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更新日:2020年5月14日

第59回札幌市緑の審議会

平成21年3月18日(水曜日)10時から札幌すみれホテルにて、第59回札幌市緑の審議会が開催されました。
審議内容については、以下のとおりです。

報告事項(資料2)

以下について、事務局から報告いたしました。

  • 前回の審議会のとりまとめ
  • 仮称厚別山本公園

議事

資料3「幌市緑の基本計画改定・みどりの将来像」(PDF:89KB)について、各委員からご意見がありました。
その概要を以下のとおりご紹介いたします。

意見概要

みどりの将来像について

将来像全般
  • 社会の状況と将来を意識してポイントを絞るべきである。新しいみどりの将来像は、世の中のキーワードになっている「人づくり」「環境」「まちづくり」「歴史」「安心・安全」がわかりやすく網羅されている。
  • 「地球環境を守り、私たちと自然が身近に共存するみどり」「街並みに映え、私たちの札幌を象徴するみどり」「私たちの歴史と文化が香る個性豊かなみどり」はみどりをどうするか、「私たち市民が守り育むみどり」はそれをだれがどのように支えるか、「私たち誰もが安心し活用できる人に優しいみどり」は実際にそれをどのように利用するかという話であることから、全体をどのように関連づけて取組の方向性などにつなげていくかが重要である。
  • みどりの将来像を考える視点で、全てに「まちづくり」という言葉がついている。みどりづくりが環境づくりにつながり、札幌市のまちづくりにつながる。それが私たちの目指す姿「環境首都・札幌」につながる。
  • 5つの新しいみどりの将来像と4つの方向性がマッチしていない。
地球環境を守り、私たちと自然が身近に共存するみどり
  • 地球環境という言葉は、これまでの議論になかったので唐突感を感じる。
  • 市民に呼び掛けていくという意味合いもある将来像のため、伝わりやすさという点でも大きな意味を持ち、訴えやすい言葉を使うことも必要。
  • 「環境首都・札幌」宣言により札幌市がどのような取組をして、それとみどりの将来像がどのように関わるのか議論することが必要。
  • CO2、地球環境のためというと、樹を植えれば良いということばかりが前面に出てしまうことに不安を感じる。

取組の方向性について

取組の方向性全般
  • 「ボランティアの人づくりと活動支援の充実を目指す」をリーダーづくり、「低炭素社会に向けた森林の保全と活用を目指す」「みどり麗しい都心景観、市街と森林をつなぐみどりの回廊づくりを目指す」は1つにまとめ、「既存施設の魅力と機能を高め、誰もが活用できる公園緑地づくりを目指す」を心と身体の安全・安心とまとめてはどうか。
  • 生態系は、「低炭素社会に向けた森林の保全と活用を目指す」「みどり麗しい都心景観、市街と森林をつなぐみどりの回廊づくりを目指す」両方を貫くテーマなので一緒に論じるべきだが、アクションプランに軸足を置くならば、別にしたほうが良い。また、これまでの議論で「身近なみどりづくり」が大事だという議論をしてきている。
ボランティアの人づくりと活動支援の充実を目指す
  • ボランティアをただやってほしいという印象を受ける。啓発、教育していくという視点を盛り込む視点が必要。
  • ボランティアを拡充することが協働ではなく、協働への取組の方向性や内容を考えていくことが必要。
「低炭素社会」に向けた森林の保全と活用を目指す
  • 札幌市にとって草原は重要な環境の一つであるので、ぜひ計画に入れるべき。
  • 生態系の保全に関しては、低湿地帯の保全を視野に入れるべき。
  • 環状グリーンベルトに加え、もっと広域的な視点も入れるべき。
  • さまざまな観点から森林を整備する結果が、炭素吸収に貢献するのであるから、低炭素社会に向けた森林保全ということが前面に出てくるのは馴染まない。
  • 森林を守ることが低炭素社会につながるには、長い時間がかかる。
みどり麗しい都市景観の創出と、市街地と森林をつなぐみどりの回廊づくりを目指す
  • 「みどりの回廊づくり」という言葉は良いと思う。それが、森林だけではなく、札幌の環境に即したみどり(草原、湿地、川など)を含めて、「札幌本来の生態系ダイナミズムを取り戻していく」ということを掲げても良い。
  • 国は今後、京都議定書だけではなく、生物多様性に関しても、自治体に対して具体目標を求めるようになる。生態系保全計画は難しいが緑の基本計画の中でもちりばめることが必要。
  • 木が多くなる反面の問題(管理費、枝葉に対する苦情問題など)を含めて議論することが必要。
安心して活用できる人に優しいみどりづくり
  • 市民一人一人が動いてもらうためにはどうしたらいいか考えていきたい。

配布資料

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