更新日：2023年1月5日

創造都市ダカール（セネガル）の取り組みについて

基本情報

都市概要

ダカール市は、様々な文化のるつぼである国際都市です。セネガルの首都として、人口の25％、経済活動の80％を占めており、セネガルのエンジンルームと呼べるほどです。

豊かな伝統と寛容性の文化を受け継いできた創造都市ダカールは、「フェスティバル・オブ・ブラック・アーツ」や「アフリカ現代美術ビエンナーレ」など、大規模な文化イベントの開催都市です。さらに、テオドール・モノ・アフリカ美術館、芸術の村、国立アート・ギャラリーなどの美術館に加えて、ダニエル・ソラノ国立劇場や国立大劇場など、数多くの文化施設を保有しています。これら市内の文化施設は、ダカールの活気ある芸術界とそのコミュニティの多様性を反映するものです。

ダカールは現代都市として、今後の都市開発を見据え、ダカールの文化または社会を代表するアーティストや文化関係者には、表現手段としてメディアアーツの活用を促進することで、自らのイノベーション能力を向上することを奨励しています。ダカール市は、文化・創造性・イノベーションを地域の発展のドライビングフォースとしたいと考えています。

デジタル時代の到来により、アート作品の制作及び展示は、より多くのアクターにとってアクセス可能となりました。「デジタル」は、アート、教育、科学、テクノロジーを交差させる道具でもあります。こうして、ダカールの大きな力であるデジタル革命は、さまざまな芸術部門の出会いを可能にし、人々の表現手段を拡大、多様化しています。
（ダカール市提供）