の納まり上やむを得ず、異なる配置となったものである。サインを目立たせる等の工夫で対応をしていく。

【2階】

・2階保健福祉課には、案内人が必要。

【2階】

・障がいのある方専属の案内人ではないが、これまでと同様、コンシェルジュを配置する。

・男女のトイレ内のレイアウトが同じため、間違って入ってしまう可能性がある。

・男女トイレ共に入り口正面に、大きくピクトサインを設置することで判別がつきやすくしている。

・障がいをお持ちの方が訪れることの多い保健福祉課の所(2階)に誘導ブロックが少ない。現庁舎の保健福祉課と比べても少ないのでは。

・視覚障がいのある方の誘導経路としては、南北のエレベーターを使用して窓口へ誘導することとしている。単純に各窓口へ誘導経路を設けるよりも、最寄りの窓口まで誘導し、ご用事の窓口へは職員やコンシェルジュが案内する方法が良いものと考え、誘導ブロックを配置している。

【地下2階】

・自動ドアの切り文字サインが白文字であるため、背景の白い壁と重なって認識しづらい。

【地下2階】

・切り文字の裏にシート(黒色系統)を貼って白文字をはっきり見て取れるようにする。

・地下鉄側から来たときエレベーターのサインが自動ドアのみのため、エレベーターの位置がわかりづらい。

・現在のサインのほか、別なサイン掲示を増やし、より認識しやすいようにする。

・地下の総合案内板と地下2階の案内板が2つ並んでいるので、見にくい部分がある。

・現状からの変更が困難だが、今後の整備において今回頂いた意見を元に検討したい。

【その他】

・災害発生時に、障がい者や高齢者に対して、どのように対応するか(避難支援等)を検討していただきたい。

【その他】

・要配慮者への避難支援については、職員が周囲の避難者の協力も得て対応することとしている。避難訓練にこのようなシナリオを取り入れ、万一の事態に備えたい。

  

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