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更新日:2018年4月2日

DVD「さっぽろ学校給食フードリサイクル~食・環境の大切さについて考えよう~」

 【小学校低学年・中学年向け】 「リサイクルするものってなに?」テキスト版

男の子「へー!札幌市では給食から出た生ごみを堆肥にリサイクルする取組をしているんだ!これなら無駄にならないね。」
女の子「んー…。」
男の子「どうしたの、サキちゃん?」
女の子「確かに給食で出た生ごみはリサイクルされてるけど、じゃあ生ごみをたくさん出してもいいのかな?」

男の子「んー。食べられない野菜の皮とかは捨てるしかないよね。だからリサイクルをするのはいいと思うな。」
女の子「うん。捨てちゃっていたものが堆肥に生まれ変わるから、すごい良いと思う。」

女の子「でも、食べ残しとかは、まだ食べられるでしょ。リサイクルするとしても残したらもったいないと思うの。」
男の子「そっか。給食はもともとぼくたちが食べるために作られているもんね」
先生「そうですね。給食はみんなの体を作るための大切な栄養素がたくさん入っています。それを残すのはもったいないですよね。」
先生「それだけではありません。こちらを見てみましょう」


(調理員さんのコメント)
調理員さん「おいしい給食を一生懸命作っています。教室から食べられなくて戻ってくると、とても残念で悲しいです。」

(とうもろこし農家の方のコメント)
「今年も大変おいしいとうきびができました。皆様には大変喜んでもらっているようでございますから、これからも努力して皆様においしいとうきびを届けて参りたいと思っております。」

(たまねぎ農家の方のコメント)
「たまねぎを作る上でですね、一番苦労するのはやっぱり天候です。苦労はしましたけれどもとてもおいしいたまねぎがたくさん獲れました。残さないで全部食べてほしいなと思います。」

 

女の子「給食を作るのってすごい大変そうだね。給食を残しちゃったら、いつも私たちのために一生懸命作ってくれている調理員さんをがっかりさせちゃうんだね。」
男の子「野菜も、時間をかけて農家の人が作ってくれているんだね。残しちゃったら農家の人も悲しいよね。」

先生「給食の食材を作ってくれる人。その食材を運んでくれる人。料理を作ってくれる調理員さん。食べ物のことを教えてくれる栄養士さんや担任の先生など。給食にはたくさんの人が関わっています。給食を食べる時には、そういった人たちへの『ありがとう』の気持ち、そして食べ物への『ありがとう』の気持ちを持って、食べてもらいたいです。」
先生「でもね、無理に食べたり勧めてはいけませんよ」

女の子「うん!フードリサイクルをしていても、食べものを残すのはやっぱりちょっともったいない気がするから、おいしくしっかり食べようっと。」
男の子「僕も、たくさんの人が頑張ってくれて給食ができていることが分かったよ『いただきます』をする時に、そのことを思い出すようにしたいな!」
先生「給食はたくさんの人たちの協力で作られています。『ありがとう』の気持ちで食べましょう。」

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