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札幌市の犯罪情勢でご紹介したとおり、札幌市内で発生している犯罪の約7割が窃盗犯です。日常生活の中で、犯罪被害に遭わないようにするためには、特に窃盗被害に遭わないような対策が重要であるといえます。
窃盗は、侵入盗(空き巣、事務所荒しなど)、乗物盗(自転車盗、自動車盗など)、非侵入盗(すり、ひったくり、車上ねらいなど)の3つに分類することができ、それぞれ注意する点が異なります。また、電話やはがき、封書、電子メールなどで相手をだます「振り込め詐欺(※1)」など、窃盗以外にも、被害に遭わないように普段から気をつけなければならない犯罪があります。
これらの犯罪は、日常生活の中で、被害に遭わないよう常に意識し、ちょっとしたことに気をつけることで、その多くを防ぐことができます。普段どのようなことに気をつけ、犯罪から身を守るべきかを具体的にご紹介します。皆さんも、できることから取り組んでみましょう。
電話やはがき、封書、電子メールなどで相手をだまし、高額な振り込みを要求する詐欺事件が多発しています。「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」「融資保証金詐欺」「還付金等詐欺」の手口があります。
最近では実在の息子を装い電話をかけ、「インフルエンザにかかって調子が悪い」「不倫相手を妊娠させてしまい、示談金が必要だ」「携帯電話を壊して、会社の電話を借りている」「FX等で失敗して信販会社等に借金がある」「今日が返済日だけど、病院にいるので代わりに信販会社に電話してほしい」等と語る手口が多くなっています。
空き巣ねらいは、施錠されていない家を狙うだけではなく、ガラスを破壊して侵入する手口などにより犯罪を行います。犯行時に出くわした場合、強盗や殺人などの凶悪な犯罪に発展する可能性がある危険な犯罪です。
ひったくりは、主に高齢者や女性を狙っています。夕方から深夜、人通りが少なく薄暗い路上で、犯行が多い傾向にあります。ひったくりに遭った際に転倒させられてしまい、負傷することも少なくありません。
ひったくりの被害者の大多数はお年寄りや女性であり、悪質極まりない犯罪なのです。
自宅や外出先の駐車場などで、車の中から現金や貴重品、カーナビゲーションシステムなどを盗まれることがあります。犯人は、車内に荷物を置いている車や鍵のかかっていない車を狙っています。また、鍵をかけていてもガラスを破壊されてわずかな時間に被害に遭うケースが多いです。
自転車は盗難被害に遭いやすく、強盗やひったくりなどの二次的犯罪に使用される場合が少なくありません。
自転車防犯登録についての詳細は
※北海道警察http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/
※公益財団法人北海道防犯協会連合会http://www.do-bohan.or.jp/
ホームページをご覧ください。
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