ここから本文です。
東京以北最大の歓楽街といわれるススキノ。かつてススキノは、「国内で、若い女性が深夜に歩いていても安全な、唯一の盛り場だ」と云われていたことがあります。しかし最近では、悪質な客引きや違法風俗店による被害が後を立たず、薄野地区の犯罪発生率は、面積対比で全道の149倍となっています。札幌市では、地元地域や北海道警察などと連携し、誰もが安心して安全に楽しく過ごすことのできるススキノを取り戻すため、さまざまな取り組みを進めています。
平成17年(2005年)6月、薄野地区は、内閣官房都市再生本部が進める都市再生プロジェクト(第9次決定)「防犯対策等とまちづくりの連携協働による都市の安全・安心の再構築」のモデル地区に指定されました。この指定を受け、札幌市では、同年12月、70名以上の関係者から構成される「クリーン薄野活性化連絡協議会」を設立し、安全で安心なススキノづくりに向け、犯罪防止とまちづくりの両輪によるさまざまな取り組みを進めています。
性風俗店などに女性をスカウトするいわゆる「カラス族」、看板やビラに卑わいなことを書いて性風俗店などに客として誘う行為、さらには卑わいな看板、ポスターなどを堂々と掲げる行為...。楽しいはずの歓楽街で行われているこうした異様な光景は、多くの人たちが迷惑・不快と感じている迷惑行為です。札幌市では、平成17年(2005年)12月1日からこうした迷惑行為を罰則つきで規制することにしました。
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.