ホーム > 教育・文化・スポーツ > 学校・幼稚園・教育 > 教育についての取組・計画 > 学校給食 > テキスト版 全学年共通・仕組みの説明「フードリサイクルってなに?」
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ナレーション「みなさんの生活や、食品の工場、スーパー、レストランなどからは、毎日たくさんの生ごみがでます。みなさんが食べる学校給食からも、生ごみが出ています。この生ゴミを減らし、環境を守るためには、どうしたらいいでしょうか。」
ナレーション「札幌市では学校給食フードリサイクルに取り組んでいます。「さっぽろ学校給食フードリサイクル」の仕組を知ることを通して、食と環境の大切さについて考えてみましょう。」
(教室で女の子と男の子が話している。)
女の子「ねぇねぇ。フードリサイクルって知ってる?」
男の子「えーっと…。この前給食にレタスが出た時、先生が言ってたよね。」
女の子「給食の生ごみをリサイクルするんだっけ。」
男の子「んー。でも生ごみをリサイクルするってどういうことなんだろう??」
先生「いいところに気が付きましたね。じゃあ、まずは給食室から見てみましょう。」
先生「朝の給食室の様子です。」
(野菜が積みあがっている様子)
女の子「わぁ!すごい量の野菜!一日でこんなにたくさんの野菜を使うのね。」
(皮をむく様子)
男の子「すごーい!早い!どんどん皮がむけていくね」
(切り落とした部分の映像)
先生「調理員さんたちは捨てる部分をできるだけ少なくなるように、丁寧に作業していますね。」
(処理し終わった野菜くずの様子)
男の子「玉ねぎの皮だけでもこんな量になるんだ!」
女の子「集まるとすごい量になるのね」
(教室での食べ残しを回収している様子)
先生「給食で出る生ごみはそれだけではありません。給食時間に食べられなかった食べ残しも生ごみになるんですよ」
男の子「あぁ。せっかく作ってくれたのに…。もったいないなぁ。」
(教室に映像が戻る)
女の子「給食では、調理くずや食べ残しなどの生ごみがたくさん出るんだね。」
男の子「この生ごみはこの後どうなるんだろう??」
ちっきゅん「ぼくが説明してあげる!」
子どもたち「??」キョロキョロする
(画面にちっきゅん登場)
ちっきゅん「ぼくはちっきゅん!環境のことならぼくにまかせて!給食の生ごみがこのあとどうなるのか、ぼくが教えてあげる!」
「ぼくたちは、食べるために、生き物の命をいただいているよね。これが「いただきます」の意味なんだよ。さっぽろ学校給食フードリサイクルは、このいただいた命を少しでもむだにしないための取組なんだ」
「給食で出る調理くずや食べ残しなどの生ごみは、調理員さんが他のごみと混ざらないように分別をして集めるんだ。そして生ごみ専用のごみ収集車が回収をして、リサイクルセンターに運ばれるんだよ。」
「運ばれた生ごみは微生物の力で発酵・分解されるんだ。発酵が進むように何度も混ぜて空気の入れ替えをしながら、長い時間をかけて堆肥に生まれ変わるんだよ。」
「こうしてできた堆肥は、畑の栄養になって、土を元気にしてくれる働きがあるんだ」
「この堆肥を、給食の野菜を作ってくれる農家の人もに使ってもらうんだよ。そうして、できた野菜がまた給食の食材としてみんなのもとに帰ってくるんだ!」
「みんなも、フードリサイクルについて勉強してみよう!またね~」
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