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【氏名】鵜飼 凌也
【所属】消防局中央消防署警防課
【採用年】平成30年
A.消防署で水槽隊の隊員として勤務し、災害が発生した際にはいち早く現場へ駆け付け、消火や救助、そのほか救急隊の支援活動も行います。災害時の対応だけでなく、建物への立ち入り検査や予防行事を通じて火災予防を呼びかけるなど、様々な仕事で市民の安全・安心な暮らしを守っています。
A.災害現場において最前線で働くことができるところにやりがいを感じます。私は消防吏員として2年目の職員であり、まだまだ経験の浅い職員です。そのため日々の出動や訓練、勉強によって少しずつ自分の力を伸ばしており、できることが増えていくことに喜びを感じます。逆に大変だったことは、覚えることがたくさんあることです。先輩や上司にわからないことを聞き、日々勉強を重ねることで乗り越えることができます。
A.拝命後、最初の6カ月は消防学校に入校します。活動の根拠となる消防法をはじめとする各種法律の授業や敬礼、行進などの訓練、基本的な消防・救急活動の訓練など、消防吏員として働く上で必要な知識や技術を学びます。また、この間は寮生活となり、年齢や出身地の異なる同期が「立派な消防吏員になりたい」という同じ思いを持って共同生活をします。同期と協力し切磋琢磨することで大きく成長することができます。消防学校を卒業した後は各区消防署に配属され、実際に現場に出ながら学ぶことになります。
A.想像以上に市民との距離がとても近い職場だと感じました。行事などで火災予防を呼びかける際には多くの人が真摯に耳を傾けてくれます。また、消防車や救急車を見た子どもが笑顔で手を振ってくれるとこちらも嬉しくなります。市民との距離が近いと感じるほど、信頼を確固たるものにしなければならないと気が引き締まります。
A.今まで経験した職場は現場対応にあたる消防署の警防課、出張所でした。係は主にその署所に配置される隊の隊長と隊員で構成されています。日中は予防関係の仕事や車両に関する仕事、庶務などの様々な仕事をこなすとともに、有事の際に備えて訓練も行うため忙しく過ごしています。しかし、昼食や夕食時、仕事が一息ついたときには先輩や上司と楽しくコミュニケーションを取ることができ非常に良い職場です。憧れの先輩は、消防学校を卒業し初めて水槽隊として勤務したときに水槽隊の副隊長をしていた先輩です。訓練や現場での迅速かつ的確な判断と行動力に憧れました。さらに、その姿の陰には様々な知識を得るために多大な努力をしていたことを知り、その先輩が自分自身の目標となりました。
A.将来、航空隊に所属したいという目標があります。そのためには様々な知識、経験が必要です。簡単には叶わない大きな目標ですが、今できる仕事を確実に行い、少しずつ目標に向かって進みたいと思います。人事異動によっては希望する仕事ができない可能性もあります。しかし、札幌市消防局という組織の中で与えられた仕事は必ずどこかで人のためになります。人事異動で仕事が変わっても与えられた仕事をしっかりと行いたいです。
A.年次有給休暇やそのほかの休暇を利用し、余暇は体を休めることや気分転換のため友達と会うなどして過ごしています。時には、仕事の勉強や体力錬成を行います。消防の場合は休みの日であっても、札幌市で大規模な災害が発生した場合には非常招集がかかる可能性があります。いつでも消防吏員としての自覚を持ちつつ、余暇を過ごすことが大切です。
A.私は札幌で生まれ育ち、この札幌という街が好きでした。札幌に住みながら人のためになる仕事をしたいと考えた際に、困っている人のもとへ第一に駆け付けられる消防の仕事に憧れを持ちました。札幌市は専門的な活動をする部隊や多くの特殊車両を保有しており、人のためになる様々な仕事があります。「札幌市で市民のために働きたい」という思いを実現させるためには、札幌市消防局に就職することが一番だと考え就職しました。
A.採用区分による違いは、給与と昇任試験の受験資格取得のための経験年数です。消防組織を担う消防吏員にも警察官や自衛官と同じような階級制度が存在しております。その階級を上げるための試験が昇任試験であり、昇任と共に責任が伴うため、昇任試験を受験するまでに採用区分毎に必要な経験年数が定められています。
8時45分 始業(勤務交代)
10時00分 予防行事・防火調査
12時15分 昼食
13時00分 訓練、ミーティング
18時00分 夕食
19時00分 事務処理、訓練
24時00分 仮眠、夜間の出勤に備える
8時45分 終業(勤務交代)
※所属や仕事などの掲載内容については、令和元年9月現在のものです。
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