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更新日:2023年1月13日

食品の配達代行サービスをおこなう方へ

近年、飲食店などで調理された食品の配達を代行するサービスの利用が広がっています。

食品の配達代行サービスを行う方は、食中毒等の発生を防止するため、以下のことにご注意ください。

基本となるのは、食中毒予防の三原則(つけない、ふやさない、やっつける)のうちの、「つけない」ことと、「ふやさない」ことです。

※配達する食品を調理する際の注意点については、食品のテイクアウト・宅配サービスをおこなう方へをご覧ください。

安全な食品を届けましょう

安全な食品を届けるため、飲食店などから食品を受け取ってから、配達先にお届けするまでの「時間」と「温度」に注意しましょう。

食品について伝える情報がある場合は、配達先に適切に伝えましょう。

食品を受け取るとき

  • 食品それぞれの保管温度帯、消費する期限、含まれているアレルギー物質などについて確認しましょう。
    (口頭で伝えるほか、説明文を渡す場合や、容器に表示する場合があります。)

食品を収納するとき

  • 温かい食品と、冷たい食品とは、互いに熱が伝わらないように収納しましょう。
    (温かい食品と冷たい食品を区別する、保管温度帯別に保温バッグに入れてから収納する など)
  • 容器の破損等により食品が汚染されないように収納しましょう。
    容器の破損は、異物混入の原因にもなります。
    (ベルトなどで容器を固定する、清潔な緩衝材を挟む など)

運搬するとき

  • おおむね、調理から2時間以内に喫食できるよう、すみやかに届けましょう。
  • 自動車で運搬する場合などは、車内温度や直射日光による温度上昇にも注意しましょう。

食品を引き渡すとき

  • 配達先へ伝える情報がある場合は、正確に伝えましょう。
  • 注意点などを記載した説明文がある場合は、確実に届けましょう。

食品は、清潔に取り扱いましょう

食中毒菌やウイルスが付いた手指や調理器具が食品に触れ、汚染されると、その食品が食中毒の原因となってしまうことがあります。
例えば、ノロウイルスは、わずかなウイルスでも発症するといわれています。

  • 体調不良(はき気、おう吐、軟便、下痢など)のときは、配達を控えましょう。
  • 石けん(ハンドソープ)、流水を用いた手洗いを励行しましょう(参照:基本は「手洗い」!)。
    ノロウイルスに対しては、一般的なアルコールでの消毒は効果が期待できないため、注意しましょう。)
  • 運搬に使用するバッグなどは、定期的に清掃、消毒し、清潔に保ちましょう。
  • 配送の際に、食品が崩れてしまった場合でも、食品に直接触ることは厳禁です。

              

 

 

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相談窓口

食中毒については、札幌市保健所食の安全推進課、広域食品監視センター又は各区保健センター健康・子ども課にご相談ください。

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