ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化・芸術 > 創造都市ネットワークの活用 > ユネスコ創造都市ネットワーク(UCCN) > ユネスコ創造都市ネットワーク(UCCN)メディアアーツ分野加盟都市 > 創造都市カールスルーエ(ドイツ)の取り組みについて
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都市名(日本語) | カールスルーエ |
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都市名(英語) | Karlsruhe |
国名 | ドイツ |
加盟年 | 2019 |
加盟分野 | メディアアーツ |
人口 | 312,060人(2019年現在) |
面積 | 173.46km2 |
カールスルーエ市は、ドイツ南西部、フランスとの国境に位置しています。ドイツ国内では急成長を遂げている都市のひとつで、人口約31万2千人、住民の国籍は170か国以上に及んでいます。カールスルーエ市には、連邦憲法裁判所をはじめとするドイツ連邦共和国の最高裁判所が置かれています。本市の人権及び基本的権利へのコミットメントを考慮し、ドイツ政府は、民主主義への積極的な参加を促進する「Forum Recht」という新しい機関をカールスルーエに開設しました。
1715年の設立以来、カールスルーエ市は、都市計画、技術研究、IT・メディアアートなど様々な分野でイノベーションの先導に立ちました。多数のメディアアート分野の機関、市民活動、メディアアーツ及びデジタル文化に関連する各種団体、そして多様な文化創造産業が、カールスルーエの都市構造の特徴となっています。4万人の学生が通う11校の大学のうち、3校が音楽、ビジュアルアートとメディアアーツを専門としています。先見性ある市民の働きかけをきっかけに、「デジタルの21世紀」に向けてアート、科学、テクノロジーと社会の関係を強化するために、1989年カールスルーエ・アート・アンド・メディア・センター(ZKM)が設置されました。カールスルーエは「現代のメディア・コミュニケーションのゆりかご」という評判を得て、世界の現代アート・メディアアート美術館リストの上位に掲載されています。
カールスルーエの文化シーンには、メディアアーツ分野のフェスティバル、展示会やイベントが多いという特徴があります。例えば「Season of Media Arts」、「Globale Digitale」、「Open Codes」、野外ライトアーツ・フェスティバル「Schlosslichtspiele」といったイベントが都市の多様性と創造性を表現しています。カールスルーエでは、メディアアートはあらゆる形で生活の一部となっています。つまり、労働や余暇の時間に、あるいは、公共空間や各種の施設において、市民やこの街を訪れる人が、観客、参加者、あるいは貢献者として、さまざまな革新的な実践に没入する機会を提供しています。
2019年10月に、カールスルーエ市はドイツ初かつ唯一の「ユネスコ・メディアアーツ都市」として、国際的なユネスコ創造都市ネットワーク(UCCN)への加盟を果たしました。
(カールスルーエ市提供)
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GLOBALE DIGITALE、Infosphere: Ryoji Ikeda 『micro | macro』 ©Ryoji Ikeda the planck universe [micro], 2015 (写真提供:ZKM/Martin Wagenhan) |
Schlosslichtspiele 2018: Global Illumination 『The Object of The Mind』 ©Global Illumination, 2018 (写真提供:ZKM/Uli Deck) |
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Kreativgründungszentrum Perfekt Futur, Kreativpark Alter Schlachthof ©karlsruherfächer/Alter Schlachthof, 2016 (写真提供:Karlsruher Fächer) |
Seasons of Media Arts 2020: Aram Bartholl 『Obsolete Presence』 ©Kulturamt Karlsruhe, 2020 (写真提供:Anastasia Ziegler) |
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