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更新日:2023年1月30日

平成23年1月11日 JR白石駅(施工段階)

概要

札幌市では、JR白石駅周辺地区整備事業として、南北駅前広場や自由通路等の整備を実施しています。
このうち、自由通路(1期工事分)が、平成23年1月30日、橋上駅舎とともに供用開始されるのに先立ち、バリアフリーチェックを実施しました。

JR白石駅の図

日時 平成23年1月11日(火曜日)14時00分~16時00分
住所 白石区平和通3丁目北(JR白石駅)
チェック実施時期 施行段階
チェック実施者

8人

  • 札幌市老人クラブ連合会指名:2人
  • 札幌市身体障害者福祉協会指名:6人

(障がい種別:視覚2・聴覚1・音声1・盲ろう1・肢体1)

事業実施部局 建設局土木部
備考 「札幌市福祉のまちづくり推進会議」の委員5人が視察

チェックの様子

概要説明の様子の写真
概要説明の様子

駅舎入口の写真
駅舎入口

案内図(点字触知図)の写真
案内図(点字触知図)

エレベーターの写真
エレベーター

多目的トイレの写真
多目的トイレ

エレベーター案内図(触知図)の写真
エレベーター案内図(触知図)

実施結果

主な意見と対応

主な意見 対応

自由通路から駅舎への誘導ブロックの位置が不適切(誘導ブロックに沿って歩くと、ドアにぶつかってしまう)

誘導ブロック(対応前)の写真

適切な位置に直します。
なお、駅舎側についてもJRに申し入れます。

誘導ブロック(対応後)の写真

案内図(点字触知図)

  • 点字の感覚が狭い
  • 点字の誤字がある
  • 点字の突起が低く、わかりづらい

修正します。

点字触知図の写真

階段手すりのアルミ点字板と手すりとの段差が大きく、ひっかかる

手すり部分にウレタン塗装を施し、段差を縮小します。

アルミ点字板の写真

手すりが途中で途切れている

途切れている手すりの写真1

途切れている手すりの写真2

JR側の工事個所に手すりが設置されていないものですが、複合施設の建築における問題点として、今後の課題とさせていただきます。

エレベーターの車いす用操作盤の高さが高い

エレベーター内車いす用操作盤の写真

整備基準に沿った高さとなっておりますが、手すりの高さとの関係から、この高さとなっているものです。

その他の意見(今後の工事の参考とさせていただきます)

エレベーターロビーの操作盤(拡大)の写真エレベーターロビーの操作盤の写真
  • エレベーターロビーの操作盤は、壁との間が狭すぎる
  • 操作盤のインジケーターを一般用と車いす用に分けた方が良い(写真は2階のエレベーターで、どちらも下行きの呼び出しボタンであるが、一般用ボタンを上行きの呼び出しボタンと誤解してしまう)
  • トイレのサインの写真天井吊り下げの電光サインの写真天井吊り下げの電光サインが、白地に文字になっているのは、見づらい
  • サインが全体的に小さい
  • 多目的トイレの洗面台の写真多目的トイレの便器の写真車いすでトイレを利用する際、正面から前向きに乗り移ると膝がぶつかる
  • 洗面台が高さが、車いす使用者には高すぎる
  • 鏡の位置も高いので映らない
  • トイレは、設計の段階でレイアウトのチェックができたら良い
  • 多目的トイレの開閉ボタンの写真多目的トイレの開閉ボタンの位置が、車いす使用者には高すぎる(外のボタンの位置は、手すりがあるため高くなっているが、手すりのないトイレ内部のボタンも、外の高さに合わせた高さになっている)
  • 階段手すりの点字表示板の写真階段手すりの点字表示板について、アルミ製だと手が冷たいので、テープ状の物が良いという意見と、剥がれづらいので、こちらの方が良いという意見があった
  • 点字表示板の色は、弱視者にもわかりやすいように、黄色等が望ましい

JR側工事箇所についての意見

1.改札横のカウンターは高すぎて、車いす使用者は利用できない

2.多目的トイレが狭すぎ、車いすでは利用できない

3.テナント店舗の自動ドアの入口は、幅が狭く、車いすでは利用しづらいと感じた

バリアフリーチェックシステムの対象外ですが、これらの意見につきましても、JR北海道にお伝えします。

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このページについてのお問い合わせ

札幌市保健福祉局障がい保健福祉部障がい福祉課

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎3階

電話番号:011-211-2936

ファクス番号:011-218-5181