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更新日:2023年1月5日

創造都市カンピナ・グランデ(ブラジル)の取り組みについて

基本情報

都市名(日本語) カンピナ・グランデ
都市名(英語) Campina Grande
国名 ブラジル
加盟年 2021
加盟分野 メディアアーツ
人口 411,800人 (2020年現在)
面積 620.628 km2

都市概要

カンピナ・グランデ市はブラジル北東部のパライバ州に位置しています。州都のジョアン・ペソアから120 kmほど離れた、人口約411,800人の都市です。人口の590人に一人が博士号を取得しており、ブラジルで最も博士号取得率が高く、これは全国平均の6倍にあたります。有識者によれば、ラテンアメリカに5Gテクノロジーが設置される最初の都市になると予想されています。現在カンピナ・グランデ市には66社のソフト制作会社が所在し、都市全体の月収の20%をしめています。

メディアアーツ関係のイベントなど

  • 16年前から実施しているUEPB(パライバ州立)大学におけるイベント「Comunicurtas(コムニクルタス)」。優れたCMキャンペーンや短縮映画に賞を与えます。
  • インタラクティブデジタルブックの「Despandemia(デスパンデミア)フェスティバル」。2020年9月から12月にかけて開催され、教師6人、ボランティアアーティスト120人、地域の大学生・市民3000人が協力し、女性に対する暴力の問題を直視するミニ・ロールプレイングゲームが16作品創作されました。
  • 2021年に開始した国際メディアアーツフェスティバル「TRIO(Technological Representation of Inter-arts Objects)」UCCNメディアアーツ創造都市である、カリ市(コロンビア)、グアダラハラ市(メキシコ)、ブラガ市(ポルトガル)などを招待しました。
  • 「世界一」の聖ジョアン祭。音楽・ダンス・メディアアーツ等が楽しめる聖ジョアン祭は、バーチャルチャンネルを通してコンテンツを配信しました。

今後の計画

ネットワーク都市における研究者の交流プログラムを予定しています。メディアアーツ学科、コンピューターサイエンス学科などのカンピナ・グランデ連邦大学に属する学生や研究者を対象とした大学レジデンスプログラムです。

また、国際メディアアーツフェスティバル「TRIO」では、UCCNメディアアーツ創造都市が会議を行う機会を提供する予定です。各都市における作品などを発表し合い、想像力の未知なる領域について問題提起を行います。

その他、カンピナ・グランデ市の文化的特徴をあらわした地図の作成も予定しています。スマホのアプリを使用し、都市の文化的特徴などを掲載します。

(カンピナ・グランデ市提供)

カンピナ・グランデの5G通信ラボでの発表 「世界一」の聖ジョアン祭カンピナ・グランデ

配信に向けた聖ジョアン祭の撮影

2020年は新型コロナウイルスの影響により、

聖ジョアン祭がオンライン開催に


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