緑の審議会緑化・風致専門部会
第2回緑化・風致専門部会報告について
平成13年5月21日
札幌市緑の審議会緑化・風致専門部会
部会長-越澤明
平成13年5月15日開催いたしました第2回緑化・風致専門部会において、風致保全方針案、風致地区の種別の指定案、緑保全創出地域の指定案に関する検討を行った結果、全体としては適切な内容でありましたが、下記の点について論議がありましたので報告いたします。
風致保全方針案について
- 平成12年5月改正の都市計画法に基づく政令が改正される予定であるので、この政令と今回の条例に規定される風致地区制度との関係を、緑の審議会総会において報告することが望ましい。
- 斜面型建築物に対する規制内容の記述が、このままでは難解であるので、これに対するイメージ図等を掲載することが望ましい。
- 大通風致地区、創成川上風致地区、東月寒向ヶ丘風致地区の第4種風致地区においては、現行制度において許可の基準を緩和しており、本方針においても緩和することとしているので、この考え方を規定しておくことが望ましい。
- 本方針については、今後の土地利用状況の変化や社会経済状況の変化に合わせ、必要に応じ追加改訂を行うものであり、この旨本方針に記述することが望ましい。
風致地区の種別の指定案について
その他
- 新条例における「物件」の定義に関する法制上の解釈について明確にする必要があり、緑の審議会総会における報告を求める。
- 新条例に基づく規制内容のうち、特に高さに関する制限については、用途地域との関連において現行用途地域の規制より強化される地区が生じるが、このような地区について緑の審議会総会において具体的に報告することが望ましい。