ここから本文です。

更新日:2025年6月4日

展示室にっきWEB版(2025年度)

花だんの植物が育っています!

博物館活動センターでは、札幌にゆかりのある植物を花だんに植えています。
「花豆のタネをまこう」ワークショップでタネまきをした芽が出始めたところですが、他の植物も見ごろです!

ギョウジャニンニクの花
写真の白い玉のようなものは、ギョウジャニンニクの花です。
果たして種はできるのか楽しみです。
となりのスズランも、元気に咲いています!

ホップの近景

中でも一番の「暴れん坊」はホップ!

5月初めにはツルがにょきにょき伸びて、まるで「ヤマタノオロチ」のようになっていたのですが、学芸員が適切に剪定しました。
支柱を立てて、ツルを導いています。

ホップの遠景
澄川駅側からご来館の際は、平岸高台小学校前の交差点側のフェンスに絡まったホップと、オレンジ色ののぼり旗を目印にお越しください。

 

札幌市図書・情報館で、トークイベントに合わせた出張展示をします!

札幌市博物館活動センターの出張展示を、札幌市図書・情報館の1Fに設置してきました!
大通、札幌駅のどちらからも便利な場所ですので、ぜひ一度ごらんください。

出張展示は2025年7月7日(月曜日)まで。関連のトークイベントも【1】2025年6月7日(土曜日)、【2】2025年6月21日(土曜日)にございます。お楽しみに!

【1】6月7日(土曜日)〈札幌のクジラ化石〉トークイベント関連展示

図書・情報館で出張展示の準備をしている様子1

展示しているのは札幌市からみつかったセミクジラの化石。背骨のレプリカでその巨大さを体感してください。

詳しくは、図書・情報館で「札幌のクジラから探る進化~学芸員の冒険~」を開催します!のページをご覧ください。

【2】6月21日(土曜日)〈札幌のアートと自然〉トークイベント関連展示

図書・情報館で出張展示の準備をしている様子2

同時に植物も展示します!水辺に生えるヨシ、コケ、泥炭をご覧いただけます。

なぜこのチョイスなのかは、山崎学芸員が登場する別イベント、札幌市立大学公開講座「アートにであう『自然・人為・循環』ーアーティストと水草研究者による石狩川をめぐる考察ー」のページをご覧ください。

【3】関連図書の展示

おすすめの図書を展示している様子

図書・情報館の司書が選書した関連図書も展示していますので、それぞれの興味に合わせて世界を広げられます。

 

西岡図書館での「化石のおはなし」、じゅんびちゅう!(2025年5月1日)

田中学芸員の写真

2025年5月10日(土曜日)に西岡図書館でおこなう、「化石のおはなし」会のじゅんびをしています。

 

クジラの指の化石とか、クジラのフィギュアとか、おもしろいものをもっていきます!

ぜひ、あそびにきてください。

くわしくはイベントページをごらんください。

ヤナギの花が咲いていました(2025年4月30日)

ヤナギのなかまの冬芽。ふわふわの毛が生えている。 2024年度の展示室にっきで冬芽(左写真)を紹介した、ヤナギの仲間に花がついていました。
ヤナギの花 館内で展示していますので、ご来館の際はぜひご覧ください!

収蔵資料のデジタル化の事業が受賞しました!(2025年4月18日)

デジタル化事業のトロフィーの写真

2023年度にセンターが協力した収蔵資料のデジタル化に関する事業(下記)が受賞しました。この事業は北海道大学総合博物館が採択された文化庁補助金により、道内外の7館が連携して行ったものです。

 

事業の主旨は収蔵庫にあって常設展示はされていない資料をデジタル化して利活用を図ろうというものです。この事業で製作されたサッポロカイギュウほか海牛類化石の3Dデータ、テングチョウやゴマダラチョウなど昆虫や植物腊葉標本の2Dデータが公開されています。

事業名:文化庁令和5年度文化芸術振興費補助金InnovateMUSEUM事業「多館種連携による非公開資料のデジタル化とオンライン公開による博物館展示機能DX推進業務」

連携館:北海道大学総合博物館、北海道立北方民族博物館、むかわ町立博物館、群馬県立自然史博物館、北九州市立いのちのたび博物館、おたる水族館、円山動物園、札幌市博物館活動センター


みんなの博物館
上記リンク先にて、この事業で作ったデータベースを公開しています。簡単に色々な資料を検索して、見ることができるので、ぜひのぞいてみてください!

 

活動報告展の魅力をご紹介!(2025年4月12日)

開催中の、活動報告展「博物館活動日誌'24」(2025年5月10日(土曜日)まで)について、展示物の魅力を一部ご紹介します!

今回ご紹介するのは、「学芸員の調査・研究」コーナーです。

活動報告展「博物館活動日誌'24」の、「学芸員の調査・研究」コーナー。ほかのコーナーでは、2024年度に寄贈された標本や、調査研究の成果、企画展、イベントについても展示しています。

活動報告展「博物館活動日誌'24」の、「学芸員の調査・研究」コーナー。

 

例えば、「貴重な水草が札幌市のどこで、どれくらい見つかったのか」や、「北海道で見つかったクジラ化石について分かったこと」をまとめた論文と解説があります。

“...なんだか冊子がたくさんつり下がっていて、難しそう?”と思いきや、内容をわかりやすくかみ砕いた解説や、ゆる絵もついています!(解説タイトルはなんと五・七・五だったり..?)


札幌や北海道の自然について分かったことを、博物館活動センターとして地域の皆さんとどのように共有していきたいのか、学芸員の思いが詰まった「学芸員の調査・研究」コーナー。


気になる内容や疑問が生まれたら、直接学芸員にお話を聞くことができるかもしれません。

ぜひ、センターに来てみてください!

 

詳しくは、活動報告展「博物館活動日誌'24」をご覧ください。

 

水草の化石!?(2025年4月2日)

成田学芸員 2025年2月1日(土曜日)に古植物学を専門とする北海道博物館の成田学芸員が、糠平で見つかった植物の化石と、センターにある植物標本を比較するために、来館しました。
植物 葉の形がはっきり残っています。
センニンモ これは、センターに収蔵しているセンニンモという水草の標本。葉の先の形(くびれているところ)が化石の植物とそっくり…!?

成田敦史・乙幡康之.2023.北海道中央東部糠平湖周辺の後期新生代の古植生と古環境:後期中新世十勝

幌加植物群と前期更新世タウシュベツ植物群.地質学雑誌第129巻第1号,289–305ページ.

https://doi.org/10.5575/geosoc.2022.0062(インターネット上でも読むことができます。)

このページについてのお問い合わせ

 札幌市博物館活動センター

〒062-0935 札幌市豊平区平岸5条15丁目1-6

電話番号:011-374-5002

ファクス番号:011-374-5014