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更新日:2025年1月9日

展示室にっきWEB版(2024年度)

アンモナイト入りノジュールへの水かけコーナー(2025年1月9日)

アンモナイト入りノジュールへの水かけの様子

(撮影日:2024年12月26日)

開催中の「北海道アンモナイト化石貴重・お宝コレクション展」(2025年2月1日まで)には、アンモナイトが含まれる岩の塊「ノジュール」に水をかけて観察するコーナーがあります。

乾いたノジュールの表面に霧吹きで水をかけると、アンモナイトがはっきり見えて観察しやすくなります。

アンモナイトといえばぐるぐる巻きのイメージかもしれませんが、割れている向きによって、アンモナイトの断面が違って見えますよ。ぜひ体験してみてください。

実物標本で新年のごあいさつ~ヘビノネゴザとシマヘビ~(2025年1月4日)

2025年にふさわしい標本たち

2025年もよろしくお願いいたします。
今年の干支、ヘビにちなむ実物標本2点を1月末まで展示しています。

 

【見どころ】
シダ植物のヘビノネゴザ(蛇の寝蓙)
ラベルに「エゾシカ」?なぜ?

シマヘビ(教材用プラスティネーション標本)

手に取ってご覧ください。元の縞模様が消えてしまい、白くてありがたい感じに見えます。

 

常設展示ではクジラ化石の巨大さが実感できる頭部(一部)も展示中。ぜひ、企画展とともにご覧ください。

飯島議長が来館されました(2024年12月24日)

札幌市議会の飯島弘之議長が来館されました。企画展「北海道アンモナイト化石貴重・お宝コレクション」展をご覧になったあと、小金湯産クジラ化石や植物などの常設展もご覧になりました。

飯島議長が手に持たれているのは、当センター所蔵の世界で最も保存状態の良いセミクジラ化石の背骨(実物)です。現在、当センターで研究を進めています。

飯島議長とクジラ化石
写真左から武市氏(札幌自然史研究会顧問)、飯島議長、山崎学芸員、田中学芸員

平松先生がブーメランづくりを教えてくれました!(2024年12月21日)

雪の結晶づくりなど、教材開発を行っておられる平松先生(士別市立博物館・特別学芸員、元・福山市立大学)が札幌市博物館活動センターに来館されました。紙で作るブーメランを披露していただきました。学芸員も教材開発には自信があります。平松先生のからアイデアをいただいて、今後の普及教育活動に活かしていきます。

ブーメランを作っているところ 羽にカーブをつけるのがポイント。
学芸員も挑戦! 学芸員も挑戦!
投げるところ 投げるのにもコツがあるみたい。

水槽で発見!新しい仲間(2024年12月14日)

2024年12月14日(土曜日)、展示解説員が水槽内にふしぎなモノを見つけました。

水槽の様子 ちくちくと生えているのは「マツバイ」という水草です。
赤丸ツリガネムシ

マツバイの一部がぼんやりと白いモノで包まれているのがわかるでしょうか?

(左写真の赤丸で囲った部分)

この白い部分を低倍率の顕微鏡で見てみると……

低倍率顕微鏡での様子

動いてる?!?!

で、高倍率になる顕微鏡でもっと拡大してみると、「まち針」のような形がたくさん!

ツリガネムシ拡大

柄がくるくるとねじれながら伸び縮みする動きに歓声を上げるスタッフ達。

調べると「ツリガネムシ」の仲間だと分かりました。
その場にいた来館者も一緒に観察しましたよ。

「いきもののぬりえをしてみよう!」でも「ツリガネムシ」を紹介しています!
ぜひぬってみてください!

※水槽は、2017年の企画展で水草の展示用に使ったものを一部残して、来館者も見られるようにしています。

ミニ展示「ディープな図鑑の世界」と「標本と絵本~ふゆめ~」(2024年11月20日)(一時中止)

11月の開館に合わせ、廊下・図書コーナー前に新しくミニ展示を始めました。

ディープな図鑑の世界

ディープな図鑑の世界

普段なかなか手に取らないような、分厚くて重い専門的な図鑑をピックアップし、読みやすいように展示しました。

どんな図鑑か分かるように、スタッフからの一言メモを付けています。

特に水草の図鑑に付けた山崎学芸員の熱い一言?メモは必見!

パラパラとめくるだけでも楽しめますよ。

標本と絵本・冬芽

標本と絵本~ふゆめ~

冬芽(ふゆめ)の絵本と合わせてアクリル標本を展示しています。

虫眼鏡も用意したので、ぜひ手に取って観察してみてください。

いろんな「顔」が見えてくるかも!

ところで、冬芽って何……?と思った方は、おうちミュージアム「植物たちの冬ごもり~木の冬芽と草のロゼット」をぜひご覧ください。

札幌大学の学生が企画する展示に協力(2024年11月2日)

2024年11月2日(土曜日)、札幌大学の学生が博物館活動センターの標本を借りるため下見に来館しました。

札幌大学には展示室があり、学芸員資格取得のために知識・技術を学んだ学生による企画展も行われています。

実践して初めて気付くことも多いですよね。
(私たちも学芸員として働きながら日々是修行です。)

具体的な標本を見て、さらに展示の詳細を今後練っていくそうです。

札幌大学歴史文化財展示室
https://www.sapporo-u.ac.jp/univ-guide/campus/museum.html

20241102ホップの収穫 展示テーマに関連するというので、当センターの花壇で育てているホップを提供。学生自ら収穫・・・いや、標本採集。
20241102アライグマの毛皮 特別収蔵庫にて、アライグマの毛皮標本(教材用)を採寸中。

小金湯産クジラ化石展示がリニューアル!(2024年11月1日)

研究が進み、チョット新しくなった展示です。
札幌市南区から見つかった、世界で一番保存状態の良いセミクジラ化石の実物化石を、展示しています。
研究も順調に進んでいます。今後にもご期待ください!

クジラ化石展示リニューアル1 クジラ化石展示リニューアル2

 

小金湯産クジラ化石展示がリニューアル!?(2024年10月25日)

クジラ化石展示の入れ替えの様子1

ただいま休館中の収蔵展示室にて、展示の入れ替え作業中です。

博物館ファンの大学生がお手伝いに来てくれました。

クジラ化石展示の入れ替えの様子2

展示物の配置を微調整しています。

これまではレプリカ標本を展示していました。

再開館は11月1日から、お楽しみに!

 

 

このページについてのお問い合わせ

 札幌市博物館活動センター

〒062-0935 札幌市豊平区平岸5条15丁目1-6

電話番号:011-374-5002

ファクス番号:011-374-5014