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更新日:2020年5月14日

第64回札幌市緑の審議会

平成22年10月28日(木曜日)10時から札幌すみれホテルにて、第64回札幌市緑の審議会が開催されました。
審議内容については、以下のとおりです。

議事

事務局から「中間答申に対するパブリックコメントの結果」資料1(PDF:383KB)、「答申(案)札幌市緑の基本計画の改定について」(資料2【ページ下部配布資料参照】)、「保存樹木の指定解除について」資料3(PDF:175KB)の説明を行いました。
「中間答申に対するパブリックコメントの結果」及び「答申(案)札幌市緑の基本計画の改定について」に対する各委員などからの意見概要は以下のとおりです。
また、保存樹木の指定解除については、委員からは「異議なし」ということで了承されました。
このほか、事務局から報告事項として「(仮称)厚別山本公園について」資料4(PDF:783KB)の説明を行いました。

意見概要

中間答申に対するパブリックコメントの結果について

  • 23番から25番の生物多様性に関する意見については、人間と自然界のあり方ということで、大変難しい問題である。審議会の考え方については、札幌圏を含めたみどりという視点から、現段階ではこの解説でよい。
  • 外来種の植物の扱いに関する19番と28番に関して、駅前通りにニセアカシア(ハリエンジュ)を植栽することについて、経緯を聞きたい。
  • 駅前通りの街路樹の取扱いについては、緑を感じる都心の街並み形成計画策定委員会で議論し、樹種を決定している。樹種決定に際しては、もとにあった木を戻せないかということからスタートしている。現状では中央分離帯にハルニレ、両側の歩道にニセアカシアが植わっていた。街路樹を残したまま駅前歩行空間をつくることは困難であり、移植するが戻す時には新しい樹木を植え直すことにした。その際に樹種の変更について議論し、ハルニレについては、環境適用の面を考慮してオオバボダイジュに変更した。ニセアカシアについては、他の樹種も検討過程であったが、札幌の歴史的な経緯などを踏まえて、ニセアカシアを戻す結論となった。外来生物法はその後に施行されたが、当時の審議の中でも、ニセアカシアに対するさまざまな指摘があり、専門委員もそれらのことを意識した上で検討したものである。
  • パブリックコメントでの外来種や生物多様性のご意見については、みどりの基本計画の中で詳しく述べられない事柄であるかもしれないが、札幌市役所として、そうした意見をきちん酌み取ることが大事である。

答申(案)札幌市緑の基本計画の改定について

  • 92ページの壁面緑化の写真を見ると、建物にとって望ましい環境とは言えない。建物に悪さをしないようなツタをはわすなど、総合的に良い方法を考えて欲しい。
  • 92ページの壁面緑化の写真については、別なものに差し替えるなどの対応をしてほしい。
  • 非常に見やすくなりました。ただ、ページ番号などの白抜き部分が見づらく、フォントを大きくするなど見やすくしてほしい。
  • 図を大きく見せることや小さな写真をもっと大きく扱うなど、さらに全体的なレイアウトの工夫をしてほしい。
  • 16ページの「総量目標」の次に続く「~新たに多様なみどりを創出します~」は行を変えたほうが見やすくなると思う。
  • 16ページの目標について、4つの将来像に対して目標が定められているが、4つの将来像が唐突に出てきた感があるので、目標のタイトルに「みどりの将来像」と加えることでわかりやすくなる。
  • 3ページのはじめにの文面について、「動植物相」という言葉を使っているが、動物と植物に関することと受取られてしまうのではないか。無用な誤解を招かぬよう、「みどり」とか「自然」とかに置き換えるべきではないか。
  • 「動植物相」と「自然」はいいと思うが「みどり」は違う気がする。
  • ここは「自然」という言葉に変えることにする。
  • 141ページの委員名簿について、「その他」という区分に違和感がある。
  • この名簿から区分をとったほうがよい。
  • 19ページの「施策の方向性」から「計画の進行管理」については、もう少しシンプルになるとわかりやすい。
  • 48ページのカーボンオフセットについて、他の市町村と連携して進める必要があり、「~市民、活動団体、企業と~」のところに他の市町村的な文言を加えたほうが現実に即しているのではないか。
  • 7ページの写真の出典は、写真の下に入れた方がわかりやすい。
  • 6ページの「オープンスペース」の注釈は7ページで初めて出てくるので、こちらに移した方がよい。
  • 22ページの「さっぽろタウンガーデナー」の注釈の文章について、「を」が繰り返されているので、「まちづくりに」としたほうがよい。
  • 31ページのみどりのネットワーク図は、14ページのみどりの将来像図の色と揃えたほうが見やすいのではないか。
  • 例えば、活用編の72ページのタイトルは、73ページのタイトルよりも1行上げるなどして、強調した方がよい。
  • 141ページの委員名簿について、第15・16次委員の上下を揃えたほうが良い。
  • 二酸化炭素とCO2が混在しているので統一したほうがよい。
  • 47ページの「刈草などを木質系バイオマス燃料」について、草は草本系のバイオマス燃料なので「木質系」を削除したほうがよい。
  • 48ページの「カーボンオフセット」の注釈について、ここではカーボン=二酸化炭素になっているので、誤解のない表現を検討して欲しい。
  • 全体的にページの上が空いて下が詰まっているので、レイアウトを考えて欲しい。
  • 18・19ページで、同じ色で包み込むのは「みどりの将来像」「計画の柱」「推進プログラム」までで、「施策の方向性」「計画の進行管理」まで同じ色で包み込むものではない。
  • 基本理念から出ている矢印に色がついているのは誤解を招く。
  • 14・15ページ、70ページなどの図について、タイトルのあとに少し解説があると図の理解が進む。
  • 参考資料で都心部の緑被分布調査の調査方法が記載されている。都市計画区域と市街化区域で調査精度が違うのであれば、調査方法を記載するべきではないか。

配布資料

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